![](https://blog.zebrasoft.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-03_20h02_02-1024x532.png)
多分割キューブはMoyuの独擅場ではないかと思うのだが、そこそこ値が張る。
ところが、この7x7x7が結構安くなっていたので買うことにした。
多分割キューブは難しいと言うよりも面倒臭いだけなんだが、どちらかと言うと奇数分割の方が楽なので奇数が良い。
と言うのも偶数の多分割はパリティーが発生するので確実に同じ場所のキューブを揃える必要があるのだが、多分割キューブで同じEdgeキューブを同じパターンで揃えるのは不可能で、最終的に、パリティー状態になったかどうかを確認してパリティーが発生していると、やり直しになる。
ルービックキューブリベンジ4x4x4は独自の方法で3x3x3のパターンを使わずに揃える方法があるのでなんとかなったが6x6x6とか8x8x8などの偶数分割キューブは更に面倒でやってられない。
そこで、今回は7x7x7にしたのだが、偶数キューブと奇数キューブの違いはセンターキューブがあるか無いかになる。
奇数キューブは必ずセンタキューブが存在するので、パリティーは発生しないが、偶数キューブの場合、センターキューブが無いために、合わせる際に困難を極めてしまう。
そこで、センターキューブを揃えた次に、Edgeキューブを1つずつ揃える方法がパリティーを発生させない方法なんだが、何でもかんでも3x3x3のPLLとかに嵌めたがる節があって、4x4x4独自のパターンが公開されてない。
なので、無駄なパリティーの修復方法と言うパターンが発生してしまう。
これは、キューブを解析すると解るが、4x4x4には4x4x4のPLLの様なパターンがあって、どうしてもEdgeキューブのペアを揃えると言う方法は子供のやる事でしかない。
パズルとして楽しんでいる俺にとってはそれは邪道。
ちゃんと4x4x4の解放を見つけるべきだろうし、5x5x5や6x6x6、7x7x7...それぞれで解放がある。
それを無理矢理Edgeキューブペア手法でしか解放出来ない場合はパズルの解き方を見失っているので面白く無い様に俺は思う。
そこで、4x4x4はまぁ3x3x3の応用にはなるわけだが、3x3x3では出来ない回し方がある訳なのでえそれを使って揃えるのが実に面白い。
5x5x5まではそれでもなんとかなるもんだが、6x6x6とか7x7x7...になっても同じ事で、センターキューブをまずは揃えてしまえば、後は最後のEdgeキューブをどうするかしか無い。
その際に、奇数キューブはセンターキューブが特定出来るので揃えやすいが、偶数キューブは構造上センターキューブが無い為、揃えようが無いと言う訳だ。
偶数キューブはキーにするセンターを合わせて、対面、左右の色が決まるのでそこに持っていくわけだが、そこにパリティーを発生させてしまう要素が絡んでいて、間違った揃え方をするとEdgeキューブにパリティーが発生してしまい、まぁ面倒臭くなる。
なのであくまでもスピードキューブとしての位置づけで多分割キューブを遊ぶ場合は偶数分割の方が楽と言えば楽かもしれない。
多分割の現在の最大は21x21x21位までメーカーは作った様だが、まぁ欲しいとも思わんな。
![](https://blog.zebrasoft.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-03_20h24_54-1024x528.png)
価格もさることながら15万って如何なものか。
精々7x7x7まででいいんじゃ無かろうか。
中国人のこう言う拘りって結構熱いね。
コメント