物は言いようだと思うんだけどなぁ

今日朝、通勤電車に乗っているときに事件は起こった。

間の悪い30代前半であろうか、女性が二人座れずに立っていた。

そして、片方の女性はマスクをして顔は半分も見えない状態でいわば覆面状態だ。

しばらくして、大きめの駅に到着するちょっと前くらいに、突然「優先座席に座っている皆さん、隣にいる女性は妊婦さんなんです、誰か譲ってもらえませんか」と唐突に声を荒げて妊婦に席を譲れと言うのだ。

それも、妊婦に譲らない優先座席に座っている皆がおかしいだろうとでも言わんばかりの口調だ。

おれは、この女いかれてると思ったね。

まず、妊娠初期なんて、マタニティードレスでも着てなければ周りが解るはずも無く、そんな妊娠初期を見抜ける眼力はだれも持ち合わせていないだろう。

それに、俺とて、坐骨神経痛で左足が一日中痺れているけど見た目には全く解らないわけで、それと同じだ。

当然、妊婦と解ればそれでも譲ってあげようとは思うが、言い方に問題がある。

自分たちが王様気分で勝ち誇ったように席を譲れと言うのはアメリカ大統領のトランプの言い方と何等変わらない。

同じ台詞でも、「優先座席に着席されている方で、どうか、隣の女性は妊婦さんなので、席をお譲り頂ける方はいらっしゃらないでしょうか」と問えば、優先座席に座っている全員がダチョウ倶楽部のギャグの様に全員が手を上げてどうぞどうぞ状態になったはずなのだ。

それを、その勘違い女は高圧的な言い方で言う物だから、誰一人として譲る気持ちになれないわけで、しかも大きめの駅に到着する寸前に言うので駅に到着後、ドアが開いてどーっと、そんな社内の空気を知らない朝のラッシュ人口が入り込んでくる状態だ。

最終的には、ちょっとして一番端に座っていた若者が譲った様だが、まぁ気分を悪くさせる女もいたものだ。

物は言いようとはよく言ったもので、言い方1つで人が動くか動かないかを目の当たりにしてとても良い経験が出来たわけだ。

言い方1つ、タイミング1つでその場の空気は「どうぞどうぞ」になった話が、なんやクソ女がとなってしまうわけで、人の振り見て我が振り直せとはよく言ったものだ。

気を付けよう。

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