睡眠状態のモニタリング

オムロンConnectで起きているときの体の状態を計測する方法、環境は整った。

しかし、安物のスマートウォッチで睡眠時の状態を計測出来るすべを失った。

寝るときに時計をはめる習慣は無いし、何度かチャレンジしたものの、やっぱり腕時計は寝るときに凄く邪魔で、折角の睡眠時の計測も本末転倒と言う事になってしまい、スマートウォッチはほぼ使い物にならないと悟った。

当然Apple Watchなど買おうとも思わないし、Apple WatchするのはApple信者くらいなもんだろう。

そこで、睡眠時の状態を計測するツールを色々探して指輪にたどりついた。

オムロン製品でそろえようと思ったのだがオムロンの睡眠監視ガジェットは単なる目覚まし時計で役にたちそうも無いし、オムロンConnectには繋がらないので却下。

そして、指輪タイプのSleeponと言うのを見つけた。

指輪なら寝るときの邪魔にならないし、このSleeponはかなり細かく計測出来るようで俺の求めている機能にピッタリなようだ。

早速注文したので明日くらいには届くだろう。

で、届いたんだが白ちゃんの睡眠機ってなんだ?

まぁ翻訳が変だけどスマートウォッチよりは断然良さそうだ。

このスマートリングも血中酸素濃度を計測出来る様で流行っているのか?

まぁ医療機器としてのパルスオキシメーターがあるので特に考えてなかったのだが、計測出来るならありがたい話だ。

このグラフで水色の線がBEIでいわゆる血中酸素濃度の事らしい

このスリープスのおかげで睡眠時無呼吸症候群になっている事がわかった。

それは、BD回数を見るとわかるようで、BD回数が43回もある。

この43回と言うのが呼吸が止まっている状態の様で、BEIと照らし合わせて寝ている時の酸素吸収力が低くなっていると思われる。

これが原因で、日中落ちる様に眠ってしまう居眠り状態になっていると言う事だ。

これが改善されれば、居眠り症候群も改善されるのでは無いかと思われる。

酸素重要

SpO2を計測する「医療機器」とSleePonの計測検証を同じ指(左手薬指)でモニターしてみた。

医療機器の数値とSleePonのモニター数値はほぼ同じ様な値を示し、心拍数はほぼシンクロするのだが、やはり血中酸素濃度は、医療機器の方はある程度落ち着いた数値で下がったりあがったりと95~98くらいを緩やかに移行するが、SleePonは急に下がったり上がったりと数値が安定しない。

しばらくモニターした感じだと7割くらいは近い値でその値を中心にバラ付くが、これが正しく計測出来ていそうな気がする。

SleePonの数値のバラツキの原因としては、光の漏れで計測部分を集めの布で覆い外部の光を遮断する事でほぼ医療機器の示す値と同じ値を示すようになった。

なので、就寝の際は真っ暗な状態にしないと駄目かもしれないので、手袋か計測部分に外部の光が当たらないような仕掛けを必要だ。

まずは、正しい計測値を得る為に計測部分に外部光が当たらない様な方法を考えるしか無いが手袋して寝るのでは折角の時計をやめて腕を開放する為に指輪型にしたのだが外部光を遮断しなければならない。

電気は全部消しているのだが、それでも完全な闇になる訳では無いので薄明るくなっている。

となると何か遮光する指サック的な物、あるいは包帯のようになにか巻けば良いかもしれない。

完全にグーにしてSleePonを握ってしまえば良いのだが、寝ている最中に握りしめるのは出来ないだろうしどうしたものか...

この方法だと非常に安定したモニタリングに成功した。

BDIやBEIの数値のバラツキはこの外部光の問題だと思われるので何か方法を考えるかな。

まぁこういうことなんだが、実際に少し寝てみたのだが、時計を巻いて寝るよりはマシで、靴下はいて寝る寄りもマシなので正しい計測のためにやってみるかな。

バイクに乗るときの重ね用の手袋なので少し大きめでなかはゆったりしているのでなんとかなるだろう。

計測時に深呼吸すると数値は上がるし息を止めていると下がるし、医療機器との比較も問題無さそうなので、SleePonは前のスマートウォッチよりは遙かに期待出来そうだ。

他のデータとしては睡眠段階のレベルが4つあって、黄色が覚醒状態でREM睡眠、浅い睡眠、深い睡眠となっているので、俺の場合REM睡眠が短いので夢を見てない、夢を見ないと言うのはこのデータを見てわかる。

意外に深い睡眠が24%もあったので眠った気がするのは正しい反応だった。

寝ている時の心拍数の平均は55回でレベルAは良いんだろう。

寝返りはレベルBで回数が多いようだが、これはあえて腰痛を避ける為に意識的に動かすと言うのが無意識にあると思うのだ。

腰痛が酷いときはほぼ自分でも寝返りしてないなぁと寝るときの布団の形と起きたときの布団の形、体制が同じだったのでこんなときは腰がものすごく痛くなる。

そんな時、テレビで見た、腰痛する人の共通点は寝返り回数が非常に少ない一桁程度だったのに対し、腰痛しない人は30回程度あったので、真似して意識的に寝返りをクセづける様に寝るようにしていたら、寝返り回数97回だった。

ちょっと回数が多すぎる見たいでレベルB判定なので、注意したいとは思うのだが寝ている時の行動を抑制する方法がわからんので溝に填まって寝るようなイメージをして見ることする。

今晩、手袋をして寝てみてスコアを比較して今後の使い方を研究して見ることにする。

ただ、現時点で安物のスマートウォッチH2が4150円、このSleePonは6450円とその差2千3百円なんだが、睡眠に特化しているので一概に比べる事は出来ないが非常に寝ている時のデータ量が豊富で気に入った。

スマートウォッチH2には血中酸素濃度と血圧、体温とあるがこの3つは全くのデタラメで詐欺機能が暴けた。

特に血圧に関しては、腕の表面から計測すると言うもっともらしい緑LEDで血流速度をとかあるが詐欺

それに、血中酸素濃度は時計本体では計測できるのに、アプリに転送しないと言う理由がわかった気がする。

それと体温に関しては、全くのデタラメで常に63.2~5位をランダムに表示している節があり、明らかに表面温度を氷を使って冷やしても、ドライヤーで温めても同じ温度しか表示しないので判明した。

これで、スマートウォッチは歩数などの活動量計としては良いがバイタル計測には手首からの情報は得られない

特にLEDの色は緑と赤が必要でH2のLEDは緑だけ。

SleePonは両方のLEDがあるので信頼出来る。

まぁ医療機器との実測結果でも心拍数に関してはほぼシンクロ、酸素濃度に関しては、深呼吸や呼吸を止めたとき、これは医療機器の方が数値の動きは少ないが、この変の判定、計算方法に医療機器たる何かがあるのだと思うが、Sleeponはセンサーそのまんまの数値を表示しているんだろうな。

これは、ガジェット好きのオヤジに良いおもちゃを与えた様なもので色々と研究、実験を自分の体を使ってやって見るモチベーションが上がった。

HPにはこの指サックタイプもあって、指サックだけ販売しているのだが、日本では買えなかった。

これは爪側にセンサーを持って行った方がより正確にデータを取得出来ると思うので、爪側にセンサーを付けて計測してみたいのだが、指サックに出来る様な方法が見つからず。

一度、テープかなんかで巻いて実験してみようとは思うが、取りあえず指輪タイプでしばらく使ってその内日本でも帰るようになるだろう。

嫁が今中国にいるので説明が上手く行けば中国で入手出来そうな気はするが説明するの面倒臭い...

あぁそう言えば姪っ子が日本にいたので頼んで見るかな。

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