韓ドラの「主君の太陽」一気見してもた

9連休のお盆休み、夏休み中なんだが、ネトフリでなんか無いかなぁと思ってホラー系を探していたつもりだったんだが、いつの間にか韓ドラの主君の太陽をみてしまい、一気見してもうた。

俺は韓ドラなんかに填まらんと思っていたが、チョイチョイと話題作的な物は見ていたのだが、途中で飛ばしたり、話数も飛ばしたり数話みたらそのままラストを最初に見たりとしてなんか最初から最後まで見る物はなかった。

強いて言えば、クジラの好きな弁護士のウヨンウは天才肌と言うのは女優に填まってパクウンビンの面白さの虜になって、パクウンビン主演の無人島のディーバも見たんだが、どれも最初の数話を見たら次々と飛ばしてラストを再生してしまっていた。

ところが、この主君の太陽はまぁお盆休みと言う連休も相まって、徹夜しても翌日休みなので気持ちのゆとりがあったのかもしれないが、なんか1話みてそのまま最後まで一気にこれが飛ばしもせず普通に17話、1話大体80分くらいなので22時間くらいかかるのだが全部みてしまった。

イケメン俳優のソジソブの演技やコンヒョジンのかわいさには画面を見させる引き込み力が凄いなぁと言う事でついついじっくりとみてしまった。

見終わって、今まで何故韓ドラとかあんまり見てなかったのか、途中で飛ばしたのかと自己分析してみると、物語中、全くつじつまが合わないし合理性がないファンタジードラマのジャンルなんだと思ったわけで、合理的目線で見てしまうと、はっきり言ってその時点で俺の頭の中で整理出来なくなってしまうのだが、アニメとか魔法系と言うか異世界物ブームなのかつじつまが合わなくても魔法でなんとかやってしまうと言う事に慣れてしまい、非合理的な物語進行でも許容している自分がいた。

と言うか、ファンタジーとして認識しないととてもじゃないがあり得ないストーリー展開でしらけてしまうのだが、なんか許容する事が出来た。

これは、そもそも幽霊が出てくると言う時点でファンタジードラマと頭が認識してくれたからなんだろうと思った。

飛ばしてしまうのは、どうしてもその合理的要素を無視したストーリー展開に俺の頭が許容出来ずに飽きてしまっていたんだと、この辺りの調整方法を身につける事ができた。

あくまでも「調整」であって「修正」では無い事が重要で、007や24なんかの合理的なストーリー展開を欲していたところに、異世界物アニメで許容範囲を広げてくれて、つじつまが合わない展開になり始めた時点で、脳が自動的にファンタジー系に振ってくれた様で一気見みたいな事をしてしまったんだろうと思った。

まぁドラマ中違和感だらけなんだが、まぁストーリーを成立させるために許容しないと楽しめなくなってしまうと言う、見る側がどう言うスタンスで見れば良いのかがようやく解ってきた気がする。

こんなことも年をとったからなのか、今までは違和感が出た時点で、気になってしまうとそこで見るのを辞めていたわけだが、テレビを見なくなった事で凝り固まっていたエンタテイメント脳が活用出来る様になったのではないかと思われる。

そして、この主君の太陽と言う韓ドラは入り口がホラー系かと思ったのですんなりとファンタジーとして見ることが出来たしなんかその流れが自然に引き込まれて行ってしまい、自分の中で消化出来ない展開はいくつもあったのだが、全部納得して妥協出来る面白さがあった。

この韓ドラのおかげでなんか脳がかなりリラックス出来た気がする。

こんなドラマ、日本でもハリウッドでも作れない韓流の良い所がかなり詰め込まれた作品だと思ったな。

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