俺がスコアを作り意義

俺が楽団で配布されたスコアを清書するツールはKAWAIのスコアメーカー11を使っている。

色々無料の物とか試したのだが、これが一番良かった。

何が良かったかというと、楽譜のスキャン性能が抜群で配布されたコピーの楽譜を時にはほぼ修正無しで取り込めたりする事もある。

が、概ね8割程度の認識なので2割ほどは修正する必要がある。

その際、ただ修正するだけでは無く、譜頭の色を運指で変えている。

よく楽譜に書き込みする人がいると思うが、その場合、運指を見て音符を見てと効率が悪く、覚えてしまえばそもそも運指は要らないが、今はたった6パターンしか無い運指は覚えてしまったが、それでも譜がしらに色があると曲の流れを把握しつつ、楽器の操作はほぼかんがえなくても色で反応するのでより楽曲を書いた人の意思通りに演奏する事に集中出来る様になっている。

例えば、フォルテとかそういう記号に対してより集中出来る様になっている。

勿論、ただ真っ黒な楽譜を見ても支障はないレベルではあるが、プロみたいに印刷した楽譜を配られるわけでも無く、ほぼコピー楽譜でこれはこれでコンプライアンス的にどうかと思うのだが、それをスキャンして自分で作る楽譜ならある意味コンプライアンス的にもグレーゾーンでは無いかとも思っている。

例えば、譜頭が赤の場合は1番、青は2番という風に運指と連動しているので非常にスムーズに練習出来るのだ。

後は、音符がくっきりどの線にかかっているか虫眼鏡で見ないとわからない雑な楽譜もあるのだが、スッキリする。

そして、スコアメーカーは最新バージョンはZEROと言うサブスク提供になって年間1万6千円も払うことになるのでそこまで楽譜とのつきあいは無いのでバージョン11で終わった。

ただスキャン性能はほぼ11でも完璧の部類なので特に支障は感じ無い。

ただZEROバージョンには音階によって色づけ設定機能がある様で今やっている事が楽になるかチェックしてみたのだが、全く概念が違うので音階に色が付いても邪魔なだけだった。

これでは用事が無くて、音符全体の色を変えてしまうのでなんか違う気がする。

譜がしらだけで良いし、音階では無く運指で色づけすることに意味があると思うのだ。

まぁこれで1オクターブ内なら使えない事も無いがトランペットなどの管楽器は同じ音階でも運指が違うので下のレと上のレで運指が違うので結局自分で修正することになるので手間が増えるだけだ。

それに臨時記号にも対応してないのでやはり運指で色分けする機能が無ければ意味が無い。

楽器を演奏するのはプロばかりでは無くプロよりも一般の素人の方が圧倒的に多いわけで、こう言うアプリケーションもそういうのをターゲットにすれば売上も上がると思うのだが音楽関係、特に楽器演奏関係は音楽馬鹿ばかりで一般常識が通用しない人が非常に多く感じる。

特にプロと言うのはくせ者で、楽器の選定とかで小銭を稼ぐまがい物から、日野みたいになんでこんなヤツがプロなんだろうと思うような演奏家もいてよくわからん世界だ。

もっとフジコ・ヘミング、ユッコミラーみたいな演奏家ばかりだと面白くなると思うのだがなぁとつくづく思う。

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