超少数派のトラックボール

随分前に買ったMX Elgoは値段も変わらず相変わらずだったのは評価されているんだろうと思う。

正直トラックボールなんてどれでも同じだろうと思ったのだが、比較するとこれが全く違う。

それと、大きく分けて親指操作タイプと人差し指中指操作タイプがある。

どっちが良いのか解らなかったので人差し指中指タイプのトラックボールも試していた。

こちらは安いので会社で使う用に持って行って使っていたので比較的MX Elgoよりは使っているのかもしれないが、明らかに親指タイプの方が使いやすい事が解った。

それは端で、親指タイプは普通のマウスと同じ操作性で、人差し指中指タイプはトラックボール独特な操作慣れが必要になってくると言う違いだ。

なので何方のタイプか迷う場合は親指タイプは操作性重視、人差し指中指タイプは機能重視と行った別れ方になると思う。

なので、会社で使うのも親指タイプに切替える事にしてこのナカバヤシのトラックボールを買って見た。

これは、今使っているMX Elgoの用に浅い角度と深い角度の2種類変更出来るタイプで角度のある台に乗せるとELGOの用に手首に負担のかからない角度になって使いやすくなる。

別にELGO自体も長く使っているが角度は立てたまま低い確度で使ったことも無く最初からその角度でっ来れば良いのにと思うがなんなんだろう。

まぁそれは良いとして角度があると使いやすいのはMX Elgoで立証済なので親指タイプで角度のある物を探していたら、Elecomなんかは台だけ別売りしていたりやはり各メーカー角度を立てると言う認識はある様だ。

で、このEM ElgoとDigio2を比較して見たのだが、価格は倍以上違うが、Digio2は3チャンネルあって、BT5規格で、後発なので規格違いはしょうがないDigio2の方が有利だ。

しかし、トラックボールの肝はその動かしやすさで、トリプルモニター環境でゲームのためのトリプルモニターではなく仕事用のトリプルモニターなので左から右への移動距離はそこそこある。

これを普通のマウスで操作した場合は一旦浮かせて元に戻すと言う作業を余儀なくすることになる。

トラックボールの場合は定位置で良いのでマルチモニター環境ではトラックボールの方が断然使いやすいのだが、画像の調整などの細かい操作はマウスの方が良いので基本的にメインはトラックボールで作業内容によってはマウスを同時に使うので両方とも使っている。

別に、どちらか1つに限定する必要も無く両方使えばいいので、トラックボールかマウスか等の論争は起きようも無く両方使い、良いところを使いまくるのがプロ流なのだ。

そして、ボールを入れ替えて見たのだがこれは互換性があって同じ様に動かす事に支障はなかった。

後は動かすときのボールの挙動で、ここで大きく挙動が違い、MX Elgoはそれはそれは老舗のトラックボールメーカーなわけで、動きは洗練されていて、軽くも無く重くも無くとにかく滑らかで数年使い込んでいるが、未だに衰えること無く滑らかさを維持していて、ボールを外して綺麗に拭き取るくらいだがそれで十分メンテナンス出来ている。

ところが、このナカバヤシのトラックボールは滑らかさとは程遠く動きが硬いと言うか軽いと言うかなんかざらつく感じがある。

それに、ホイールを回転させると、これは新品だからなのかやたら回転するときガリガリとうるさい。

MX Elgoは軽く回せばほぼ無音なのでかなりの差を感じた。

ナカバヤシのトラックボールを悪く言うつもりは無いが、MX Elgoと比較するレベルには無かった。

ただ、親指操作が使いやすい事は肌で感じているので、まだ新品なので使い込んでしばらくすればザラつきも取れて少しは滑らかになるのかもしれない。

なので、MX Elgoがお勧めではあるが、お高いのでもう少し予算を下げてと言う場合にはこのナカバヤシのトラックボールはお勧めで、恐らく角度を付ける台もそのまま使い外すことは無いだろう。

後残念なのが、チャンネルの切替が物理スイッチなのでElgoの場合はホイールの手前のボタンを押せばBluetoothのチャンネルを切り替えられるしFlowを設定しておけば切り替える操作すら必要としないが、Digio2は物理スイッチなので台を外してスイッチを1,2,3のいずれかに切り替える必要がある。

まぁ1台で使うには切り替える必要は無いが、3チャンネルあるので、タブレットでも使いたいとかの場合はスイッチを切り替える事になる。

後は、充電式じゃ無くて単三電池1本をはめ込む事になるのでこの辺は価格の問題だな。

角度と言えば最初から角度を付けたトラックボールも必然的に販売されている。

ただ、この角度は良いのだが機能ボタンで戻るボタンや進むボタンがボール側でホイールが人差し指操作になる特殊な形状で、これは普通のマウス操作とかけ離れているので慣れが必要だろうな。

他のメーカーでも角度を付けたタイプがあった。

しかし、気がつくと家で使うPCのポインティングデバイスとしてはLogicoolのみになっていた。

俺のトラックボールデビューはMX Elgoなんだが、その前に一太郎PremiumEditionだったかなんかをアップデートした際におまけについてきたLogicoolのMX ANYWHEREでこれがLogicoolのMXシリーズ初で、このマウスはおまけで付いてきたので値段がどのくらいのマウスがおまけになっているのか調べて見ると、1万円を超える価格帯のマウスでそれはそれは動きやすいわけでこの素直に動くマウスポインタにはまって、トラックボールが欲しくなったのでMX Elgoデビューを果たしたことになる。

そして、Bluetoothで複数チャンネル切替が出来るキーボードとしてK480を買ったのだが、これは小さい割には重くて持ち歩きにはちと躊躇するレベルなんだが、その時一緒にM590と言うBluetooth2チャンネルの安いマウスも買ったのだがこれもLogicoolで安いマウスの割には使いやすくて気に入っている。

実は、このM590とMX Elgoを常に常用していて、トラックボールで操作しにくい作業は直ぐにM590に持ち替えているので不便ない状態で使っている。

MX Anywereの方が動作精度は良いのだが、これはおまけでソフトケース付きだったので、持ち歩き用にカバンにしまっている。

で、結局気づくとポインティングデバイスはLogicoolだらけになってしまった。

しかし、キーボードはメカニカル派だったので、まだLogicoolのキーボードでFILCOのキーボードより使い勝手の良いもの、感触のものが無いのでK480だけだが、もっと無骨なしっかりとしたMXスイッチのメカニカルキーボードが出てくれば検討してみたいとは思っている。

いくつかメカニカルキーボードも出ては来たのでチェックはしているが、なんかいまいち価格に見合わない気がしてキーボードはFILCO一択となっている。

ただ、Logicool意外のマウスも1つだけ生き残っていてBUFFALOの静音マウスだ。

こいつは静音だからと言うよりも、USBマウスなので残していて、UEFI BIOSの際、Bluetoothでバイスは認識されないのでキーボードもマウスもUSB接続する必要がある。

その時にだけ出動するマウスで、LogicoolにもUNIFYINGドングルがあるのだが、これで繋げば良いとは思うのだが、USBを空けるためにBluetoothをわざわざ選んでいるのでドングルを使いたく無い。

そのおかげでPC起動の際にNo Keyboard Errorが発生してしまうが数秒なので放置している。

ASUSのマザーでこのエラーを無視する設定が見つからず放置しているがDELLのマザーボードで使っていたXPS8930の場合、使わなくなったUSBキーボードのドングルを挿していていたが、なんか使わないドングルを挿しているのが気になってそれをやめた。

UEFIもBluetoothデバイスを認識してくれれば良いのになぁとつくづく思う。

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