VB6で作ったシステムを最新のWindows10の環境で動かしたりするにはVB6のランタイムが必要になってくる。
巷には色々とVB6SP6関係のランタイムインストーラーがはびこっているのだが、どれも帯に短し襷に長しでどれか1ついれれば良いと言うものでも無く、結局インストールして動かしてランタイムエラーが出て、不足しているOCXなんかの名前を調べて探してなどとやってようやく動かせる様になるので、以前のランタイムを自分でひとまとめに纏めたインストーラを作ったりしていたのだが、まだ抜けがあって、TABコントローラとかが抜けていたりしてまた作り直してなどとやっていたわけだ。
今回、ユーザ環境のPCの1台が古くてファンがおかしくなって突然電源が入らなくなる熱暴走をし始めたので、買い換えを実施した。
熱暴走するPCは取りあえず冷やせば動くので、その間にパソコンを買いに走ったわけだが、デスクトップが良いと言うので、今まで一体型をあえて選んでいた。
ほぼ、一体型PCで統制してきたのだが、買いに行くとこの一体型デスクトップの選択枝はなかなか狭く、ASUSがAcerで探すのだがスペックが貧弱で安くて良いけど、これだとパソコンをメンテナンスしながら使ってもらえないので、すぐに遅くなってしまうので、i5でSSDと言うのが最低条件にしていて、まぁ贅沢な選択にはなるのだが、いちいち不具合が出てメンテナンスに走るよりは良くて、そこそこのスペックでかつBoostSpeedを適切に設定しておくとほぼメンテナンスフリーで快適を維持できるので今回はHPの一体型をチョイスした。
一通りの設定は環境セットアップインストーラを使ってすぐに出来るのだが、ランタイムのメンテナンスをしていなかったので、不足のランタイムでCOMDLG絡みでエラーが出て、これはいつも適当にコピーしてとやっていたが、他になにかないかさがしたらXTRM Runtimeを見つけた。
これをインストールすると一発でVB6で必要なランタイムが入って手間いらずだった。
ブラウザコントロールとか一通り全部一式入っている様で、これをインストールする前にVB6のSP6とか入れたのでどうかわからないが、おそらくこれ一発で全部いけそうだと思う。
他にもそろそろ買い換えないといけない10年選手のパソコンが控えているのでその交換の際に試して見ようと思うが、Windows10でVB6のプログラムを動かしたい場合、これを試して見ると何ら不自由なく使える様になるのではないかと思う。
ただ、開発用にVB6そのものをインストールするのは、インストール時に通信関係のオプションのチェックを一個、外しておかないと正常にインストール出来ないのでご注意を。
このチェックを外してインストールしておけば問題無くVB6は普通に使え、VB6のIDEにTabでソースをみるアドインをいれるとホイールマウスも使える様になって非常に便利。
ホイールマウスだけのアドインは動作しないので困っていたのだが、TABのアドインが全てを解決してくれたので助かっている。
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