JAZZの冗長な譜面を整理する

ジャズバンドでもらう譜面ってなんだか冗長でA4一枚で収まりそうな程度の音符しか無いのだが、2ページになっていたりとかなり冗長で、読みにくい。

そんなときに、MusicScorePRO3が非常に役に立っていて、まずは、汚い譜面をスキャンしてある程度の音符を読み取る作業から始まるのだが、癖のある譜面が多く、3連符とか2分音符なんかはほぼ修正する必要があるが、概ねざっくりと読み取れ、通常の音符はほぼしっかりとOCR出来ているので手間はかなり省ける。

そして、冗長な譜面は小節数が2~3分割でゆったりと書いてあるので、それをやって見ると大体小節を5つ~6つに区切って圧縮するとA4一枚に収める事が出来る感じだ。

後は、休符の連続を省略したりして小節の区切りを手動で動かして見た目を調整して必要な内容をちゃんと映し終えたか確認して冗長な譜面をA4一枚に集約する事が出来る。

これは、練習する上でも、歳のせいかぼやけた譜面だと読みにくくて、くっきりしていると頭に入るし、暗譜もしやすくて、たかが譜面だが、譜面の綺麗さはその後の練習にも影響してくるので出来れば綺麗な方が良いだろう。

勉強と同じで、ノートを綺麗にとっているか汚くただ書いてあるだけかで学習効果はかなり変わってくるのと一緒で譜面の綺麗さは練習成果にも表れる気がしている。

後は、練習しているMyFoolishHeartだと1stはA4一枚で収まっていて、2ndがロングなソロ譜面になっている。

こう言う、ソロが長い曲なんかだと1stとか2ndとかでは無く、強制的にパート変更が余儀なくされるわけだが、曲的にはそんなに難しい感じはしないのだが、メロディーがなんか気色悪くて、俺にはいまいち耳馴染みの悪い曲なんで好きじゃ無いのだが、結構高音部を普通に演奏出来ないとつらい部分が出てくる曲だ。

なので、パート譜にして1stと2ndを一緒にしてしまおうとチャレンジしたけどうまくいかなかったので、1stの譜面を綺麗に清書して、2ndのソロの部分を抜粋して冗長な部分を整理して見開きでみられる様にした。

楽譜作成ソフトのMusicScorePRO3はちょっと癖があって、開発元に色々とクレームを入れていて、マウスオーバーで譜面を勝手に選択してしまうので、思った操作が意図しないページに反映されたりするので、かなり慣れが必要だが、機能は十分で、操作性の癖さえ理解出来ればどんな譜面も自由自在にかけるのが嬉しくて、ついつい使い込んでしまった。

数字譜を扱う事は無いのでPRO版を買わなければ3千円程度のソフトでここまで譜面を自在にかけるのは嬉しい限りだ。

これを知る前はフリーで有名なMuseScoreとかCrescendoとか試して見たけど、さすがにこれらのソフトではここまでもらった譜面を書き直そうとは思わなかったが、MusicScoreのおかげでラッパの上達にも貢献出来ている気がする。

後は、MIDIのデータで単一パートのMIDIデータは開くのだが、複数パートのMIDIデータが開けず、これはバグなんだと思うので問い合わせ中だ。

譜面をいじるのはプログラムよりも面白くてついつい仕事ほったらかしで趣味に没頭しているので、そろそろ仕事のウェイトを増やさないと怒られそうだ。

それにしても、汚い譜面を清書してほしいと言うお嘆きの貴方の譜面を送ってもらえれば清書してあげますよ。

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