ファミマのうな重予約してみた

大阪の海苔問屋の陰謀で始まった節分の太巻き丸かぶり、チョコレート屋の陰謀でバレンタインデーと人々を誘導するイベントは数多く、456はそういうのは無いが、7月は土用の丑の日で何故か鰻を食べると言う風習が日本には昔から根付いているが、これも平賀源内の陰謀で旬では無い夏の鰻屋の売上を上げるための陰謀だ。

そして、誕生日のケーキにクリスマスケーキ、その前にハロウィンのお菓子まで世の中陰謀の塊だ。

鰻が一番美味しいのは冬の冬眠に備えた晩秋の鰻が脂がのっていて1年に4回有る土用も秋の土用には脂がのって一番美味しい鰻を食べる習慣が無いのも陰謀説を証明する

とはいえ、今は鰻は養殖鰻なので夏でも美味しくいただけるのは言うまでも無いが、ファミマの鰻は3つの拘りがあるとの事で、炙り焼きで特製タレに厳選有田産の山椒が付いてくるのとお茶が1本付いてくる様だ。

勿論オーダーしたのはこの特上鹿児島県産うなぎ蒲焼重2,880円!

すき家でもうな丼を時々注文するが、特盛り1280円がとても安く感じるのだが、すき家のうな丼もなかなか美味しいと思うぞ。

最も、鰻はチョイチョイ食べに言っていて、祇園の末吉のそれこそ鰻の寝床の突き当たりに浜松屋と言う鰻専門店があるのだが、ここは隠れ家的雰囲気で恐らく誰も場所を知らないだろう鰻屋でここで食べた鰻の白焼きの旨いこと。

ここの鰻と比べると2,880円も特に高いとは思わないのだが、それでも鰻専門店でも3千円~5千円程度で、肝吸いとかあって、それはそれは専門店で食べた方が旨いことはわかっているが、一度ファミマの鰻を注文してみたかったのだ。

元々鰻は祇園の隠れ家にしていた浜松屋に食べに行くほど好きなんだが、すき家の鰻丼を興味津々で食べてみたところ、なかなかどうして旨いじゃないか。

タレは追いつかないだろうが、所詮光化学反応なので、研究者が色々と本物のタレを分析して合成して作る事ぐらいは今の化学ではお手のもんだろう。

料理の上手下手を決める決め手は何かしっているだろうか。

それは「火加減」のみである。

どんなに立派な寿司屋でも刺身やにぎりは切れ味抜群の包丁ににぎり加減抜群の寿司ロボットである程度は近づけるが、火加減は未だに無理だ。

火加減を的確に操れるロボットを開発すると相当売れると思うのでなにか開発してみたいとは思うが、何れにしても料理人の旨いへたを判定するのは火加減を的確に調整しないと美味しくない料理、すなわち「潮汁」が美味しいかどうかにかかっている。

はっきり言ってものすごい美味しい潮汁を出してくれる店があって、勿論メニューには無いのだがなにげにそう言う話になったときに言ってみたら作ってくれて、それからはその料理屋に入り浸った時代もあるくらい旨かった。

焼き魚でも何でもそうだが、火加減はその料理人のセンスしかないので一番腕を図るには良いと思う。

ウナギを焼く場合も関西流、関東流と皮から焼くか腹から焼くか、蒸してから焼くかとか色々作法がある見たいなんだが写真で見る限り、あんまりふっくらと言った感じはしなくておいそうな写真じゃないなぁと思った。

ま、土用の丑の日にウナギを食べると言うことが余り無いし、あえて陰謀には手を貸さない主義なので、いつでも普通にウナギを食べているのであえて土用の丑の日にもわざわざ食べる必要は無いのだが、ここはちょっと乗って見ることにした。

うな丼って旨いよなぁ...

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