親指対人差し指

切角なので親指タイプのトラックボールと人差し指タイプのトラックボールで迷っている人の参考のために、レビューしてみた。

親指タイプにはロジクールのMX ERGO、人差し指タイプにはエレコムのM-DT1DRをチョイス

価格差は5千円あって比較するのはおこがましいかもしれないが、まぁこれしか無いので...(定価レベルではさほど差はないんだが)

まず、ホイールはどちらもチルト機能つきだが、DT1は右と言うか上に跳ね上げる操作が堅いので操作しにくい。

どちらも、Macでの操作も想定していたので、チルト操作はカスタムして、デスクトップの切り替えに出来たので、機能的な差は感じないが、とにかく上(右)にチルトする操作がDT1はすこぶる堅くて、まずは減点1

ボタンはERGOが5つでDT1は8個で機能的にはDT1の方が上で、それなりに使いこなすとボタンが多い方が機能が上なのでやれることが多くなるので、ここはERGOが減点1

フィット感においては、ERGOは平おきと20度立たせる事が出来、より手首の角度に合わせていると言うのがEROGの言い分だが、俺の手のひらはそこそこ大きいとは思うのだが、外国人の手のひらに合わせている様で、手のひらの大きい俺にもERGOはあまりフィットしているとは思えない。

DT1はものすごく丁度いいフィット感で、ここはEROGの方が、角度を変えたとしても減点1だ。

次にボールの滑らかさだが、これは、どちらも同じ追従性で思い通りに操作出来る。

後は、親指での操作か人差し指、中指の操作のどちらが良いかと言うだけで、実際に操作した際、親指の場合、クリックする時に直にボールから外せるのでぶれずにクリック出来るが、人差し指だとどうしても上に持ち上げなければならず、指が疲れるので、置きっぱなしになった状態でクリックするので、クリック位置がぶれる率が多く、誤操作しやすいので減点1

まぁここは慣れの問題ではあるのだが、親指タイプは横向きなので直にボールから指を離しやすく、人差し指タイプは指を持ち上げる動作で外す事になるので、物理的にテクニックが必要となってくる。

後は、ボタン操作だが、親指タイプは従来のマウスと同じ感覚で左クリック、右クリックに中指でのホイール操作、チルト操作とボタン操作は従来のマウスと変わらないが、人差し指タイプの場合、親指側にホイール操作、左クリック、中指もしくは薬指側に右クリックと言う割り振りなので、従来のマウスのボタン操作とかなり異なる為、操作感は慣れが必要なので、慣れるまでは面倒な感じがするが、押し心地などは特に違和感なく、ギリギリ妥協出来るかなぁと思ったので減点はなく、従来の操作感との親和性で、ERGOにプラス1ポイント

概ね相殺するとDT1がマイナス1,ERGOがプラス1だが、価格の比較でERGOは減点1するとマイナス1対プラマイ0と言う事で、若干ERGOに軍配が上がるが、使い比べしてみると、元々人差し指タイプの方が操作がしやすそうだと思っていたのだが、クリック時にポインタを止める操作で、親指の方が楽にボールから指を外せて止めやすい事がわかって、市販のトラックボールも親指タイプが多いのが納得だった。

最も、手のひら操作タイプの大型ボールはそれなりに扱いやすいのだろうが、デザイン的に好まないので、その操作感はそのタイプの好きな人に譲ろう。

DT1には同じ形で親指タイプもあるのだが、親指タイプは5つボタンでちょと低機能

普通のマウスからトラックボールに初めて変えるなら、まずは親指タイプの方が慣れるのは早いと思う。

後は値段の差として、ERGOは充電式で、何より2台のPC感を自動的に行き来できるのはスゴく便利で、BlueToothのチャンネルが2つあって簡単に切り替えられるなど、それなりの性能がクール過ぎる。

高機能なERGOは自宅用、DT1は会社用としている。

まぁホイールのチルト操作の面で、DT1はちょっと堅すぎるのが難点

ちなみにMacでDT1を使う際のチルト設定は、Ctl+右、左でデスクトップを切り替えている。

ERGOの設定にはデスクトップの右、左と言う設定が最初から選択出来た。

デザイン的にはDT1の方がカッコいいなぁと思うし結構気に入っている。

何より、フィット感が良く、どちらも今日買ったばかりなので操作感はそのうち変わってくるかもしれない。

自宅でも会社でも使っている時間はさほど変わらないので、どちらの方が操作しやすいかはそのうちわかってくるだろう。

今のところ、おすすめはERGOで、滑らかスクロール機能はぬめーっとスクロールしてくれるのでなんか心地良い。

高速スクロールはどちらもホイールの中クリックで自動スクロール機能があるので、それを操作すれば良いので、操作感の違いは無い。

それと、耐久性の比較も後々出来ると思うのだが、ホイールはERGOの方が軽く操作はしやすいが、DT1のはまわすのもちょっとゴリゴリ感が強いので安っぽい気がする。

そしてチルトが堅いと感じるのは、親指で上に上げる操作がやりづらく堅く感じるのかと思って平らにして操作しても右に傾ける操作はどの指で操作してもやはり堅いので構造上の問題なのかもしれない。

しかし、マウスと違って位置を固定で操作出来る快適さは、普通のマウスではまず味わえないわけで、マウスが端っこにいって、持ち上げて戻すと言う操作を考えると、トラックボールでの操作は合理的だ。

前にも書いたが、元々キーボード操作から、Windows操作になった際、トラックボールでの操作がPC操作の始まりで、それを裏返して今のマウスの原型になった訳なので、ゴムボールのマウスを良く掃除していたのを思い出す。

今は、レーザーマウスが主流なので、どんな材質の上でもスムーズに操作する事が求められるわけだが、トラックボールは固定なので、本体を動かす必要も無く、膝の上だろうが、毛布のうえだろうが、鏡の上でもガラスの上でも固定できれば関係ない。

そういう意味ではマウスパッドもいらないし、やはり操作の原点に戻るのは時代の流れだな。

そういう意味では親指対人差し指と言うよりもマウス対トラックボールになってしまった...

ちなみに、俺のようにトリプルディスプレイで使っていると右のディスプレイから左のディスプレイまでマウスポインタを移動する際、必ずマウスパッドから外れるので浮かせて戻る物理的操作が必要なんだが、トラックボールに変えたことでこの操作が無くなり、ものすごく効率よく操作出来るようになったことから、マルチモニターで使う場合に大きく効果を味わえるともう。