DBeaver EEが進化していた

まぁDBクライアントは山ほどあるが、いわゆるSI屋は好んでA5MK2を使っている。

勿論、フリーのDBクライアントで非常に良くできていると言うのは理解出来るが、なぜフリーなのかと言う事でかんがえると、有料に出来るスキルが無いということだ。

有料にした場合、それなりに製品化に対する責任と言うのが自ずと発生するが、これを回避する為にフリーにしていると思われる。

故に、出来は悪いし、大事なユーザのデータベースをつなぐのには躊躇してしまう。

なので、もっぱらDBクライアントにはNaviCATを使っているわけだが、DBeaverと言うダークホース的なDBクライアントも昔から使っていてフリー版はCommunityEditionが用意されていて、無料でもその利便性を生かすことが出来るが、EnterprizeEditionはクエリービルダーも使えてもっと便利に工数削減が可能になる。

先のA5MK2はフリーでありながらこのクエリーデザイナーも使えると言う点で非常に好感は持てる物の、やはり使いたく無い。

と言うのも、遅い。

画面の更新なんかもなんか微妙でなにで開発しているのか知らないが、プログラムの動きがダサイ。

それに、何度か問いあわせしたりやりとりしたことが昔あったのだが、話をした感じだと、自分達が対応しているユーザ、案件に対して必要となれば開発してと言うスタンスで、DBクライアントを突き詰めたと言う製品では無い。

故に、DBクライアントとして最初から考慮されている製品よりもかゆいところに手が届かないと言うのが俺の結論で、NaviCATを使っている。

勿論、NaviCatのPremiumバージョンはライセンスが16万円もするのでSQLServer限定の製品を使っているが、今度はMySQLへの接続が必要な案件があって、今後、WEB系のシステム開発を視野に入れているとMySQLは必須、PostgreSQLもあるだろうし、SQLServerも引き続きある。

こうなると、PremiumEditionとなるのだが、DBeaver EEがその全てを解決してくれた。

NaviCATのPremiumEditionとほぼ同じDBをカバーするのに3万円弱と言う価格で提供してくれているので、その金額なら元が取れるので購入したと言うわけだ。

まぁ16万でも元は取れるけど、なんかなぁ...ちょっと大きめの案件が無いとスッキリしない価格で16万の費用を経費的に埋め込めるとすると500万円程度の案件なら妥協出来るが、80万とかその程度の案件でとなるとちょっと負担が大きくて妥協出来ないので、数件纏めてって事になるんだろうが、まとまらないよなぁ。

で、3万円ならと思ったわけだ。

大体、基本的に開発ツールは工数削減にはもってこいで、DBクライアントが無いとちと辛い。

SQLServerやMySQL、PostgreSQLには非常に優秀なクライアントも用意されていて、サードパーティー製のクライアントが必要無いくらい便利に活用出来るのだが、開発って纏めて管理したいと言うのがあって、1つのクライアントで全部纏めたいと言う要件で言うと、それぞれを起動する面倒さとそれぞれの操作方法は違うので、その全てを把握する必要がある。

ところがマルチDBクライアントは操作性は1つのアプリで全部繋がるので必要なくなり、同じ操作で全部のDBを操作出来る小気味よさがより、開発工数を削減してくれると言うわけなのだ。

なので、NaviCATのシンプルな操作性はとにかく良くて何れPremiumEditionを入手しようとは思うが、今はDBeaver EEで妥協しておくことにした。

妥協と言っても十分高機能で高性能で、NaviCATに匹敵する部類のDBクライアントなのは言うまでも無く、比較するとNaviCATの方がより洗練されていてDBツリーが非常に扱い易いが、DBeaverは普通のツリーで非表示に出来るフィルダー機能があるのでだいぶスッキリとはなっているが、それでもテーブルにたどりつくためにはいくつも階層を辿る事になるのがなんとかNaviCAT見たいに使えないか研究中だが、結構シンプルに表示出来そうだ。

凄く優秀だ。

そして、設定をみると「ここから開く」と言うメニューがあったのでそれをやってみたら、なんといきなりテーブルから表示されるタブが出来たので、それをExplorerの所に持って行ったら今度は起動しただけでテーブルに直ぐにアクセスできる用になった。

これはひょっとするとNaviCATより使い勝手が良いかも。

しばらく使って、GITのメニューがあるのが気になっていた。

そこで、なにげにDBeaverでGITのリポジトリを開いて見たらお見事!

ベースがEclipseなので、そのままソースコードをいじりながらDBの中身を確認できてしまう総合IDEとはこういうことなんだなぁと驚いた。

テーブルの中身を直接見ながらコードをかけるのは案外便利でDBクライアントとしての機能にソースコードを開発するタブまで追加出来る超優れものがDBeaverだと言う事が理解できてこれは良い。

今、丁度PHPで非常にややこしいhtml画面を持ったシステムを開発中なのだが、とにかくややこしいし、カラム名も英訳そのままつかっているので超長くてかなり迷ってしまう。

そこで、2画面で開きながらそれはそれで便利ではあるのだが、1つのツール内でタブ訳で見られるのもとても効率が良い。

また生産性が上がりそうだ。

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