トランペットのプロテクターをしない人の方が多いのだろうが、どうもシリンダーを素手で握るのが生理的に嫌で、前からプロテクターを巻いていた。
おかげで、35年前のトランペットも外見的には劣化無しで磨いてピカピカな状態を維持しているし、銀めっきは錆びないので磨けば光るので、買うのは銀めっきのトランペットにしている。
しかし、三条のJEUGIAにトランペットのプロテクターは常備しておらず、買えずじまい。
ネットを探すと、今使っているプロテクターがトランペットステーションに980円であったので、買おうかと思ったのだが、フエルトとマジックテープが家にあったので、ちょっと手作りしてみたのがこれだ。
カラフルなフエルトの中から、青をチョイスしてみた。
サイズ的には折り紙サイズがギリギリちょうどのサイズでもう少し大きければ良いとは思うのだが、まぁあり合わせで作ったにしては上出来だ。
しかし、なんでみんなプロテクターしないんだろう?
音が変わるとか言う人がいるが、それならそもそも手で握って演奏出来ないだろう。
それよりも素手で握った方が、振動を止める事になるので、響きは悪くなる。
単に、風鈴みたいなものを素手で握って叩いたときの音と、布を挟んで握った時の音を比べると、布で握った方が響くのは物理の法則だ。
もう一つ言えば、仏壇のチンは座布団の上にのせているから響くのであって、あれを手のひらの上にのせても響かないと言うことでも分かるはずだ。
プロテクターを巻いて音が変わると言うなら、手の大きな人、小さな人、握り方もいろいろあるわけで、同じ楽器でも千差万別になってしまう。
基本的に肌で直接触らない方が、金属は振動しやすくなる訳だから、プロテクターを巻いた方が響きは良くなると思うのだが、どうだろうか。
同じシルバーの楽器のはずなんだが、せっかくの銀めっきがくすんでいるのをみると、ちゃんと手入れしてないなぁと思うのだが、大工さんでも、料理人でも、自分で使う道具には拘りたいわけで、俺の場合、パソコンには最も拘っているが、趣味の楽器にも拘りたいし、大事に使えばいい音を楽器が奏でてくれるんじゃ無いだろうか。
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