バルブスプリングとガイドの交換

純正のへたったスプリングをXOの樽型スプリングに交換するとともに、プラスチックのバルブガイドを俺の好きな真鍮のバルブガイドに交換した。

これ、実は高級キーボードを使う感じとよく似ていて、タッチがすごく軽くなるのだ。

キーボードもメンブレン方式からメカニカルに変えたのは、パリッとした打鍵感が好みだからで、トランペットの場合も、バルブガイドをプラスチックから真鍮に変えることで、バルブの動きがパリッとする...気がする。

スプリングはXOの樽型スプリングがすごく気に入っていて、これは物理的によく考えられた形で、押しはじめは上下の径の小さいスプリング部分が影響するが反発力は少し弱めで、押し込みが軽く、早く押し込める。

押し込みが進むと、大きめの径の反発の強い部分が効いてくるが、既に押し込む力がかかっているので、さほど影響せずに最後まで柔らかい感覚で押し込めるのだ。

これが、ストレートのスプリングだと、押し込みから最後まで反発力は直線的に重くなるので、単に機械的にボタンをおすだけになるのがおもしろくない。

押し込みが軽いと、フィンガリングに当然影響するわけで、軽いけどしっかり戻るスプリングが重要で、XOの樽型スプリングはその条件にピッタリなんだよなぁ。

後は、おまけでバルブスプリングを真鍮に換えてしまうのだが、これは余りおすすめしない。

なじむまで、シャカシャカ金属がこすれる音がするので、ヤスリでガイド部分をちょっとなめらかにする加工をする必要があって、ここをなめらかに削るとなじみやすくなるが、ちょっと面倒くさい。

YTR-739Tの時は、バルブ自体の動きが悪くなりかけていたので、その改善に真鍮に交換したのだが、今回の6320Sに入れたのは、単に気分的な問題で、739Tとタッチ感を同じにしておきたかっただけだ。

YAMAHAの純正ではあるのだが、真鍮のバルブガイドとプラスチックのバルブガイドはその製品の特性で決めるそうで、交換することで音の輪郭が変わると解説されている。

まぁ俺にはその聞き分けが出来ないので、どうでも良いのだが、劣化しないので交換したと言う意味合いが強いって言い過ぎか。