プレイテックのPTTR-300S

これは、2万3千円で買ったPlayTachのPTTR-300Sで昔の奴なので完全なBACHストラディのコピーになっている。

今日の練習ではQueenBrassを封印してこの格安1本でやってみた。

トランペットパートの3rd担当の人がBACHのVINCENTなので音色が合うかどうか試した見たと言うわけなんだが、ばっちりシンクロした。

いつもはQueenBrassとBACHなので基本的に音色は違う。

しかし、俺が1STでガシガシ鳴らすのでほぼQueenBrassの音色で引っ張っている形になってしまう。

まぁソロパートはほぼQueenBrassの音色と言う事になってしまっていたのだが、今日は違って、とにかく2人しか居ないのに、音色がシンクロするとものすごく気持ち良かった。

まさか、俺のは格安のBACHコピーなので本物のBACHと合わないと思ったのだが、これがビックリ。

周りからも、今日のトランペットは違うと言う感想が出るほど、普段、QueenBrassの音色だったので、まるで違って聞こえたようだ。

違って聞こえると言うよりも、2本のトランペットのシンクロする感じが実に小気味良いと言う事がわかった。

これは、1人の時はQueenBrassを使って、2人の時はPTTR-300Sにする事でひとクラス上の楽団に昇格した気分になれるかもしれない。

自分ではさほど感じてなかったのだが、このシンクロする感じが和音やユニゾン部分でものすごく綺麗に聞こえるのは、トランペットパートだけでは無く、全体にもそう聞こえた様でちょっと驚いた。

客観的に聞くとこんなに違うのかと言うのと、何よりビックリしているのは、PTTR-300Sのポテンシャルだ。

たかが2万3千円のトランペットと方や30万円越えのトランペット、価格差は15倍はあるわけだが、音色が合う事にビックリしたのだ。

今まで格安楽器だったので、適当に自宅での練習で1人で感心していただけで、実際の練習に持って行った事は無く、その理由としては、3番ピストンがほんの気持ち戻りが悪いので気乗りしなかったからだ。

それも、結構連取と言っては吹いていたのでこなれてきたのか普通に演奏出来る様になったので、試しに持って行って合わせたのだが、チューニングもばっちり合うし、ユニゾンも良い感じだし、このPTTR-300Sは驚きのコストパフォーマンスを発揮してくれた。

残念だが、今の現行機はBACHのコピーでは無くなってPlayTechオリジナルっぽく鳴ってしまっている。

恐らく3番スライドのストッパーに関するメンテナンスやクレームが多かったように思う。

俺の個体も、ここの調整に随分と神経使って自分で調整してひっかからないようにしたのだが、この格安楽器を買うレベルだとそんな自分でリペアしないだろうから、買った所にクレーム入れるんだろうな。

すると売った方も、超面倒な事になって、格安楽器は仕上げに期待出来ないのは常識なんだが、そこに文句言う人もいるんだろうな。

仕上げに文句言うくらいならYAMAHAやBACHのトラペット買えば良い。

格安楽器を格安楽器のまま素人は手を出すべからずと言った所か、若しくは自分で調整するスキルを身につけるくらいの愛情がほしいものだ。

とはいえ、そう言う事でこれは想像でしかないが、3番のスライドストッパーをやめたんだろうと思う。

こうなると、BACHっぽさが無くなってしまって普通になるトランペットで面白く無いなぁ。

勿論、メーカーはBACHのコピーなんて言って売ってなくて、個人的に実際に仲の良い楽器屋に持っていって、面白い楽器手に入れたから、ちょっと本物と比べさせてって感じで見た目から吹奏感まで一通りチェックしてビックリしたくらい良くできていたのだが、実際に合奏でBACHのホンモノと合わせてもばっちりだったのでこのコピーはかなり辺りに近い格安楽器と言う事になるな。

ただ、買った新品状態ではとても演奏出来たものでは無く、管内の洗浄が甘かったり、ピストン部分の動きや、バリが有ったり、3番のスライドが動かなかったりと酷い状態なので全く最後の仕上げや品質チェックをやってないレベルで送られてきた。

まぁ俺の場合それは想定内なので、自分でリペア前提で買ったわけなので、そう言う覚悟を持って格安楽器を選ぶべきだと俺は思う。

何れにしても楽器は、特に管楽器は中古よりも新品の方が気持ち良い。

いくら仕上げが悪いからと言っても新品なので自分で最後の仕上げをすれば良い。

その辺の誰か解らんトランペッターの選定品を買うよりは断然マシ。

俺は絶対選定品には手を出さない。

俺の感性は俺だけのものであって、人に迎合する事無く思ったとおり突っ走っているので人が散々吹いた選定品って、結局中古品と同じだ。

そんなもの買っても絶対気分良く演奏出来ないのが俺だ。

それにしても馬鹿向けの楽器の選定品て概念はなくして欲しいものだ。

それにプロの音楽家も選定品って概念捨て去るべきで、選定する奴はプロ失格だと俺は思う。