自炊の超便利な使い方

以前からちょっと気になっていた「自炊」と言う本を電子化する事に興味があった。

仕事で、本に掲載している写真を大量に必要になり、いちいちスキャナーで取り込むのは面倒だと思ったので自炊業者を探してみた。

これがピンキリで、最初にヒットした業者は東京の業者だったのだが、1冊概ね2万円かかると言う見積だった。

他にないか探したら大阪の業者で一冊100円と言うのだ。

なんだこの差は!と思って調べて見ると2万円の業者は1ページ毎に書籍専用のフラットベットスキャナーで取り込むので時間はかかるは金はかかるはと言う事らしい。

100円の業者は本をズバッと裁断してページスキャナーで一気に取り込むと言うのだ。

やっている事は丁寧にやるか自動でやるかの違いで、結果は同じであれば安い方が良いに決まっている。

2万円の業者と100円の業者の仕組みの違いを把握し、スキャン機能的には大差は無く、100円の業者はページの抜けのチェックはしないと言う事で納品してから1週間猶予があって、その間にスキャンミスなどを見つけて再度指示すれば良いとの事だった。

JPGにしても細かい文字までくっきり!

と言う事で100円の業者に頼んだのだが、それは最低ラインの価格で、写真を素材として取り込もうと思ったので通常300dpiの所を600dpi高解像度スキャンを頼んだら2倍の200円と言うことだった。

実際に頼んでみたのだが、そもそも自分でスキャナーで取り込もうと思った作業が200円で済むと思えば費用対効果は絶大で十分役に立っている。

そんな事で自炊の品質を確認出来たことも有り、手持ちの本も自炊してみる事にしたのだが、前に買ったラッパの譜面の本があって、要するに楽譜本なのだが、これを自炊したら取り扱いが非常に便利になって有効に使えると思ったのだ。

そこで、頼んで見たところ、価格改定で一気に高騰して、通常品質(300dpi)の場合、100円だが、これは350p以内で且つA4以下と言う縛りが有る。

譜面もくっきりスキャンOK

残念ながら譜面本はA4よりちょっと一回り大きく、ビックサイズという価格帯で一冊千円だった。

ページ数は103ページで条件は満たしていたのだが、縦に8mm、横に13mm程大きいために、ビックサイズになってしまうが、まぁ千円なら妥協の範囲だろう。

納品はPDFのダウンロードでダウンロードアドレスがメールで届くのでアクセスしてダウンロードするだけだ。

ダウンロードしたPDFは30Mbの結構大容量で中身の文字列検索をする事も可能で、文字列をコピーする事も可能なので専門書なんかは良いかもしれないが、楽譜本の場合はそこまでの解像度は必要無いが余り細かく価格設定が無く、ビックサイズだと高解像度限定になるので、お願いしたわけだ。

この譜面をScanMusic2でOCRにかけるわけだが、PDF対応してないのでJPGに変換する必要がある。

DocuWorksをかなり以前から使っていてPDFのJPG化と言う事で今まで困った事が無かったのだが、一般的にPDFをJPGにする場合はどうしているのかちょっと調べて見ると結構面倒な事をやっているので驚いた。

DocuWorksがあれば、納品されたPDFをDocuWorksに印刷してそのまま画像変換すればそれで終了だ。

AcrobatPROがあればその他の形式で保存でJPGに保存出来るが何れの方法も有料のソフトでDocuWorks8が1万2千円位でAcrobatXが2万6千円くらいかかってしまう。

この手のソフトは普通に持っている場合が多いとは思うのだが、無料ソフトばかり使っている連中はそれなりに何とかしているんだろう。

俺の場合、AcrobatもDocuWorksも有るので、後々管理するのが便利なDocuWorksでPDFをJPG化した。

この譜面は本になっている位なので、相当綺麗に印刷されており、ScanMusic2のOCR性能でもデモ音源を作るには十分取り込める。

ピックアップしていくつか取り込んで見たのだが、9割程度の認識率で、スラーや3連符の修正は必要になってくるが、音価はほぼ感覚で97%位の識音符率と言った感じだ。

なので、MusicScorePRO3で修正するにしてもそんなに手間はかからない。

MusicScore3に取り込むには理由があって、最終的にMIDIデータに変換して保存出来るので、あとでDAWに取り込んでドラムとかの音を重ねてリッチなデモ音源にする事が出来るから結構遊べるのだ。

それと、DocuWorksがあると、MusicScore3でDocuWorksに印刷する事で、PDF化する事も簡単で、メールで仲間に配布すると言った事も容易になり、このところ、音楽環境のIT化が一気に加速して進化したわけだが、もっと早くMusicScore3を導入すればよかったと思った。

それとDocuWorksがあるともう一つ便利な事が出来て、PDFの楽譜を購入した場合、印刷しか許可されてないPDFなので、AcrobatやIllustratorがあったとしてもJPGに変換する事が出来ないのだ。

そこで、購入したロックのかかったPDFをDocuWorksで印刷して再度ロックを外したPDFにして取り扱いを容易にすると言った使い方も出来るので、DocuWorksはお勧めのツールだ。

DocuWorksがあれば何でも出来る!

そう言ったツールが無いとPDFをAcrobatReaderで開いて画面を最大化して画面キャプチャーするらしいのだが、100ページもあるんだよ!超面倒!

俺は絶対そんな辛気くさい事はごめんだな。