GAN CUBE 356M

俺のついにGANキューブデビューを果たしてみたのだが、最初は余りにもフニャフニャで参ったとおもったのだが、世界中で評価されているのがこのGANキューブであることは間違い無い事実なのでこれが世界記録を出したキューブなんだとかみしめながら練習してみた。

この手の製品はAliExpressだと破格の安値かと思いきや、Amazonよりも高くてちょっと驚き。

まぁキューブ人口は日本よりも遙かに中国人が多いので良い製品も中国産と言う事になるし、日本製の公式ルービックキューブではまずタイムアタックは狙えない。

それほど回す緩さ、軽さと言うのは桁違いで、もはや公式ルービックキューブとは別物になっている。

最初はMOYUのマグネット付のキューブを千円ほどで入手したのだが、これは公式キューブを更に進化させて使いやすく回しやすくした製品で公式と比較しても段違いで回しやすいしマグネットの程よいサポート感があって、揃えるのが面白くなって久しぶりにPLLを5つほど覚えようとしている最中に、GANキューブを知り、どうしてもGANキューブを試したくなって、まずはAmazonでGAN 356M Light Editionを買って見た。

StandardとLightの2種類合って、Lightは色々な調整機能が無い廉価版になっているのだが、AliExpressではAmazonよりも値段が高かった。

Standardは3333円もしていて、安い方を買った。

しかし、届いて見て先入観無しで回してみていきなり破壊....

バラバラになったキューブを戻す所から始めた事になるのだが、戻すのも結構厄介で良くできていると内部構造を把握したのは不幸中の幸いと言う事で妥協した。

そして、改めて組み直して回してみたのだが、まぁゆるいゆるい

ただ、緩さの中に正しく回さないと崩壊してしまうと言う経験をいきなりしたので、この緩さがタイムアタックに必要なんだと改めて思ったわけだ。

確かに、何が良いかと言うと、センターキューブを単独でひょいっとまわす事ができるのは画期的で今までは再度列と一緒に回してサイドを元に戻すと言うある意味2手間な操作を余儀なくされたがセンター列に上手いこと指をあてて回すと真ん中の列だけあっさり回せるので最終局面で園児キューブが反転している2個を揃えるパターンがあるが、センター列を回すパターンなので今までのやり方だと2列回して戻して手前を回してまた2列回してとこれを計8回実行するのだが、GANキューブで慣れてくるとサクサク実施出来てかなり合理的に操作出来る様になったのは更に面白くなったと言う事だ。

MOYUのキューブも同じ様に軽くゆるゆるに出来るのだがこれも安いタイプなのでネジを回して緩めていくのだが、それでも調整機構があるだけいいが、余りにもゆるめすぎるとセンターキューブのキャップにネジがあたるのでギリギリまで緩めてみると広がり具合はGANキューブと同じ程度なのに回す軽やかさはGANキューブの方が良くて使い込んでみてようやく良さに気づき気に入った。

まだ、揃える最中に変な列を回してしまいパターン崩壊すると言う事故を起こしてしまうが、小指や薬指を多用して操作することで今までの回し方を見直してよりスムーズにキューブも崩壊させずに動画で見るような動きに多少でも近づけるのでは無いかと思った。

まだまだ足下にも及ばない速度で当初1分とか思ったが、平均で1分30秒かかっている。

CF法の限界にチャレンジ中ではあるが、CFOP法のパターンで3段目のパターンを5個ほど使って裏面のコーナーキューブを一気に揃えて速度アップとCF法でもコンスタントに1分切って30秒台を目指す事が出来る様に研究中だ。

キューブの揃え方には大きく2種類あって、俺がやっているCF法とCFOP法で多くはCFOP法でそろえている様に思う。

CFOP法はとにかく手順通りにそろえる事でいくつかの決まったパターンを覚えれば、キューブの性質を上手く利用して必ず決まった向きになるパターンがあって、手順を覚えてしまえば目をつぶっても出来る仕組みで非常に良く研究された手順でとにかく脱帽しかない。

しかし、CF法はそれとは事なり決り手順と言うのは無くて好きな様に揃えていくのが面白くて、手順としてはまずはコーナーキューブを揃えた6面を完成させる所からエッジキューブ12個を2個づつはめ込んで行くので6回程度、上手く行けば4回程度で6面を完成させる事が出来る。

これは、エッジキューブが3個しか動かない定番のパターンがあって、その移動する場所に揃えたいエッジキューブを意図的に持って行って元にパターンを実施してパターン実施前に動かした位置に戻し次へ進むと言う方法でこれが最初はとっつき難くて入れたい位置にエッジキューブが簡単に配置されているわけでも無いので、パターンを実施する形にもっていく事前パターンを自前で用意して動かすと言う記憶力勝負な所が頭の体操になって良いのだ。

CFOP法でも多少はそういうのがあるが、基本は目をつぶって手順をこなす単純な操作でしかなく解析され尽くしたキューブの移動パターンを実施しているに過ぎず、慣れてしまう、覚えてしまうと無意識化で操作してしまうので頭の体操にはならなくなってしまう恐れがある。

しかし、いくら慣れてもCF法は無意識では無くしっかり動かしたいエッジキューブの位置関係、向き関係を把握する必要があって、これに多くの時間が取られるので頭の体操を続ける事ができると言う事だ。

パターンはものすごく単純で覚えるまでもないのだが実施する前の事前移動を出来るだけ簡単な移動でパターンに嵌める動かし方にしておかないとパターン実施後に元に戻せず崩壊してしまうので結構集中力も必要になってくる。

まず10秒とかで揃えるのは夢の話で30秒台も危うい揃え方で今の俺で1分20秒程度が限界なので1分切るのがまずは目標だ。

これは、俺が小学生の時にルービックキューブ1分を切る秘密のテクニックと言うパターン本があって、これで覚えた手順でなんとなく今でも覚えている。

これをしっかりと解析されたCFOP法のパターンを更に取り入れ強化している最中と言う事になる。

最初に完全1面を作って色々試したのだが、最初に1面を作って裏面のコーナーを揃えてとやると、エッジキューブが偏っているので結構嵌めづらくてタイプアップが難しいと解ったのでとにかくコーナーキューブで完全6面を完成させてからエッジキューブをはめ込んで行く作業でタイムは望めないが、本来の目的である頭の体操としては十分継続出来る揃え方だと思っていて、この方がキューブパズルをやる意味が出てくるはずだ。

と言う事で詳しい解説はまだまだかけるほどの余裕や経験が無いので、今からGANキューブやMOYUキューブと向き合ってまずはこいつを動画で見る様に音速で回せる様にならないとなんとも言えない。

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