楽譜作成ソフトを使ってみて

元々、この「MusicScorePro3」でバンドで配られた譜面をスキャンして見やすく打ち直すのと、デモ演奏を聴く為に使っていた。

しかし、結構な不具合と操作性に問題があって、安かろう悪かろうと割り切っていたのだが、不具合の出方が致命的で、今は、デモ再生出来なくなったし、ファイルを開くダイアログが表示されない状態で、もう使う気になれなくなってきた。

そこで、KAWAIのスコアメーカーを使わざるを得なくなってしまった。

まぁこの価格差は約10倍で、MusicScorePro3が大体5千円くらいなのに対して、スコアメーカーは約5万円と言う値差がある。

無論、高いのには訳があって、楽譜のスキャン機能に妥協出来ない機能差があるのだ。

ここ最近もらった楽譜が結構汚くて、スキャナーで取り込んでもまともに楽譜にならないのだが、まぁ辛うじてスコアメーカーなら、まだ修正してなんとかしたくなるのだが、MusicScorePro3は左が切れているとリズム譜として認識してしまい、後で変調する事も出来ず、その場合、スキャンで取り込むのは諦めて手打ちするしか無くなるが、スコアメーカーの場合、そうなっても取り込む際にある程度、認識の間違いを調整して取り込み直すことが出来るので、後々の手間の違いがある。

それと、Windows自体の環境の問題だとは思うが、俺のPCに載せていたサウンドボードが壊れて、今はUSBで音を再生していて、元々のサウンド系のドライバーは基盤が壊れたので削除したのだが、この影響で、MusicScorePro3は譜面を再生出来なくなってしまった。

その影響か、ファイルを開くと言う極単純な機能も機能しない有様で、ソフトウェアエンジニア目線でソフトを品評すると、ちょっと作りが悪すぎる。

後は、などもクレームを入れてみたのだが、マウスオーバーで選択する機能は編集のじゃまでしょうがないのでマウスオーバーで譜面を選択する機能をやめて欲しいとクレームを入れたのだが、一向に対応出来ずだ。

これは、譜面を並べて表示している際に、右側の譜面を編集するつもりで、ツールバーの機能を選択した際、ちょっとでも左の譜面の上をマウスが通ると、機能を適用する場所が切り替わってしまうのだ。

なので、編集後、「あっ」と言う事が頻繁に発生してしまうので、いつもやり直しを余儀なくされるので、結局2画面で編集する時、マウス操作にすごくストレスを感じるのだ。

後は、致命的な点があって、細々と画幅の寸法を設定しても、これが記憶されず、毎回同じ設定をする事なってしまう。

これも問い合わせると、空の譜面をテンプレートにして保存して使ってくれとの事だが、スキャンした譜面に適用することは出来ないので、毎回同じ設定をすると言う悲惨のツールになっている。

その点、使い始めたばかりでは有るが、いくつかスコアを編集してみて、スコアミュージックにおいては、そういった理不尽な仕様はなさそうでほっとしている。

また、良かったのは、譜面を再生する段階でもMIDIの楽器を変更する事が出来たり、演奏時に鍵盤を上部に表示させて鍵盤が光ので、キーボードをつないで、キーボードの練習にも結構役にたつのだ。

そういうことで、結局「安物買いの銭失い」になってしまい、MusicScorePro3は使う気になれなくなってしまった。

マウスオーバーで編集対象が切り替わる仕様だけやめてくれれば、それでも慣れている分、使おうとも思ったのだが、そんな簡単な仕様変更も出来ないソフト屋は駄目だな。

色々と問い合わせてみて、会社も調べてみたのだが、ソフト開発はアウトソーシングで音楽のわからないソフト屋に仕様を指定して作らせている様で、それはビジネス的には有りとは思うのだが、その仕様の伝え方などが、ソフト屋目線で見ると、ちょっとあり得ない。

まぁKAWAIがソフト開発している部門があるかどうかも不明だが、会社の規模が違うので、携わるSEやPGの数も違うだろうから、価格の差は仕方が無いのかもしれない。

とはいえ、高いソフトは…………………..まぁいっか。

しかし、スキャナーを使う楽譜OCRは元の譜面の質によるので、完璧に取り込むことは難しい。

となると、ゼロから打ち込んだ方が早いのだが、スコアメーカーはちょっと手動で頑張ったけど打ち込みづらくて、俺の場合MusicScorePRO3の方が操作しやすいので、さくっと打ち込むだけ打ち込んで、PDF化してからその譜面をスコアメーカーで取り込むと後々編集しやすくて便利だった。

出来上がったスコア自体の編集はスコアメーカーの方が断然良くて、各パート毎に音色を設定して、MIDI再生が譜面を見ながら出来るのは良い。

MusicScorePro3だとそこまで出来ないので、一旦midiデータにしてから他の例えばバンドプロデューサーとかその手の音楽ソフトで取り込んで編集する事になるのだが、その場合、音譜光らせながら音が出るわけでは無く、そのまま音源としての利用しか出来なくなってしまう。

楽器の練習と音源を双方維持するには、音符が光りながらデモ演奏出来た方が都合が良いので、ここはスコアメーカーが素晴らしい

スコアメーカーに慣れようと、今、一つの楽譜を打ち込んでいるのだが、使ってみると、トリプルモニターにしているので各パラメータウィンドウを左右に散らしてみたところ、この配置を記憶してくれるので、結構使いやすい事がわかった。

MusicScorePro3ではコピーペーストがどこに張り付くかわかりづらかった事が、スコアメーカーだと貼り付ける前にシャドー表示してくれて好きな位置に貼り付けられるし、その際に音を上げ下げ出来るのでコピペ入力がすごくやりやすくて、これは価格の差がはっきり出ている機能の一つだろう。

このまま慣れてくれば、MusicScorePRO3の存在価値がまったく無くなってきてしまう。

譜面の入力になれたMusicScorePRO3をなぜ使わなくなったかというと、「落ちる」のだ。

切角、ちまちま入力していても、コピペや移動などを繰り返し行っているといきなりエラーが発生して、プログラムが落ちてしまうのだ。

これは、エラー処理がプログラム中になされていないレベルの低いコーディングを裏付ける事に形、スコアメーカーの場合、エラー表示してもプログラムは継続して落ちることは無い。

この辺が、プログラムの設計に明確に現れている様に思ったのだが、色々と比較して気づく事も多く、一つに拘る事無く色々と試して得意部分を生かした使い方をするのが俺の場合は得意としているのだが、もはやMusicScorePro3への弁護の余地が無くなってしまった。

スコアメーカーの操作方法をMusicScorePro3に寄せて行ったわけだが、フォーカス移動で対象が変更されることも無く、思った通りにオタマジャクシを配置出来るし、音符の形状も吹奏楽的音符やジャズの手書き風譜面的音符など変更出来たりとまだまだ知らない機能がありそうだ。

まぁマニュアル読まない俺にしてみれば一つ一つ体験しながら、やってみて出来ない場合、出来る方法を見つけながら覚えていくやり方でマスターしているのだが、まずは、マルチモニターに対応している所で、MusicScorePRO3はもういらないかな。