独学トランペッターの結論

俺の愛機QweenBrassのHION ヘビーウェイトモデルカスタマイズ版

何処がカスタマイズかというと、1番スライドを見てもらえれば一目了然でフィンガーリングが付いている。

それだけなら普通にカスタマイズする人はいる様だが、ちゃんとバッチもコーナーに着けていて、全ての管のコーナーにはバッチが着いている。

バッチがどういう効果になるのかは解らないが、俺は単にデザイン的な要素としてしかとらえてないが、重量を増すという事になっているんだろうと思う。

こう言う楽器の仕掛けだが、これは管楽器と木管楽器の違いが理解出来ていればその機能を有効活用する事で楽器の性能を思う存分発揮する方法を見つける事が可能になる。

これが、独学では重要な要素で物事を正確に理解する事で、世の中の全ての事象に対して先生は必要無い。

正しい理解の元、合理的に対応するだけで良いので人に教えられる必要は無く、必然的に同じ事が出来る。

まずは、管楽器には金管楽器と木管楽器という大きな分類がある。

トランペットは金管楽器に分類される。

単に、金属の菅なのか木製の管なのかで分かれているわけでは無く、この大きな分類には明確な違いがある。

一般的にこの分類を検索しても正しい解釈を提示しておらず、マウスピースやリードの違いだの色々と腑に落ちない分類でその考えだと例外だらけで明確では無い。

俺は、この違いを明確にする事が重要で、それは楽器の本質なので、それを踏まえることで自分で扱う楽器でやらなくてもいい事を削り、必要な事に集中する事ができると考えている。

前置きが長くなったが、金管楽器と木管楽器の違いはズバリ、楽器自体が振動して音を増幅させる機構かのか、空気を直接振動させて音を増幅させるかの違いだ。

これで、金属製のサックスやリードを使わないフルートも木管楽器に明確に分類出来る。

いわゆる、ホラ貝は金管、突撃ラッパも金管に分類出来ると言うわけだ。

オカリナは木管、フルートも木管でありこれらは空気を直接振動させて出力する楽器だ。

また、ホイッスルは木管楽器で空気を直接振動させて出力する。

そして、金管には更に固定長楽器と可変長楽器があり、可変長楽器は一般的なトランペットやトロンボーンなどの管の長さをピストンで変える事ができる楽器で、ホラ貝や突撃ラッパなどは固定長の金管楽器となるわけだ。

木管楽器でややこしいのはサックスやフルートで木管なのに金属製だ。

しかし、これらの楽器は空気を直接振動させる機構になっていて、管の穴を開けたり閉じたりする事で中を通る空気の速度を変え周波数を変えて音を出力する。

金管楽器の場合は管に穴を開けると音が出なくなる。

試しにトランペットならウォーターキーを開けたまま鳴らそうとしても音はかすれてしまいうまく音が出せない。

木管の理屈が通るなら、そこで別の音が出力されても良さそうだが、金管楽器は楽器自体の振動を1つの入り口と1つの出口で出力するので管の途中で穴が空いていると空気が漏れて振動が音として伝えられなくなる機構になっている。

ワイングラスに水を入れて縁を指でなぞって音を出すという演奏があるが、それは金管楽器の理屈になり、金管楽器の分類になる。

ボトルの横から息を吹きかけ音を出す場合は、同じボトルの中の水を調整して音域を調整出来るが、これは木管楽器で空気の周波数を直接変化させる機構で仮に、ボトルの中の水を演奏中に可能にした場合、音色を変えることが出来るが、それはボトルの振動では無くボトル内の空気の量を調整して直接空気を震わせているのでボトルの振動は関係が無い。

これで金管楽器と木管楽器を明確に分類出来たので、後は金管楽器の特性を有効にする演奏方法を見つければ良い。

金管楽器は楽器自体を振動させて音を出す楽器なので、楽器の振動をコントロールする必要がある。

その方法がマウスピースで、唇の振動をマウスピースに伝え、そのマウスピースの振動を楽器で増幅させる訳だが、マウスピースと楽器の接点がマウスパイプという事になるのでここが振動の根源という事になる。

HINOの場合はヘビーウェイトモデルでこの部分の肉厚が非常に厚くこの厚みのおかげで振動させるのにパワーが必要になってくる。

厚みのある金属を振動させるのだから当然なので、それを踏まえた息の入れ方が必要になってくる。

吹きやすい楽器はこのマウスレシーバーがかなり薄くなって振動しやすくなっている。

あとは、振動を伝える為にはこののマウスピースとマウスレシーバーの接点を厚くする必要があって、重要なのがマウスピースのシャンクとささっている長さにあるだろう。

俺が良くやるのが、マウスピースのシャンクを磨く事と、マウスレシーバーの中を電動ドライバーにガーゼを巻いて中を鏡面仕上げにする事をやっている。

これでマウスレシーバーとマウスピースの接点は多くなりより振動させ易くなる。

高級なトランペットメーカーのモネットの場合は、トランペット本体とマウスピースをネジ止めすると言う構造になっている事からも解るとおり、この部分が楽器を振動させると言う機構を有効に活用するための手段となるわけだ。

大体、俺の周りでマウスピースのシャンクを磨いている人を見たことが無い。

これが、理屈を理解していない証拠になるわけで、殆どの人が物事の本質を素人せずに言われたまま慣習でやっているだけだという事が良く解る。

アンブシュアについてもそうだが、唇を横に引っ張ってなんていう事をやっているが、それは唇の構造を理解してない事になるので、唇の振動のさせ方についてはまだまだ研究に納得してないので言及しないが、いずれこれも合理的に理解出来れば記事を書いて見ようと思う。

まずは、大事なのは金管楽器は楽器を振動させる楽器で、そのポイントはマウスピースとの接点であるマウスレシーバーにあるという事を書いてみた。