ベストブラスのマウスピース

とうとう買ってしまった...1万7千円...

新品のマウスピース買ったのは高校以来で当時買ったのは6A4aの超浅いカップで当時は吹きこなせなかったのだが、何故か今は良い感じに使えている。

ただ、マニア的には金色が欲しくて高校生で1万を超えるマウスピースは買えなかったし、当時は試奏とかの概念も無く勘でかったのだがならせはするのだが、ちょっと使いづらくて、演奏途中、曲に合わせて代えると音が出なくなってしまったりと不安要素があってあまり使ってなかったのだが、最近練習している曲で千本桜とかあったりシングシングシングのソロまではいってしまって、それが最後に回ってくるので結構体力的につらいのだ。

俺が所属しているバンドは1回で15曲くらいやってラッパは俺しかいなくて途中でサボれないときた...

となると、マウスピースに頼ってしまうわけだが、このベストブラスのマウスピースがかなり良さそうだなぁとは思っているが使っている人が近くにいないし、高い!

そこで、随分前からヤフオクとか中古を探していたのだが、中古でも1万超えだし、使いたい番手がなかったりと、まぁ売りに出すと言う事は使いにくかったのかなぁとおも思ったりする。

俺が試したかったのは7Eで6A4aのやや大きめと言うのに惹かれて、欲しかったが、7Eは中古でも出ないし、他の番手を試しても結局これが欲しくなるだろうと思ったので、思いきってAmazonで買ってみたのだが、通常2万円するのでまぁちょっとは安く買えたし、オークションの中古の価格からすると5千円ほど乗せれば新品が買えると思ったら妥協出来たわけだ。

で、届いて試してみたのだが思った通りでグルーブシリーズはカップが浅いと全長も少し長くなっていて、YAMAHAのマウスピースはどれも全部同じ長さだがそれよりも少しと言うより1cmほど長くなっていた。

それだけの差だが、唇あたりも良いし、自分がうまくなったのかと錯覚する程良い音がなってくれて、マウスピース様々だ。

実際に6A4aと並べてみると、明らかに1cm程長い

それと、これも明らかにスロート径が小さくなっている様に見えるのだが、ベストブラスの方が0.15mm程大きい様だ。(見た目でだまされた)

バックボアはほぼ同じ径に見えるのだが、細いスロートから長いシャンクを通って振動が伝わるだけで、吹き心地は全く異なる。

リム径はベストブラスが0.35mm程大きく、やや大きめと説明にあるとおり、やや大きいわけだ。

練習時にみっちり2時間吹きっぱなしだったのだが、あまりにも音が良いので、ちょっと力みすぎて、後半は唇がしびれて来た感じで音が当たらなくなったが、力みをとって、普通にならすだけで、何故か音が響くのが面白かった。

スロート径が大きくなると音も大きくなるのだが、その分疲れやすくもなるが、その辺のバランスを研究しているようで、唇の振動を助ける為の研究成果が盛り込まれているマウスピースの様で、宣伝文句をそのまま読んでみたが、実際に吹いてみるとそれが実感出来た。

YAMAHAの楽器にはYAMAHAのマウスピースが最もバランスがとれている訳で、抜差管を1cm~2cm抜くことを想定してマウスピースのピッチを合わせている様で、そこに他社のマウスピースを使えば、楽器が想定しているピッチと合わないので抜差管を貫きすぎるか、全部押し込んでも合わないなんて事もあるようで、そのために長くなっているのだとか。

単にカップを浅くするだけでは無く、浅くするとピッチが高くなるので抜差管を抜くわけだが、あらかじめ長くしておくことで、そのままの状態でピッチを合わせられたのも実感した。

重さはYAMAHAの普通のモデルが105gでGPが130g、ベストブラスは140gだった。

色々とマウスピースの模索を続けてきたのだが、これでようやく落ち着いた。

全部の曲をこのマウスピース一本で演奏してみたのだが、高音や低音までなんとか使いこなせそうな気がしてきた。

後はペース配分と、力まずにならす練習をすれば、2時間みっちり吹きっぱなしでも耐えられる気がした。

いつも練習は1時間前に集合で、その間、30分ほど音だししウォーミングアップすると演奏中、2時間もたないので、その分もいれて2時間半吹きっぱなし状態を 耐えられれば、なんとかなる。

結構スパルタで後半にキーの高い曲が集中してきて、まぁ後半に盛り上げる曲をもってくるのでしょうがないのだが、前半を以下に流して後半に唇を維持するかが課題になっている。

なんとか最後まで、全音をきっちり当てて行きたい物だ。

しかし、一人だと、全曲ソロだし、1stと2ndの掛け合いがあると偏ってしまうので、そこはどちらも演奏していて余計に音符が多くてキツくなるのだが、とても楽しい。

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