楽器店でマウスピースポーチを探すとしょうもないのに3千円とか馬鹿みたいにぼったくられる。
これは、ホームセンターで簡単に手に入るツールケースだ。(Mサイズで1200円)
マウスピースを互い違いに8本は収納出来る余裕のサイズなんだが、チューナーも入れられそうだけど、6本入れると結構な重量になる。
そして先に買ったカメラ用のキャリングケースにすっぽり収まって完璧!
前は真ん中に譜面台を入れていたのだが、譜面台はカメラの三脚のようにサイドポケットに挿したので、余裕のスペースが真ん中に出来たので、切角なのでカメラを収納するようにパーティションを使って仕切って下には重ためのトランペットスタンド2本とマウスピースポーチを入れて、立てたとき上になる部分には軽いミュートを収納して、バックの蓋にはチューナーとかオイルなんかの小物を入れて終了。
楽器用の小物はどうにもぼったくり色が濃厚で、気に入らなくて同じ価格を払うならもっと質の良い物、機能性の高いものを選ぶのはエンジニアの修正だ。
4,5万するようなトランペットのWケースとか見たけど、譜面台をさせるサイドポケットのあるバックはまだ見たことが無く、カメラ用だと三脚が必須なので、どんなバックでもリュックでも三脚をどこかに引っかけるとか縛り付けるポケットがあるのだが、楽器だって三脚は必須と考えても良いと思うのだ。
その三脚に気が回らない点で楽器専用のバックは俺は買う気がしないのだ。
それに、前はマウスピースが増えてもハードケースだったので、マウスをさしこむ穴を開けてさしこんでいたのだが、フリーのケースにするとマウスピースの行き場が無くなってしまい、マウスピースポーチを吟味したところ、3本とか4本とかの入れ物が5千円とかするのに超ビックリした。
そこで、同じ様な細長い物を入れる物として、工具のツールがある事を知っていたので、工具ポーチ辺りで検索すると色々と見つかったので、これにした。
このポーチは質感も良いのだが蓋も固めでマウスピースを入れてもしっかりしている。
中で動かない用に100円ショップでスポンジを買って蓋の間に挟めば完成だ。
しかし、この工具ポーチ、その辺のマウスピースポーチより専用っぽくてマウスピースポーチとして売っても違和感が無い位丁度良い感じだと思った。
前にパームレスト用に買った半円形のスポンジゴムがあったので、カッターで切ってクッション用に隙間に詰めたら完璧なマウスポーチになった。
ここからレベルアップして少し修正したのがこれ
低反発ウレタンをケースサイズに切って蓋の裏にはめ込んだ。
マウスは無理矢理いれて9本入ったが、土台の一部が大きめのツールを入れる為なのか少し幅が広くなっていて、そこには纏めて3本さしこんで全部で9本は入る。
まぁ上から低反発ウレタンの蓋を被せるので中ではおもいっきり揺すらない限りカチャカチャと言う音も無くこの形で留める事ができている様だ。
この低反発ウレタン、30cm×40cmだっかのサイズで1600円もするのでそのぐらいの仕事はやってもらう必要がある。
まぁケースが1200円、ウレタンが4分の1サイズとして400円分なので約1600円でマウスピースポーチが手に入った。
※練習用プラスチックマウスピースを含めて9本あるのだが、元々ハイノートを出すために色々吟味してはいたのだが結局、最初のTR-11でも問題無く出せる様になった。
6A4a 、11 、11C4N 、7A4-GP 、14A4a-GP 、14B4-GP 、14C4-GP 、16C4-GPと有るのだが、カスタムマウスピースを中心にそろえたのは重量バランスの問題で、重たいマウスピースの方がバランスが良くなって、ちょうどバルブの辺りに重心がくる。
普通のマウスピースの場合3番バルブ辺りに重心があって演奏中にベルが下がろうとしてくるが、カスタムマウスピースは丁度良い感じの真ん中に重心が来るので理論的には疲れにくくなっていると思う。
今の楽譜、アニメも多くて、特にアンパンマンなんか、トランペット吹きっぱなしなんていう楽譜もあるので結構、スタミナがいる。
そういうところでカスタムマウスピースの重さとゴールドと言うので唇辺りは当然良い。
それと、6A4aなんて超浅いカップのマウスピースを使う際、深いマウスピースを使ってから使うのと、いきなり6A4aを使うのとでは、感覚の問題だが、浅さを感じて使いやすく感じる。
そもそも楽器を演奏するには感性が大事で、物理的にはなにも変わらないが、変化を付ける事でより、その特性を生かすことが出来る様になっていると思う。
しかし、これだけあっても結局使っているのは14C4の頻度が多くなって偏っている。
同じ曲をマウスピースを変えて吹き比べてみると、吹きやすさはさることながら、音色も違っていて、乾いた感じの音からしっとりな感じと、曲によってマウスピースを変える事でアニメや演歌っぽい感じに合わせると、自己満足の世界だが結構楽しいのだ。
マウスピースポーチの完成形
色々と試行錯誤して、このケースには8本が良さそうだ。
リム用の枕を追加して、マウス同士の接触を回避した。
今回はたまたま低反発スポンジがあって、厚みが丁度良く、この形にして蓋をしめてわざと1m位のところから落としてみたのだが、全くぶれることが無かったのでスポンジ効果が確認出来た。
このスポンジは触ればわかるけど、なんかねっとりしていて巻き付いてくる感触が面白いスポンジで、普通の炊事場にある様なスポンジとはちょっと違う、保護専用のスポンジだ。
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