AIの一般的な使い方への警鐘

個人的にAIの活用は毎日つかっていて、仕事でもcodeのアウトプットやログの解析に非常に便利に使っているAIですが、大体、揃って無いマジックキューブをAIに渡し、AIに揃えてもらい喜んでいる

これが、今のAIの活用方法になっていないでしょうか。

AIは問題を要約し纏めるのが非常に上手いのですが、これではAIを使っている貴方、全く話になりません。

別にマジックキューブを揃えろと言っているわけではありませんが、現実の問題をスクランブル状態、ぐじゃぐじゃな立体パズルと置き換え、そのキューブをAIのプロンプトに入れるとAIが直ぐに6面完成させてアウトプットしてくれます。

そのキューブをもらって6面揃えたと言えるでしょうか。

私は、3x3x3の立体パズルなら大体40秒~50秒辺りで揃えられますが、CFOP法と言う手順は踏まず、OLL 7パターンで揃えるのでさほど早く揃えられませんが、立体パズルならどんなにスクランブルされても大体その時間でソルブ完了できますが、実際の問題などもAIに私、揃えてもらうとき、指示に「AIは結論を出さない」としているので、最後のピースを填まらない状態で受け取ります。

そして、例えると5,6回回した状態で戻してもらい、続きを回して、AIに渡してキャッチボールしながらソルブしているので、問題解決の手順がじっくりと解る様に使っています。

これが簡単ですがAIの本来の活用方法なので、スクランブルした立体場ずるを私、全部一瞬で揃えてもらったらAIを使う意味は無くなると思いませんか。

実際には3x3x3の立体パズルならどんなに崩しても20回以内で揃えると言う解析結果があるのでAIが揃えると2秒程で回すロボットもありますが、人間には到底そんな芸当は出来ませんので、CFOP法などの3x3x3の立体パズルを解くパターンを覚え解くわけですが、無策にAIに渡すだけではいつまでもAI頼りになってしまい、最後には思考停止状態になるので少しは自分でも考えた方が良いと思います。

もうひとつAIの上の使い方をするなら、揃った後、また崩して揃えると言う手順を繰り返すとより良い揃え方、問題解決であればより良い解決方法も見いだせると思います。

この方法は手動バックプロバケーションとでも名付けると判り易いと思いますが、そういう使い方がこれからは必要になると思うので是非参考にしてみて下さい。

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