Eastar ETR-330 ポケットトランペット2

年末も12月31日にパチンコで買ったのでその勢いでAmazonでポチッとしたのに1月1日に届くって運送屋さん頑張ってるなぁ

で、開封の儀Amazonもそれないの大きさの箱になってまずまず

そして、これが本体の箱これがケースだな。付属品も入ってて、白手袋、クリーニングクロス、フレキシブルブラシ、マウスピースブラシ×2、マウスピース(7C)本体を入れる袋、本体まぁ既に持っているので特に必要ないので、これだけで3千円位の付属と考えるともっと安く提供出来る様にも思う。

で、これがポケットトランペット本体でちっちゃ!

安物のトランペットと同じで、やはりベルの叩きが弱くベル自体は波打っているので、基本的には粗悪品だが、音色にそんなに影響しないのでプレイテックなんかと同じ仕上げのベル

ただ、プレイテックの格安楽器と違ったのは、パイプの中がとても綺麗だった。

最近入手したジェットクリーンと言うスポンジをマウスパイプに突っ込んで、バルブを3本とも押して息を吹き込むとベルからスポンジが飛び出てくるのだが、綺麗なままだった。

チューニングスライドなんかの磨きも綺麗で、密閉もまぁまぁな感じでちょっとビックリ。

1つにになるのはマウスレシーバのシャンクが真っ直ぐな様でどのマウスピースを入れてもがたつくので、しっかりとはめ込む必要がある。

ここにガタがあると鳴りに直接影響するのでマウスピースと本体の接続に気を使って左右に揺すってもがたつかないくらい押し込む必要がある。

マウスピースを嵌めたときガタが有ると当然、響きに対してロスが生まれるので残念。

演奏するときは、とにかく強めにマウスピースを突っ込んでがたつかない様にして演奏すると結構いい音でなってくれる。

付属のマウスピースは無印7Cで2,300円位で手に入るマウスピースだが、吹き心地は7Cの寸法を採用しているのかまぁ普通。

ただ、俺はBestBrassのマウスピースを使っているので、机の上のオブジェが増えた。

そして、TP-7XとTP-7C改で吹いてみたが、ベルがちょっと小さいのでどうかと思うけど、それなりに普通にトランペットの音色でなってくれる。

ベルが小さいので遠鳴りではなく近鳴りなんだろうがピッチが気になるので1番スライドは少し抜いて、3番も最初から少し抜いておくとなかなか綺麗に言わなかんなくなってくれる。

全体的にピッチが高めな感じがするので合奏で使う場合はチューニングはB♭で合わせておいて、1番と3番のスライドは少し抜いておけば問題無さそうだ。

ピストンは一番気になる所なんだが、これが、バリもしっかり処理してあって、最初からついていたオイルは綺麗にクリーナーで拭き取ってからシリコン系のUltra PureのProfessionalを付けてみたのだが、なかなか良い感じでまだ、バネは見てないが、感触も軽く早いパッセージでも特に気になる事無く普通に動くので仕上がりはプレイテックの格安楽器より良かった。

このポケットトランペットはEasterと書いてあるんだがJupiterのポケットトランペットと同じ様な気がするのだが、PlayTechの楽器よりはバルブの仕上がりは丁寧で、バリをちゃんと処理してあるので少し斜めに力をいれて押してもちゃんと戻ってくれるが、まだオイルの馴染が悪いのか、しばらくすると若干戻りが気になるので吹き込んで行けば解決するかと思っている。

相対的にこのポケットトランペットはなんら問題を感じず、普通に合奏でも溶け込んで演奏出来そうなので、年明け最初の練習に持って行って確かめたいと思った。

後は、持ちにくさは誰しも言う事なんだが指の座りをどこで落ち着かせば良いのか、左手に任せるしか無いな。

しかし、こんなにちっちゃくて、パイプの塊みたでよくこんな楽器1万円程度で作る事ができるなぁと格安楽器を見るといつも感心する。

普通に考えたって10万円もらったってこんな楽器俺には作る事は出来ないので、それを1万円程度で入手出来るってスゴい事だと思うのだ。

基本的に格安楽器であろうが、音色がしっかりしていればそれは楽器として成立している訳なので、後は奏者の演奏レベルで高級機並みの音色で演奏すれば良い。

ただ、このポケットトランペットは始めてトランペットを演奏したい人にも程よい吹奏抵抗でYAMAHAのスチューデントモデル買うならこっちの方が断然良い。

今はスタンダードモデルって言っている2335とかだが、吹いてて直に物足りなくなり辺に吹奏抵抗が強すぎてものすごく俺は吹きにくかった。

しかし、このポケットトランペットは持ちにくさはあれど、肝心な吹奏感はQueenBrassのHINOモデルやBACHのストラディバリウス吹いている俺でも違和感なく吹く事ができた。

後は、余り手前にありすぎるので、これは慣れるしか無いのだが、コルネットくらいまでならちょっと手前だなぁ程度で済むんだが、ポケットトランペットはちょっとポジションに慣れが必要だな。

ベルが小さいのでミュートとは心配したが、トランペットのミュートは普通に使う事ができるのもありがたいとは思ったがカップミュートのカップよりベルがちょっと小さいので、音が顔に直接戻ってくるのでカップミュートを使うと頭の中でハウリングしそうだ。

ワウワウミュートはワウワウミュートの直径とベルサイズがほぼ同じでこれは特に支障ない。

プラクティスミュートは特に問題無くボリュームを抑えてくれた。

普段使っているリュックにも簡単に入るので、持ち運びには大変便利だな。

重さは約960gなので一般的なトランペットが大体1000g(ライト)~1140g(ヘビー)なので、そんなに軽くは無いな。

菅の長さが同じで材料も同じなんだからそんなに軽くはならないが、ベルが小さい分、軽くなっている。

本当はベルの大きさも普通のトランペットと変わらないCarroll Brassのが良いとは思ったが8万円近くするのでちょっと遊びで買うには高すぎる。

8万も出すんだったらフリューゲルホルンを先に買うだろうな。

その点、これは1万5千円以下、本体は1万円位だろうから、その価格にしてはコストパフォーマンスはかなり良い。

しばらくがっつり吹いてみたけど、慣れてくると面白いのなんの。

こんなちっちゃいのに本格的トランペットの音色で吹けるなんて思いもよらなかった。

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