Queen BrassのZORROはとにかく美しい
その中でも一番のお気に入りはこの支柱なんだが、他メーカーの単なる棒とは違い、これこそ「支柱」と言っても違和感はない。
ロゴははっきりと深く彫られていてその存在感を明確に主張しているのだが、このZORROを手にしたときの満足感は所有欲を十分にみたしてくれる。
ボトムキャップもしっかりとした作りで重量もあってデザインもしっかり施してある手抜きのなさ。
トップキャップも綺麗な仕上がりでちゃんと部品としての拘りが伝わってくる。
驚くのは、単なるストッパーのネジなんだが、ネジ周りのデザイン性に感動
こんな小さなネジ1つなんだが、感覚的にギザギザなボディーかと思いきや、ご覧の通り、クロスの筋が彫られていてこだわりを感じるデザインされた部品になっている。
ベルに刻まれたQueen Brassのロゴはちょっと良くわからないがまぁ邪魔にはならない。
1番スライドのリングは厚みもありちゃんと楽器の一部として機能している。
小指の指かケリングも丸みがあり、楽器の一部として意識して作られているのを感じとる事ができる。
HINOモデルも同じリングなんだが、以前はYAMAAHだったのでU字フックだったのだが、このリングに変わった事で小指に当たる部分が変わって、最初は小指の皮がめくれてしまい、リングは慣れないと小指にダメージがあるんだなぁとおもったわけだが、まぁ直ぐにタコと言うか触れる部分の皮膚は強くなって対応する事ができた。
ZORROの色としては、このサテンラッカー仕上げげ俺には一番しっくりしていて、銀メッキや光沢のある塗装はちょっと見た目がデザインに合ってない気がする。
勿論、響きに関して色々な仕上げがあるとは思うのだが、Queen Brassの楽器はこのサテンラッカー仕上げが一番綺麗に見えるし合っている様に感じる。
コストパフォーマンスもそうだが、所有欲を満たしてくれる満足の一本だ。
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