磁石無しスピードキューブは無理!!

このキューブ100円しないのに凄く軽くて軽快に回す事ができて凄く良い感触なんだが、マグネット無しなので、とてもまともに回せない。

俺の手持ちの3×3でマグネット無しは、実は見たところ、公式ルービックキューブだけなんだが、これはこれで、スプリングとかを交換してかなり回しやすくなったが、コーナーカット性能は0なので、確実に回して90度にしないと次のターンを回せない堅いところがある。

ところが、この97円のキューブは構造的にもスピードキューブなのでかなり軽く回すのも軽快で、軽くてとても良いキューブレベルで100円以下で買えるなどあり得ない代物だ。

が、マグネット無しなので、とにかく柔らかくコーナーカットの性能も良いので、これが実にコンニャクキューブと化してとにかく扱いにくくてしょうがない。

回す事において感じる感触はGANキューブとかMOYUキューブ並みにって、これはMOYUなんだけど、MOYUキューブのマグネット無しがこんなに扱いにくいとは思わなかった。

そもそも97円でマグネット無しってどんなのか捨銭で買ったので良いのだが、これはマグネット化に改造するモチベーションが上がってしまったのでマグネット化してボールコアも1個あるのでボールコアにもして見ようかなぁなんて密かに思っている。

とにかくスピードキューブから磁石を取ったら全く回せなくないキューブになってしまうのが良くわかった。

マグネットとても大事だわと言う事でマグネットを内蔵する改造をやってみた。

キューブを分解してエッジのパーツとコーナーの同色のパーツにマグネットを貼り付けて写真の様に用意する。

これで完成なので後は色を合わせて組み立て直すだけでマグネット化が完成する。

一応、この97円のキューブに直径5mm×厚み1mmの若干弱めのマグネットを装着した。

1mm厚のマグネットを買ってしまい、これは強いと思ったが、実際に付けてみると辛うじてと言う感じで、使い道が無かったので97円のキューブに付けてみて廃品利用的にやってみた。(計48個)

そして、大事なのはこのMaglev用の穴あき磁石なんだが、写真左は実際にGANキューブとかMOYUキューブで使われているMaglev用の磁石で、右は磁石専門のメーカーから取り寄せた1個90円の穴あき磁石なんだが、Maglev化で12個使うので1080円ほどかかってしまう。

左は元々もMaglev用の磁石で厚みは1mmだが、取り寄せたのは厚み2mmで程よい強さで、外径8mm、内径5.6mm買って見た。

まず、97円のキューブのMaglev化とボールコア化は断念するしかなく、ボールコアのボールにパーツが干渉してしまいボールコアには出来ない事と、Maglev化すると弱すぎてどうにもならずバネのまま組み直した。

そして、このMaglev化用の磁石は実は、公式ルービックキューブ用に寸法を測って丁度ハマる奴にして、公式ルービックキューブのMaglev化は成功した。

その前に、公式ルービックスピードキューブエントリーは真ん中の皿ネジ用のマグネットで間に合ったのでこれでMaglev化済みで、実に快適になんとも言えないスピードキューブには無い滑らかヌルヌル、トラックボールのボールを回す様な感触でとても扱い易くなった。

それに、公式ルービックキューブV3のMaglev化だが、これも良い感じで軽やかに回せる様にはなったが、V3はちと特殊で元々コーナーカットが無く、ガチガチの為、設定を緩めると少しはコーナーカットが出来る様になって回しやすくはなるのだが、回しているとポップしてしまい結局ガッチリネジを締め込んだのでコーナーカットはほぼ出来ず、幾分軽くなった程度で妥協した。

その代わりMaglev化したのはバネ無きを防ぐためでも有ったので、これには成功して実に良い感じになったが、まぁ公式V3がスピードキューブに用にはならないのは言うまでも無い。

1つだけ方法があるとすると、ネジを緩めて若干のコーナーカットが出来る様にした時、そのネジが緩まない様に中にゴムか何かを詰め込めば快適Solveが出来るかもしれなくて、ちょっと緩めてますと、公式ルービックキューブの回し、雰囲気を保ちつつ、非常に軽く回せるので面白いが、そこまでやらなくてもGANキューブ回せば良いので公式V3はこれで終了。

ただ、Maglev化したルービックスピードキューブエントリーはものすごく軽く回る様になって快適そのものなんだが、元々もマグネットが弱すぎてこれが強ければ、十分戦えるキューブにはなるレベルだ。

ただ、一度、マグネットを強化すべくいくつかばらしてみたのだが、公式だけにきっちりと小さい磁石を固定するポケットがしっかりしていて、マグネットを交換すう事も出来ず小さい磁石ピッタリサイズのポケットが作られてパーツを重ねると押さえがあってだいぶ改造しないと出来ないので一旦インオペと言う事にした。

公式ルービックキューブ改Maglevと97円キューブのマグネット内蔵の改造は程なく完了した。

しかし、左上の今日届いたMS3Xって言う機種なんだと思うけどこれは良い

なんか色々とチューニングパーツが収まっていてなか面白そうだが今日は力尽きたので眺めるだけにした。

今日は97円のキューブをまともにSolve出来る様に改造してまぁ97円なりに良くなったと言う事とマグネット化の方法がわかったのが良かった。

磁石にはご存知のように極性があるので下手に貼り付けると隣同士反発する向きで磁石を貼り付けてしまうと目も当てられないので、どうすればいいのかがわかって良かった。

それと、ずっとやろうと思っていた公式ルービックキューブV3とルービックスピードキューブエントリーのMaglev化に成功したと言う点だろう。

ちなみに磁石はAmazonの出来合の市販品は皿ネジ様のしか見つからないがちゃんとしたメーカーだと結構狙いの磁石を買えるので良い感じだぞ。

マグテックと言う会社の通販サイトでネオジウム磁石の穴あきタイプを選択して外径8mm以下で内径が4mmくらい、厚みは1.5mm~2mmくらいの物を探すと幸せになれる。

Maglev化は簡単なので磁石さえ有れば誰でも出来る改造だが、センターキューブ内に収まるサイズを予め測っておく必要がある。

MOYUの易いキューブは8mm以内ならネジの穴にスポット収まるので良いのだが、97円キューブは8mmだとちょっと大きかったみたいで7.7mm径の物にしておけば上手く言ったかもしれない。

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