マウスピースを改造してみる

最近はハイB♭までなら普通に演奏中でもしっかりした音でならせる様になってきたのだが、その上の音はまだダブルハイD位までが関の山でなかなか全音域を制覇するには時間が掛かりそうだ。

まぁハイB♭まで演奏中に普通に鳴らす事ができれば合奏に支障は無くなるのだが、長期戦になってもバテずにならせる体力を付けるのには全音域がならせないと後半スタミナ切れを起こすことになるのでひたすら練習あるのみなんだが、50の手習いでラッパを復帰した物の、17歳から50歳までの間33年間一切吹いてなかったわけで、ほぼ初心者同然でと言っても17の時にきっちり出来ていたという事も無く、今ほど真剣にトランペットと向き合っていたわけでもないので、ほぼ50の手習いと変わらないレベルだ。

しかも、毎日吹くわけでも無く最初は月2回、日曜日に2時間の練習に参加して約1年、48時間程度、その後、毎週に変わっても1年で96時間、ざっくり150時間程度しか吹けてないし、現時点でも200時間が良いとこだろう。

それに2時間みっちり吹きっぱなしと言う事はないので、まだ200時間も吹いてないのかも知れない。

そんなオヤジが如何にして楽にハイB♭まで出せるかと言うと、BestBrassのマウスピースにであったからに他ならない。

それでも更に上の音を楽に出す為の小細工を考えて行き着いたのは流動体の性質を分析すると、菅の中の空気は真っ直ぐ直進しているわけではなく、渦を巻きながら進んでいると思うのだ。

ライフルもシャフトも弾を遠くに飛ばすためにスクリューの溝が掘られていて、発射した弾は回転して進んで行くわけだ。

これが回転しないと遠くに飛ばないし速度も出ないのは周知の事実ではないだろうか。

液体においても、満タンのペットボトルの中身を一気に出すには回転させて渦巻を起こして逆さにする事で一気に中身を放出するのは実験すればすぐにわかるはずだ。

ならば、マウスピースから息を高速に送るには、当然息圧が必要ではあるが、口の中で回転した息を吐き出すことは困難だったので、マウスピースに仕掛けをする事にした。

まだ、どの角度、厚みが有効なのか手探りで実験を繰り返しているわけだが、一端画像の様な物をマウスピースに突っ込んでマウスピースから真っ直ぐに息が出ない様に塞いでみた。

少しわかりにくいが、マウスピースのシャンク内にねじれたプラスチックのガイドを突っ込んだだけなんだが、これで息に渦巻の力を与えようと考えたのだ。

楽器を作る事ができるのであれば、マウスパイプにライフルのような溝を掘って見たいところなんだがそれは出来ないので、マウスピースに仕掛けをしてみたのだが、思いのほか上手くいっているのでは無いかと思っている。

まだ、劇的にハイトーンが出しやすくなったと言う事は無いのだが、何もない時よりは軽く吹いただけでもハイトーンが出しやすくなっていると感じている。

実験で付けたり外したりと吹き比べするのだが、まだ何となくレベルで実験の最中ではあるが、方向性は間違ってないように思う。

マウスピースのシャンク内に異物を突っ込んだらちゃんと息が出るのか、まぁやってみたのだが、これが違和感はなにも感じ無いし、息の入りも特に異物が入っていると言う感覚は無い。

なので、普通に吹くだけなのだがスラーで音を換える際に、ある時と無い時で若干差を感じていて、異物を突っ込んだ時はスラーがしやすくなっていると言う違いは多少感じている。

なんかもっと良い方法があれば良いのだが、取りあえず実験を重ねてどういう角度、形状の物を突っ込んだら息を上げる事ができるのかつかんだらそれをベースに素材とかも再考するつもりなんだが今はまだ実験段階なので模索中だ。

シャンク内に異物を突っ込んでいるのに吹奏抵抗も感じないし入っているか入ってないかは吹いた感覚ではわからないのだが物理的にマウスピースから真っ直ぐ噴き出す息を曲げているのは事実なのでたかが200時間程度しか吹きこなしてない52歳のオヤジが姑息な手段でハイトーンをならせる迄はそう遠くないのでは無いかと思っている。

大体50過ぎの白髪交りのオッサンがトランペットやっていると、そこそこベテランに見られる事も多く、ましてやHINOモデルなんか吹いているとそう見られるのも仕方が無いが、演奏すればすぐにレベルはわかるので、それは問題無いのだが、そうは言ってもハイトーンの多い曲でも普通に演奏出来れば合奏で迷惑かけることも無い訳で可も無く不可も無くだろう。

歳とって困るのがなかなか暗譜出来ないのがあって、楽譜も眼鏡が必要だし、指使いもよく間違えるので、音符に色を付けて自分専用の楽譜を作り直しているので、かなり練習しなくてもそこそこ吹ける様に見せる事は出来ている。

それにしても自分でもビックリだが、手習いで始めた期間を計算すると200時間程度なんだなぁと愕然とした。

高校の部活なんかだと4,5時間はみっちりやっているので1週間で30時間は吹いているのではないかと思うのだが、一ヶ月100時間なんてすぐだろうから200時間なんて2ヶ月もあれば達成するわけだから、上達するのも早いよなぁ。

社会人になるとトランペットのプロでは無い訳で、仕事があって趣味でちらっと吹く程度ではなかなか上達出来ないので、姑息な手段に頼らざるを得ないわけだ。

それでも結構時間を割いてやろうとは思うのだが、色々と集中する時間が取れないし、とにかくトランペットの練習を夜中にマンションの部屋でやるにはプラクティスミュートを付けて吹く事になるのだが、これが全然オープン状態との吹奏感が違い過ぎて基本的には暗譜の為の練習しか出来ないので、楽団の練習への参加は必須になっていて、最近は土日でも仕事に行く時間と同じレベルで支度していて、充実した毎日を送っていると感じている。

嫁は呆れてもう何も言わないし、余り吹奏楽に興味なさそうなので鑑賞されなくて良いが、嫁的には祇園に飲みに行くよりは趣味に没頭してくれている方が良いみたいだ。

なので、興味無い割には練習に行く為の時間とかは気にしてくれるようになっている様だ。

まぁ取りあえずはハイB♭まではとにかく普通に演奏出来るので第一段階はクリヤー出来たと言えるのでは無いかと思う。

それも必死に顔を赤くして出すわけでは無く、あくあまでも、中低音域の演奏感覚で吹ける様になっているので、慰問コンサートなんかは最後まできっちりと音を出し続ける事が出来る様になってちょっと上達した様に思ってはいるのだが、誰も褒めてくれないから自分で褒めている。

50の手習いでも楽譜は読めたし、トランペットも全く始めてではないので音はすぐに出せたが当初、チューニングB♭の上のD位までで結構気張って吹いていたなぁと振り返ると、今はなんとも無く出せるのに、練習有るのみだと実感している。

とはいえ、今更筋トレとかする柄でも無いし、熱心に練習にふけると言う事もやらないしそこまでやりたくはないので、なんとか練習せずに、吹きこなす方法を模索してしまう。

それと話は変わるのだが、フランペットと言う楽器を知ってスゴく興味がわいてきた。

このラッパはトランペットの変な形だと思ったら、フランペットと言う楽器で、フリューゲルホルンとトランペットを合体させた新たな楽器らしい。

ほぼトランペットとして扱われている様だが、音色は確かにフリューゲルホルンっぽい音で、フリューゲルホルンほど大きくなくトランペットサイズなのが良い。

それにちょっと格好いい。

新たにZORROを頼んでしまったので買えそうも無いが、これ吹いて見てぇ!!