REGALのマッケイ製法モデル

こないだREGALのアウトレット店、ファクトリーストアで見つけた内羽根スウェードのストレートチップだが、普通の方の材料違いで同じモデルだった。

前からビジネス用の革靴はグッドイヤーウエルト式製法に拘っていただけに、マッケイ製法の靴をあまりみてなくて、マッケイ製法の靴はREGALぽくなく非常にスリムで足先も尖っている。

なんかREGALの靴は、ズドンと言う感じに見ていただけに、それがグッドイヤーウエルト式製法の靴の特徴でもあって、コパがはみ出しているからズドン、ずっしりと言う印象だったのかもしれない。

このW21Dは内羽根ストレートチップでマッケイ製法なのでコパの張り出しもほとんどなく非常にスリムな印象があって、REGALじゃねぇんじゃねぇのかと思ったくらいREGALぽくないスタイリッシュ

スウェードの方はスリムシルエットのジーンズにばっちりで、黒は普通に仕事靴として履くわけだが、なかなかスリムで尖っている感がある。

この靴の面白いのは、見た目間違い無くストレートチップなのだが、実はプレーントゥの作りなのだ。

ストレートチップに見える様にプレーントゥにステッチを施してあるだけで、革は貼り付けてない単なるプレーントゥなので、つま先の感じはストレートチップの履き心地じゃ無いなぁと思ったらそういう事だった。

実際に中身も外見もストレートチップの場合は、革を貼り付けて縫い合わせているので、安全靴的につま先部分は少し固めになっているわけだが、プレーントゥはホールカット同様1枚皮で仕上げているので、ストレートチップにはないソフトな履き心地だ。

それでいて、マッケイ製法はので、コパの出方も薄く、トップとソールを直接縫い付けているので雨に日は間違い無く水が浸入するので晴れの日専用タイプとなる。

グットイヤーウエルト式製法とマッケイ製法は靴底を見れば直ぐに確認できて、縫い目が寄り外側にあるとグットイヤーウェルト式製法で縫い目がやや内側に入るのがマッケイ製法なのだ。

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