今日は出勤時に大変な出来事があって、いつも座って乗れるのに、今日は最後までつり革に捕まっていたのだが、まぁいつも同じ時間、同じ車輛に乗っているので誰がどの駅で降りるかわかるのでその人の前でつり革に捕まるのだが、今日は、別に良いかと思ってずっと立っていた。
車内もだんだんと混雑してきて満員状態になって行く中、ごそごそと歩いて移動している人がいて、混雑しているのに迷惑な人だなぁと思ったらなんと俺の真後ろでしゃがみ込んでしまった。
しゃがみ込んだ真ん前に座っている人は寝ているのか寝たふりなのか全く声もかけずにいるので、振り返って状況を聞いたら、ものすごく小さな声で大丈夫と言うのだが、見てられず、立っている隣の人も気になったのか、前で座っている人を起こして立たせて席を空けさせた。
これで一安心かと思ったらなかなか座ろうとしないので、もう一度声を掛けたら、これまた超か細い声で「手を貸して下さい」と言うので支えになるように椅子まで誘導するしか無かった。
まぁその時の声は印象に残って耳に残るほど小さい声でまさに助けを乞う声で未だ残ってしまう程だ。
何処までしてやれば良いのかしゃべるのも大変だろうし、後でゲロられても困るので様子を見ながら20分ほどではあったが降りる駅が来たのでとっとと俺は去ったのだが、一応、電車を降りる前に見てみると、しっかりと俺の方を見て目で何かを言わんばかりに、ちょっと可哀想だったがこんだけ人がいれば問題無いだろうと思ってとっとと降りた。
しかし、俺が一番車輛の奥で最後に気づく人だったが、途中でどうしようも無い状況を経てたどりついた車輛の奥なのに、その間誰も声を掛けない状況があったのだが、これが日本人の現状だ。
見りゃわかる訳で、何人もの人にぶつかりながら、それも迷惑なぶつかり方で異常な状況は直ぐに察知できるにもかかわらず、最後、しゃがみ込んでしまったのは俺の真後ろで、当初、車輛間の扉を開けてとなりの車輛に移動したいのかと思っていたので混雑しているのにかなり迷惑な人だなぁと思っていたが扉が開かないのであれっと思って後を向いたらしゃがみ込んでいたと言う事だ。
そうなるとどう声を掛けてあげるか、それよりも目の前に座っている人が気づくだろうと思ったのに気づかないふりをしていたんだろう、言うまで何も反応しなかったが変わってあげてと言うと秒で動いて席を空け、それも空けただけでどうぞとも何も言わない。
と言う事は、気づいて気づかないふりをしていたからだろう。
まぁ世の中みなそんな物で、言われたら動くけど言われなければ動かない主体性の無い連中が非常に多いと痛切に感じた。
困っている人がいたら声を掛けてやれよ。
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