慰問コンサートのレパートリー

新しく入った市民吹奏楽団だが、やがて1年目経とうとしている。

その間、ご覧の通り51曲をこなしてきたのだが、結構ペースが速い様に思う。

今までは年2回くらいの発表会的なもので1回で4曲程度なので1年で8曲を仕上げていくのだが、ここは1年で50曲仕上げなければならない。

なので、仕上がりは個人の練習にかかってくると言うスパルタ楽団なのだが、老人ホームなんかで演奏するとこのレパートリーが良い感じに歌い出す人もいたりと元気になってくれる様子を垣間見ることが出来て、少しは社会貢献になっているなぁと思うのだ。

アニメの曲は集まったときの子供達に人気の曲で、じいちゃん、ばあちゃんも孫、曾孫と一緒に聞いている様で結構しっている様なのだ。

しかし、これを全部1STパートで、しかもトランペットで演奏するのはかなりキツい

兄弟船とかど演歌なのに、なんでトランペットがメインなんだ!と思うのだが、これが演奏するとなかなか渋くて高音をうまく決まれば格好良いのだが、コンサートの後半にこの曲がくると逃げ出したくなるのだ。

それと、いつも慰問に行く老人ホームに熱血阪神ファンがいて、最後の最後に六甲おろしのアンコールが決まってあって、この六甲おろしを演奏し終わるまで気が抜けないのだが、六甲おろし、阪神ファンなら誰でも知っている応援歌だが、一度トランペットでほかの曲を15曲ほど吹いてから演奏してみるとしんどさがわかると思う。

おそらく1回から9回、延長戦の12回くらいで演奏し始めた感じとでも言えば良いか、後半に意外にキツいのだが、もうこの辺の時間帯になるとトランペットもダミ声的な音になるが、そっちの方が受けたりするわけで、もうこうなるとちょっと唇を緩めて割れる様な音で演奏するとなんとか出せるのでそうなってしまうが、それなりにボリューム大きくなりがちではあるが、これ幸いにお年寄り達、耳が遠いので余りやかましく思わない様で面白い。

老人ホームでレクリエーション室に椅子を並べるのだが、大体1mくらいしか離れてないし、車椅子が半分以上並んで、中にはベットのまま横たわってまで演奏を聴きに来てくれるのを見ると、いつもの練習の時よりもちょっと力が入ってしまい、良い演奏が出来ないので、ここはもうすっこしリラックスしていかないといつも最後にへたばっている。

今回は特にトランペットは俺だけ、そして、トロンボーン、チューバ、ユーフォと金管は4人、この倍の人数でサックスが前列にならんでいるが、サックスはアルト、テナー、ソプラノ、バリトンまでの重厚なレパートリーでドラムも入って概ね13人程度でも曲にはなるのだ。

まぁホルンとクラはバンド自体にいなくて、たまにクラ人が練習に顔を出すのだが、慰問コンサートにいないので少人数編成でもクラの楽譜はサックスの誰かが吹いていたり、フルートは揃うときは揃うがいないときはソプラノサックスでその楽譜を吹いたりと、結構柔軟に対応している。

しかし、カバー出来るのは前列の木管グループだけで、金管のカバーはそれぞれ1人なので、全曲ソロ!

しかも、1stだけ吹いていれば良いって物じゃなくて、ユニゾンになっていれば良いのだが、和音になっているのが殆どだし、ユニゾン的に1stの小節、2ndの小節とそれぞれユニゾン的にバトンタッチ出来る箇所は1人で走るしかないのだ。

それに、曲を聴いて、1stが高音部に和音を被せるところは、メロディーが無くなってしまうので、2ndのメロディー部分に切り替えたりと楽譜が結構ややこしくて、しょうがないのでいつも1stと2ndのパート譜を見ながら演奏するしか無いのだ。

まぁこんなバンドはあまり経験が無くて、それがかえって面白くて填まってしまう。

ゆえに、結構、鍛えられてきたのだが、曲数が多くてなかなか一極集中と言う訳にもいかず、このレパートリーでも千本桜とシングシングシングの1stは死あるのみ

それに、こう言う盛り上がる曲は最初に流すはずもなく、後半、それも一番最後に噛ませるプログラムになるのは必然で、ここに焦点を合わせて行かないと音が出なくなってしまうのがトランペットあるあるではないだろうか。

ちなみに赤枠で囲んでいるのが次回演奏するレパートリーで概ね15曲位なのだが、赤枠の曲が割り込みでポンポン入ってくると楽譜が迷子になるので、印を付けているのだ。

俺の楽譜ファイルも普通は曲のインデックスを付けておけば良いのだろうが、ウチの場合は番号にして、演奏の順番に合わせて入れ換えるので、このメニューはその際書き換えている。

とはいえ、ページに用意出来るのは40ページまでで、入りきらないのは重ねて入れていたり、最後のページの透明のポケットに纏めて入れていて、いつアンコールがきても用意出来る様にしているわけだが、ポケットに入れた曲はほぼ演奏しないルールになっている。

極たまぁに吹奏楽的なラデッキー行進曲やら威風堂々なんかも演奏するのだが、日頃、演歌とか歌謡曲とかアニメを中心にやっていると、なかなか曲感と言うのが思い出せなくなってリズムの取り方も演歌、POPS、ジャズ、吹奏楽とそれぞれ特徴があるので軽いパニックに陥ることもある。

まぁ兄弟船の後にラデッキー行進曲は演奏しづらい事!想像つくでしょ。

ただ、毎日パソコンの前でプログラム書いてるのとは訳が違って、アナログの楽しみと言うのはとても大事で、趣味に楽器演奏があるからこそ、毎日パソコンの前に向かっていてもなんて事無いのだ。

おそらく、会社で単純に10時間、家に帰っても6時間パソコンの前にいないのは風呂と寝ている時くらいで、家にいるときはほぼプログラムを書かないにしても、何かしらの情報を探ったり、ネットサーフィンでちょっとエッチな動画を見たりしている割には、歩きスマホはしないし、ゲームはもう全くやらなくなってしまった。

あまりにもスマホを触らないので、落としても1日気づかないときがあって、先週スマホを家に忘れてきたと思ったらどっか道ばたに落としていたようで、警察署に届いていて、これで実は5回目位だろうか。

まぁトイレに忘れたりはしょっちゅうだけど、道ばたに落として届けられたのを取りに行ったのは初めてだが、それほど使わないので、カバンにしまう癖でも付ける必要がありそうだ。

しかし、スマホ無くしても結構出てくるなぁ

 

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