ラジエーションハウス

ラジエーションハウスのドラマが始まる。

このラジエーションハウスには特別な思い入れがあって、前職の仕事で放射線科には頻繁に訪問して、単純X線システムのラーニングシステムを開発した際、色々とヒアリングに行ったり、デモを行ったりした事がある。

近畿圏の主な病院の放射線科に行ったときに思ったのが、学閥と言うか、結構、そう言うつながりがある独特の業界で、まぁえらそうな連中ばかりであまり俺は好まないが、仕事なので致し方なしにと言う事だったが、俺は一応パソコンのドクターとして、病院の先生方や教授達よりも遙かにレベルの高い仕事が出来るわけで、勿論、医者のやることは俺には出来ないのでそれなりにリスペクトしているわけだが、今の時代、パソコン出来る方がえらいのだ。

と言う事で、結構、えらそうな先生方の鼻をへし折るのが面白くて、結局首になったけど、以外にせいせいしたのを覚えている。

とはいえ、当初はレントゲン関係の仕事でどうやって売り込もうかと悩んでいるときに、ラジエーションハウスと言うマンガを見つけて読んでみた。

そこで、集英社の編集部に色々と事情をかいたメールを送って見たところ、きっちりと回答をもらえて、それ切っ掛けで、突っ込んだ話をしたことがあった。

その時に、アニメ化か綾野剛でドラマ化かなんて話もしていて、綾野剛ではなく窪田君になるとは思わなかったが、ラジエーションハウスは久しぶりに買ったマンガ本だった。

このマンガ、なかなかややこしくて、日本医師会とかが絡むと、放射線技師と医師の立場があって、放射線技師は所見を示す事は出来ないしがらみがあって、医者じゃないと所見は患者に伝えてはいけないのだ。

そこで、このマンガの設定で、主役の五十嵐君は医師免許を持っているのにもかかわらず、それを隠して放射線技師として働いて要ると言う事になっている。

編集部の人も、この辺のディテールはきっちりとしておかないと意外なところから邪魔やクレームが入るとの事らしい。

それに、放射線専門医と言うのは日本に医師が約28万人ほどいる内の6675人(2017.11.1現在)ほどしかいない狭き門なのだ。

これは、専門医の資格を取るのに研修期間が長く、40代にならないとほぼ取得出来ないと言う問題がある様で、ここ最近は専門医の専用機関が設立されて研修制度を整えようとしていて、かなり早く資格が取れるようになっているみたいだ。

と言っても放射線専門医の数は足りてないわけで、何が問題かというと、単純X線での見落とし問題があったりして、結核を見落として、無用な感染を拡大させたりと言ったヒューマンエラーが結構起こっているのを皆知らないんだろうなぁ。

この時のヒューマンエラーを起こしたのは医者で、この辺をきっちりと言える人がいないのが現状で、そう言う裏事情も改善してもらいたい物だと、結構深く入り込むと色々と見えてくる事がある。

特に、今や医療にもIT知識は欠かせないのだが、医者という立場だと俺たちシステムのプロが色々と口を挟むと、最後には医者じゃないのにえらそうなことを言うなとプライドをキズ付けられるのが嫌な連中が多くて、この辺をいじるのも結構面白かったりする。

まぁその辺の裏事情はともかく、このラジエーションハウスと言うドラマがどういう意思を持って世間にアピールしているのかを見定めながら見るときっと面白いドラマになると思う。

久しぶりに通しで見たいドラマが始まるので楽しみで仕方が無い。