Queen Brass hino heavy Weight modelの謎が解けた

Queen Brassのhinoモデルをじっくり眺めているとチューニング管やベルの曲がり角に大きめのバッジが貼り付けているのはすぐに解るのだが、このバッジ、3番スライドにも、短い2番スライドにも張り付いていて重量を上げる役割をしている。

ところが、2番スライドみたいにあの短い管にもバッジが付いているのに1番スライドだけにはバッジが付いて無いし、指かけリングも付いて無いのが不思議だった。

そこで、メーカーに問い合わせていたところ、ちゃんと回答が返ってきて謎が解けた。

このモデルの開発担当からちゃんと回答がきたのも驚きだったが、Queen Brassはまだまだ知られてないメーカーなので結構真摯に問い合わせに対応してくれて信頼出来そうだ。

で、肝心の回答は、開発当初、日野さんに1番スライドにもバッジをつけて指かけリングもつけたフル装備を吹いてもらったそうで、その際、「重すぎる」と言うことで1番スライドは何もなしになったそうで、その状態で全体のバランスを取って設計しなおしてできあがったそうだ。

バランスからするとマウスピースをつけるとやや手前加重なので、そこに1番スライドも重くしてしまうと疲れてくるとラッパの手前が下がってベルが上がる状況になってしまう。

確かに今の状態のバランスは重たいけどまっすぐ構えることが出来るので、その辺の事まで細かく条件をつけて開発されたモデルだと言うことを直接聞けたわけだ。

これで、1番スライドにバッジと指掛けリングが付いて無い謎が解けた。

こういう開発秘話的な話が聞けると、さらに愛着がわいてくると言うものだ。

YAMAHAのモデルにもエリックモデルとかボビーシューモデルがラインナップされているのだが、あまり身近に感じなかったし、個性的ではなく普通の形のトランペットなので興味を引かなかったが、このhinoモデルは当初日野晄正と言うジャズトランペッターに興味は無かったのだが、今の演奏は実際にこの同じ楽器を使っているのが形からすぐに解るのも面白くて良い。

それで親しみを感じてしまい、あのほっぺを膨らませる演奏は今だ好みじゃ無いので音だけを聞くようにしているが、紫綬褒章ももらっているジャズトランペッターって格好いいね。

とにかく、趣味でやっていたトランペットだけど、最近特技にしようと張り切って練習している。

独学なので相当回り道していたと思うけど、マウスピースの迷走から抜けだしBest Brassの7Cと出会い、そしてQueen Brassのhinoモデルに出会い、劇的に演奏技術は上がった気がする。

35年前のYTR-739Tを現役で大事に使っていたが、Lボアを使いこなすことは出来なかったと言うことだ。(35年吹き続けたわけじゃ無いよ、高校で約3年弱吹いてそれからほぼ何もせず50の手習いで再び吹き始めて2年頑張ったが無理だったと言うこと)

まぁここで断捨離して思い切って総入れ替えしてみたが、ハイCまでまともに出せればとりあえずは目的は達成するのだが、今までからは考えられないくらい音が楽に当てられるようになって、トランペットの支柱と言うのはすごい効果が有ることを実感している。

hinoモデルの場合リバース管なので支柱はつけられずにヒレ式なわけだが支柱1本分のトランペットと同じくらいの効果になるかもしれない。

支柱2本の場合、マウスパイプの部分と本体を紐付けるわけだが、ここが無いので音の響きが違うんだろうなぁ。

支柱2本だとマウスパイプ振動を確実に楽器本体に響かせる構造になるのだが、リバース管ではなかなか難しいそうだ。

前にYAMAHAの25thモデルで8335RSがリバース管で支柱2本を実現していたが、限定生産でこれも欲しかったけどさすがに300本しか作ってないのでは俺なんかに回ってくるはずも無いが、これは吹きやすいんだろうなぁ。

あれも格好良かったなぁ。

もうYAMAHAの楽器は一本も無くなってしまったのだが、Xenoは一回くらい試奏したいと思っていて、今度、頼んでみようかな。