ようやくHINOモデルを吹ける唇が出来た

ようやくQueenBrassのHINOモデルを吹ける体力と唇が戻って来た。

The TRUMPET Vol.7の表紙を飾った日野氏のシグネチャーモデルで表紙で吹いているのは正にそのラッパだ。

自分で吹いてみて解ることだが、このHINOモデルは重量に拘って設計したようで、ヘビーウェイトモデルなのに重量バランスを調整して軽く感じると言うのはそのとおりだと共感した。

音も好みでHINOモデルの音色は深いカップのマウスピースだとより強調されるし、浅いカップのマウスピースでも音が薄くならないのが心地良いのだ。

ただ、コロナ禍でしばらくまともに吹いてなかったので、重さに負けていて練習再開してもしばらく使えずにいた。

そこで、リハビリ的にプラスチックトランペットのHyTechを吹き込んで唇と体力を戻してようやくHINOモデルでもまともに吹ける様になってきた。

なので、プラスチックトランペットのHyTechは合奏でもしっかりトランペットの音色でしかもソロでも問題無く演奏出来るポテンシャルを感じてより気に入ったわけだが、何度も書いているけど、プラスチックの音色の余韻と金属の音色の余韻がどうしても気になってくる。

実際に吹き比べないと中々解らないと思うけど、プラスチックトランペットは良い、スゴく良い、だけど、音が止まるのは材質の性質なのでしょうがない。

マルカート的な楽譜だと顕著に違いがわかるので音切れが求められるような楽譜なら違和感無く演奏出来るので、トトロとか音のメリハリを要求する様な曲だとHyTechは威力ある武器になるが、バラード的な曲はちょっと音の余韻が出せなくて色気が出ないのだ。

そんなときはHINOモデルの出番で、このトランペットは色気のある音から当然、ジャズにポップスでも何でもこなせてしまうのが面白いのだ。

何よりデザインが格好良い

上からQueenBrassの特注2本支柱のZORROⅡ、同じくQueenBrassのHINOモデルヘビーウェイトの特注1番抜差管コンプリートバージョン(メーカーカスタマイズ)そしてpInstrumentsのHyTech(プラスチックトランペット)

やっぱりHINOモデルの独特のヒレがなんとも言えず格好いい。

ZORROもHINOモデルも同じサテンラッカーで設計上の仕様はほぼ同じなんだが、ZORROはライトウェイトで軽く吹きやすくてパリッとした明るい音色が楽に出せる。

練習再開してからはZORROとHyTechを使って唇をならして、本命のHINOモデルをようやく使えるようになったのだが、その間、ZORROもこなれてきて、HyTech並に楽になってくれるのでプラスチックトランペットの良さと金属の余韻のいいとこ取りだなぁなんて思っている。

そして、音の重さだが、勿論感覚的な物なので説明しにくいが、ZORROとHINOモデルでは明らかに音色の違いがあって、同じメーカーで同じ材質、同じ仕上げだが、重量差が約500g程ある。

一般的なトランペットは概ね1kg前後だが、HINOモデルは約1500gと1.5倍の重量なんだが、不思議とこの差を持った瞬間は感じ無いほどバランスが良い。

恐らく重心の作り方なんだと思うのだが、決して軽くは感じ無いが1.5倍の重さだとも感じ無い。

しかし、確かに重いと言うのは時間がたって左手のパワーが切れると楽器が下がってくるので本当に重いんだなぁと思う。

まぁやっと俺の好きなHINOモデルをガツガツ使える様になったのでHINOモデルに合わせた練習開始だ。