
俺の愛用のトランペットはQeenBrassのZERROⅡ改とHINO model 改で、何方も本体仕様は同じなのでパーツの共有が出来るほど、良い精度で製造されている。
ZORROⅡの改造は、標準だと支柱1本の所を2本にしてもらった。
HINO modelの方は、1番スライドのフィンガーリングと言う事だ。
ただ、HINO model の改造はやらずに、注文としてはZORROⅡの1番スライドにパッチを付けると言うオーダーで済む。
元からリングが溶接されてないスライドにリングを付けると言う改造となると塗装を剥がして溶接するなどまぁ後付けになると仕上がりは想像出来る。
そこで、ZORROⅡはリング装着が標準なので、HINO model特有のパッチを付ける事で対応可能になるのと、工場カスタマイズなので、改造と言うより、別仕様を製造したと言う事で町の工房屋に頼むのとはわけが違うと言うわけで、手持ちの改は標準仕様ではなく別注仕様と言う意味での改となる。
ただ、工場注文だと大げさに思えるが、1番スライド1本5千円、支柱はサービスしてくれた。
なので、仕上がり上場なのは言うまでもないというわけだ。
ただ、HINO model に関して、日野晄正事務所にメールを送って1番スライドの件で確認してみた。
まず、ユーザーが勝手に改造するのは自由にどうぞと言う事で干渉することはないと言う事で確認が出来たのと、何故リングを付けないのか聞いたのだが、リングを付けると狙った音にならないのでやめたんだとか。
音が重くなりすぎるそうだ。
ただ、標準仕様と改造1番スライドとを吹き比べるのだが、素人の俺には何が違うのか解らんかった。
厳密にオシロスコープで周波数を計測したわけではないが、俺みたいなのを納得させる数値を見せて欲しいが、音楽関係ではこの数値はまず出てこない。
いわゆる感性、感覚と言う事で、俺が選定品が嫌いなのもその理由で、まず、知らん人が吹きまくってテストした楽器など誰が選定しようが気持ち悪くて中古品としか思えない。
それに、その評価において、俺の感性とは違うと思えばそれまでなわけで、よくもまぁ堂々と選定するなぁなんて恥ずかしくないんだろうかと思うな。
ちゃんと、オシロスコープで計測してこう言う周波数なので音がどうのと言うのなら納得するのだが、どの楽器を吹こうが俺は工業製品なわけで同じだと思うがな。
従って日野がいくら音が重いとか言って1番スライドにリングを付けなかったのには疑問があって、実は1番スライドは重要なパーツで1番ピストンを使う音、倍音を吹く場合、ちょっと高めになる音域があって、確か007のオープニングの曲辺りで使われている高音域の音なんだが、その調整に使うと、トランペットのプロの人が言っていた。
バックを使っている人がなんか無条件に3番スライドを出しているが、何故そんな事をするのかチューナーを使って周波数を調べて全音確認したが、3番ピストンを押す音はほぼ完璧に周波数は狂わず、例えばCの音がちゃんとピッタリ出ている。
と言う事はBACHのトランペットは3番スライドがちょっと短く製造されているのではないかと思われるが計測してみたい。
倍音を使う為の管の長さは化学的に決まっていて数字だけで確認は出来る物の、ここに感覚が入ってきたり、個人差、演奏方法を変えると同じ楽器なのに息の入れ方感覚で周波数が変化する。
楽器、特に管楽器とはそういう物で、わざわざ選定品をPremiereだなんていって余計な小遣いを払ってまで買う必要は無いと俺は思うのだ。
ただ、QeenBrassのトランペットの精度は相当な物で、YAMAHAにも負けない良い楽器を低価格で提供してくれる良いメーカーで俺は大好きなメーカーだ。
台湾のメーカーで、社長は確かどこかのオーケストラに所属していたとかしてなかったとか、世界中の楽器メーカーからパーツを注文されている位い言いパーツを作っている様だ。
ただ、最初は6万円程度でZORROは販売されたのだが、今は12万くらいと倍くらいになっているがそれでも安い
そして、たまに楽器のパーツを全部外してメンテナンスをするのだが、金管はちょう簡単で良い。
木管はこう言うメンテも金がかかるし、水に浸けることも出来ないと言う事で大変なんだろうが特にトランペットは分解してもパーツも少ないし簡単だが、トロンボーンの方がもっと簡単そうだな。
ただ、トロンボーンは長いスライドが命の楽器で、このスライドの滑らかさが大事なので神経使うがトランペットはそれほどでもないが、ピストンだけは丁寧に扱う必要があるのでこれだけ注意だな。
そして、大まかにメンテナンスに使うオイル関係は、バルブオイルとチューニグスライド「グリス」と1番、3番スライド用のスライドオイルの3種類あると良い
俺はヘットマンと使っているので5番、7番とスライドは2番だったか1番を使っているので判り易い
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