ある程度練習して、練習の合奏の際にこっそりとスライドトランペットに持ち替えて見たのだが、音的にはトランペットなので違和感なく、ベストブラスのマウスピースとも相性が良いのか、トランペットよりも軽いし、以外にハイトーンも鳴らしやすい。
後は、スライド操作が間に合えば良いので、手始めに365日の紙飛行機が2曲目だったのでデビューしてみた。
入りはなんとかこなしたのだが、結構集中力が必要で今までのピストン操作とは違い、なれないせいか、慌ててしまうと微妙にポジションがずれて、思った音じゃないのであたらないとか多少有って、もう何回か練習すれば解消出来そうだ。
その後、雪の華と少しゆっくりめの曲でデビューしたが、いつもの感じと違ってスライド操作感がとても新鮮で楽しかった。
その後、ダイアモンドでも実戦してみたが、後半集中力が切れ、この曲はリピートで最初にもどるのだが、その間にトランペットと持ち替えてしまった...
勿論、いつものトランペットだと1音1音を確実に出せるのでぶれることは無いが、スライドの場合、歌う感じで演奏出来るので、ピストンでの演奏とスライドでの演奏と同じ曲をやって見るとポジションの慣れは置いておいて、それぞれ演奏感が違うので1曲で2度楽しめた。
この楽器、おもちゃとか、ネタとか言われてしまうが、本気で使えばトランペットよりもあじわいのある演奏が出来る。
何故プリプリのダイアモンドをスライドトランペットで練習したのかと言うと、後半に有るフレーズで岸谷香だっけか?の「ダイアモンドだね AH AH いくつかの場面」の「AH AH」のところをそれっぽく歌って見たかったのだ。
トランペットだとこの2音の間が無いが、スライドトランペットの場合タンギングを調整して、ここで歌って見る事ができるのが面白いのだ。
勿論、楽譜には無いのだがトランペットだと事務的に楽譜通りに演奏するか何となくそんな風に聞こえる様に演奏する必要があるが、スライドトランペットの場合、ポジション1から3に延ばすときに歌えるのだ。
まぁ少人数の楽団と言うか、ほぼサックスバンドで、今日なんか金管は俺だけなんだよなぁ...なんで、金管の遊びを十分に楽しむ事ができた。
しかし、金管少なすぎて、このスライドトランペットの楽しさって木管だと解ってもらえないし、あんまり興味無いみたいだなぁ...
そのおかげで、フリューゲルホルンに勝手に持ち替えたりスライドトランペットに持ち替えたりしても、メロディーを外さなければ乗っかってくるので文句は言われないので自由でいいんだけどね。
あぁ誰かと、このスライドトランペットの楽しさを分かち合いたい。
スライドトランペットを持って行くのは良いが、置き場を考えてみた。
トランペットの場合、ミュートもあるので結構周りは御祭り騒ぎになるので複数の楽器を持ち替えようと思うとスタンドは欠かせない。
そこで、スライドトランペットのスタンドをあれこれ吟味してみたのだが、結局トロンボーン用のにしたのだがまぁ正解だろう。
まず、最初に選択しに出てきたのがハーキュレスの重心が高い目のスタンドだ。これだとトランペット用なのでばっちりなのだが、長さが足りないのだ。
図では全長35cmなので、ベル下がおおよそ17cmくらいあるが、それでは足りず、実測だとベル下25cmは必要で30cmくらいにする為には、このピンの長いのがないのか探してみたのだがこれ以上のピンは無い様だ。
そこで、高さ調節の出来るトランペット用の物を見つける事ができた。
同じメーカーでシンプルなデザインをみつけたのだがどちらも高額だ。
そこで、トロンボーン用のものなら間違い無いと思ってトロンボーン用のを探してみた。
トロンボーン用のスタンドも色々とあるが、K&Mが比較的安価でAmazonでも3500円程ではあるが、サウンドハウスで買えばもっと安く買える。
値差が1100円もあって結構ビックリするのだが楽器関連は色々と探してみないと損するので、サウンドハウス価格を基準に探すようにしている。
これなら、スライドトランペットでも問題ない高さを確保出来るので十分だ。
トランペット用にはおれはこれを使っている。
これ、買った時は1200円くらいだったのだが、今は1700円に上がっているが、このスタンドは小さい割に重量があって安定しているし、5本足なので大げさな表現かも知れないが倒れる心配が無い。
3本足は物理的に倒れやすく避けるべきだろうが5本足なら安心だ、ただ、今回買ったトロンボーン用のスタンドは3本足だが、トロンボーン用なので、そこそこデカくて譜面台よりもガッチリと安定していて倒れる心配は無く、ましてやスライドトランペットの重量は520g、マウスピース挿しても640gと軽量で立てて置ければ邪魔にならない。
K&Mのトロンボーンスタンドをスライドトランペット用として使うデメリットとしては、トランペット用だとベルに収まる小さいものが選べるが、これはそういうわけにはいかず仕舞ってもカメラの三脚サイズなので結構デカくて重い。
スライドトランペットには重すぎるが、価格で検討して決めたが、トロンボーン用としても申し分なく評判も良かったが、トロンボーンなら楽器の大きさに比べて持ち歩くのも納得だろうが、たかが520gのスライドトランペットのスタンドとしては大げさ過ぎるのが欠点だ。
K&Mのはフリューゲルホルンのスタンドもそうだが、比較的安価なのにがっしりしていて安定しているので好んで使っている。
よく、トランペットの人はスタンドも使わず、椅子の上に置いていたり、なんかの台に寝かせておいているのだがスタンドってそんなに高くないんだからスタンドに立てて上げようよ。
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