MAMP Proを導入してみた

Windowsでは自前でサーバーを作ったり、Ubuntuを入れてそれをサーバーにしたり、XAMPPでローカルでWEBのテストをするための環境を簡単に構築していた。

で、Mac版のXAMPPとしてMAMPと言うのがあるとの事でMAMPを調べて見たのだが、これはXAMPPとは違って、かなり完成度が高いオールインワンのサーバ構築定食だった。

XAMPPの場合、ある程度自分でiniファイルを編集したりして構築するのだが、MAMPはそれらもう含め全部GUIで出来るのでかなりお手頃だ。

フリー版と有料版のPRO版があって、PRO版を導入したが、ホストが1つで良いのならフリー版ですぐに使えた。

フリー版でも自分でConfigを編集すれば色々とXAMPPの様にいじれるようだが、折角なのでPRO版の快適さを味わってみたところ、テスト用のホストを超簡単に画面に追加するだけで、バーチャルホストを無制限に構築出来るのだ。

これはテストにもってこいで、一番関心したのは、MySQLにアクセスする際、phpMyAdminも既にセットされていて、DBの設定画面からすぐにMySQLを設定できる様になっていた。

これだけ便利なら有料の価値は十分あって、$69.9の投資だがすぐに元は取れる、取れた。

Windows版は一つ前の世代になるのかわからないがMac版の3.xのキーがそのまま使える様で、レジストしてみたた、まぁMac版の画面とほぼ変わらないが、DBの設定が若干違って、MACの最新版5の方はホスト毎にDBを設定するタブが用意されているが、その前のバージョン扱いなのかWindows版はMySQLのセクションで設定する様で1つしか無い。

しかし、phpMyAdminがすぐに起動するので支障は無いのでWindows版のMAMPもXAMPPよりは遙かに使い勝手は良い。

XAMPPと違って有料版のチョイスが出来る分、手間のかかる部分が全部GUI化されているので俺みたいに面倒くさがりには大変有りがたい。

自分でConfigを編集するのも良いが、こんな部分は実際にプログラムが動けば良いので、余り覚える必要を感じないし、開発する上では覚えなくても困らない。

プログラムが上手く動かない時に切り分けとして、まずはサーバーがちゃんと動いているか、設定が出来ているかなどの時に見る程度で、プログラム上でデバック出来れば、サーバーは一度設定してしまえばほぼいじる事も無く、実際に本番環境では正しく動作しているわけで、プログラムを上げて動くかどうかの確認が取れれば良いので、GUIで設定出来た方が便利だ。

最もサーバーエンジニアとしては自分で設定となるのだろうが、サーバーエンジニアなんて金にならないし、大抵、知っている人が兼任で担当するだけで、頻繁にメンテナンスする様なサーバー環境はそれ自体で怪しいわけで、安定してない事になるので、必要な時に調べて、対応出来る知識があれば実際は差し支えない。

で有ればGUIで簡単に手間いらずが合理的だ。

それに、DBに関してもphpMyAdminよりもNavicatを使えばもっと手軽なのだが、何故SI屋は便利なツールを使おうとしないのか不思議で仕方が無い。

大体、揉めるのはいつも、エディターとDBクライアントで俺は好きなエディターを使うわけで、今ならVSCODE一択だし、DBクライアントもNavicat一択だ。

また、キャプチャーなんかもScreenpresso一択で実際合理的に商売しているのだが、もっと大きな商売をしているSI屋がa5とかの無料のクライアントにWinShotとかサクラエディター、FFFTPを使っているって、これ開発能力以前に、効率を考えたり、それに対して費用を捻出するプレゼン能力が無いのだと思っている。

商売単価からすれば、微々たるものだし、効率が上がって、SEの残業が少し削れたらそれで十分御釣りが来るくらいの費用しかかからないのだが、そんな部分をケチるSI屋は大抵駄目なブラック要素満載の企業だ。

1人でやっている俺でさえ、売上からすると、そこそこの負担にはなる物の、そんな事より、時間を節約出来る方が遙かにメリットがあるし、まぁ祇園に繰り出さなければ余裕で購入出来る程度なので、言いツールは試してすぐに導入する。

その代わり、フリーで使える期間は目一杯使うわけだが、このブログをたまたま訪れた人で、A5mk2とかSQL commonとか使っている人、一度Navicat使って見たら良い。

業務で使う信頼感を味わえるのがわかるはずだ。

前に、Pと言うメーカーで仕事したとき、A5で業務したけど、こけてばっかりで、仕事にならず、結局、ダンプしてインポートしたり、DBを普通に操作するしかなかったが、それを見て、Navicatのお試しが2週間なので、やりたい事を纏めてお試し導入中にやったら半日もかからずに、DBの構築やら、サーバーの移行で移行先でのDBコピーなんか出来て超効率良かった。

同じ事がフリーのツールだと失敗してしまうし、何よりストアドプロシージャ(個人的には使わないけど)に対応してなかったり、とにかく完成度はまだまだで、有料にする程、機能が安定してない言い訳の為にフリーにしているはずで、これを有料にすると、当然有料の責任が発生するが、それから逃げているツールには手を出さない方が賢明だと思うのだ。

MAMPも無料版を出してはいるが、有料版とのバランスが良くて、合理性を追求する正にプロがチョイスしたくなるバランスで無料と有料を機能わけしていて、ホスト1つで言い、個人が自分のサイトをローカルでテストする程度、また、学習目的なら無料版を使えとなり、顧客に対してローカルで十分なテストを実施して納品すると言う業務目的の場合、PRO版を使えと言っている様に思うが、そのとおり共感出来るバランスの良さには感心した。

XAMPPには大変お世話になったけど、今後はMAMP Proにお世話になるな。

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