Music Score PRO3を買った

AmazonでMusicScorePRO3がタイムセールで安くなっていたので買ってみた。

前から楽譜を作成するツールとしてMuseScore2と言うフリーソフトを使っていたが、操作がどうにも合わなくて、素人には思った様に楽譜を作成出来ず、PDFの楽譜を変換する機能なんかもいまいち外して、飛んでも無い音符に仕上がって、使い物にはなってなかった。

やっぱり、有料の物がいるなぁとは思ったが、結構5,6万するので躊躇していたのだ。

所が、このMusicScorePRO3が7千円と1万円を切っていたので、趣味の範囲で妥協出来る価格だったので、買って見たのだが、これが凄く使いやすかった。

楽譜を作成するツールの比較サイトは結構あったのだが、MusicScoreはその選択枝に結構入ってなくて、本格的に楽譜を作っている連中のお眼鏡にかなってない感じがするのだが、ホームページを作成するのにHPBじゃなくて、DreamWeaverだとか言っているのと似ている気がした。

勿論、俺にはこれで十分過ぎて思った通りの事が完璧にこなせる様になった。

まず、PDFの楽譜を読み込む機能は搭載されてないので、PDFを一旦画像に変換する必要がある。

その方法はDocuWorks7.0を使っているので、特に支障は無く、PDFを一旦jpgに変換して取り込むと、簡単に音符は100%間違い無く取り込めた。

色々と実験すると3連符とかスラーが若干取込に失敗するが、その程度の修正で済むので楽ちんでしょうがない。

所属しているバンドでもらう楽譜もほぼスキャナーで問題無く取り込めるので、デモ音源として十分に利用出来るので重宝しそうだ。

買った目的は、楽器の練習の際に、デモ演奏で音源として使う為ではあるのだが、もう一つは、好きな曲にラッパ吹きなら憧れる「冥土の鈴か、地獄花」と言う必殺仕事人のパララー…と言うラッパが格好いい、ほぼ誰でも知っている曲の楽譜を探したのだが、ミュージックエイトでようやく見つけたは良い物の、演奏しやすいようにアレンジしてあって、キーを低く編曲されているのだ。

これを、変調したいと思っていて、実際にやって見たところ、これが完璧に出来てしまった。

変調する際、♭とかがついたりするのだが、それも含めて自動的に変調してくれて、凄く有り難いのだ。

後は、オリジナルで楽譜を0から書くのも、MuseScoreでは中々難しくて挫折したのだが、このMusicScorePRO3は俺の感性にあっているのか、直観的に作成出来るのだ。

もらった楽譜を取り込んでデモ演奏させたり、変調させたり、音符の色を変えて指番号を解りやすくしたりと、自由に楽譜に印がつけられるので、凄く練習に役に立ってもらえそうだ。

他にも、MIDI音源を楽譜にしたりする事も出来るようだが、今のところ俺には必要なさそうだ。

それにしても、この価格で驚きの機能は、MuseScoreで楽譜OCRの機能がいまいちで、そんなものかなぁと思っていたのに、MusicScorePRO3はほぼ完璧に取り込めるのには驚いてしまった。

このソフトの評価を色々と調べて見たのだが、評価されている記事と実際に自分で確認した事がかなり食い違っていて、楽譜OCRは使い物にならないとか、出力する楽譜が汚いとか、俺には意味がわからなかった。

おそらく、全てにおいて全自動を求めた場合、辛うじてそう言う表現になるのかなぁとは思うのだが、今のところ音符の取込は100%正確で、3連符とスラーが正確に取り込めないので、その部分を修正すれば、後は問題無く活用出来ると言うのが俺の感想だ。

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