Magicキューブの磁石あり無し

ここに不本意ながら同じ9cmキューブがあるのだが、折角なら磁石あり無しの効果がどのくらいなのか実験してみた。

まず、この画像はわざとずらしているわけでは無くてTパームを何回かやった後のフィニッシュ直後の状態で整えずにおいた物だ。

明らかに何方に磁石が入っているかわかると思うが、右は磁石無しなのでフィニッシュ状態は若干のずれが生じているわけだが、磁石ありの場合はフィニッシュ時点で既に整っている。

この9cmキューブはかなり回しやすく磁石無しでも普通にSolve出来るレベルではあるのだが、9cmサイズは比較的回しながら整えないと少しひっかかる感じが出るとそこで回転は止まってしまう。

コーナーカットも実はこの2つともまずまずでオンザラインでほぼ同様に回せるのだが回す際に磁石があると並びが整っているので変な場所が回る事が無いのだが、磁石無しの場合整えながら回さないと9cmの場合は勢いも結構あるので一気にセンター列にひっかかって変な所、意図しない所が回ってしまうのでそこで若干のタイムロスが否めないと言うわけだ。

まぁ遊びで回しているのでタイムロスに関してはさほど気にはならないがスピードキューバーにとってはそのわずかなロスが話にならない事になってくる。

9cmサイズだとその辺りも顕著に体感出来て、常に整う回し方の重要性を改めて認識出来るし、これが磁石あり無し両方で訓練すると力加減や回転のベクトルをどうもっていけば良いのかが段々と手が覚えてくれるようになる。

基本的にキューバーは直角で手を動かす人はいないので概ね斜めに次のポジションに向けながら今を回しているわけだが、その際にコーナーカットの性能が重要で斜めに回しながら整えながらと言う事を同時に瞬時に成し遂げなければならない。

その際に磁石の力で整えると言う部分を任せて回せるのが良いキューブと言う評価に繋がっている様に思うのだ。

基本的に俺は弘法筆を択ばず派なので、どんなパソコンでもきっちりしたプログラムを書くことが出来るのでマイPCはそこそこ良い性能のPCを使ってはいるが、当然、ユーザのPCで開発環境をインストールしている保守用のPCはその辺の事務員が使っているPCと変わらないしむしろ誰も使わないPCなのでスペックは貧弱な程だが、十分メンテ程度でスクラッチで組むのもたやすいわけだ。

但し、エディターはMeryやVSCode、GITクライアントにはGITKrakenにDBクライアントにはDbeaverかNavicatを使っている(絶対A5Mk2は使わないとあえて書いておく:理由もある)

と言う事でこれをキューバーに置き換えた場合、どんなキューブでもそこそこ回せるはずだとは思うが、最低限の回転のスムーズさは必要でこれが無いととても回せないのである程度ふにゃふにゃな例えばネクスキューブみたいなキューブでも問題無く回せるはずだ。

それは、整えながら回すと言う方法、技術が身についているが故に磁石が無い場合の整え方、力加減が分かるからだと思うのだがそこに磁石サポートが入る事で1つ1つ物理的に任せられる作業をキューブがやってくれると次に回すエッジキューブを把握する事に段々専念出来るわけで、いわゆる先読みと言う奴だが、これに集中出来るキューブなのかと言うのが良いキューブと言う判断材料になってくる。

俺みたいなノンビリ派でも回していると段々と早く回したくなるのが心情で練習を積み重ねているが、1分の壁がなかなか厚く改善する方法は把握出来ているので、今はじっくりと反復でとにかく回数を回して同じ様な状況を何度も何度も経験する事で先読みが出来る様になってくる。

基本的に俺の場合は1面を揃えた後は残り16個のキューブを適切な位置に配置するだけなので何度も繰り返しSolveしていると似たようなパターン、似たような嫌なパターンも何度も出てくるし、たまに1分切れているのはScrambleが合っていたとか先読みしてないのに既に整っているとかそういうラッキースクランブルでコンスタントに1分が切れるわけでは無いのだがそれでも段々回数をこなしているとハマってきているなぁと言うのが実感出来る。

その点で9cmはサイズも叔父さん向けに見やすく色を把握するのに便利だしオーバーアクションするとより鮮明に分かるので調整出来る様になってくる。

9cmキューブを散々腱鞘炎にならない程度に回してから次にGAN mini等54mmサイズのキューブに持ち替えるとこれが凄く手に馴染んでコントロールしやすくなるのでより精度を上げた回し方に没頭出来る様になるので俺にとって、この9cmキューブの回しやすさのウェイトはとても高く、ネタでは無くガチで練習キューブとして、ある意味メインキューブとしても使っている。

実際のメインキューブは今はQiYiのゼリーキューブなんだがこれもそもそも磁石無しだったので磁石を追加してマグネット化したキューブでかなりクセをあえて作ったキューブだ。

クセと言うのは、コーナーカットを9割程度にしてかなり回転はスムーズだが軸はブレない設定でちゃんと綺麗に回さないと早く回せないし、結構滑るので持ち方などもしっかり持たないと回せない。

これを使った後、GAN mini M Pro UVに持ち替えるとなんともGANキューブの素晴らしい回し感と言うかさすがGANキューブだなぁといつも感心する事が出来るのだ。

勿論、GANキューブはどのキューブも回しやすいので改造の余地は一切なく、そのまま使えるキューブなのだが、故に回していてもちっとも面白く無くてただ揃える事に専念するしかない競技用キューブであって、街中で乗れる車では無いと言う事だ。

例えばF1はとにかく早いし曲がる止まるなど頂点を極めているし最近はEVのレースなどもあってもはやラジコンかと思える様な早さでサーキットを走っているわけだが、いざ、街中で渋滞に巻き込まれたりしたらどうなってしまうんだろう、まともに走れないなぁと言う事ににている。

なので、普段街中で楽に乗れる軽自動車が色々なキューブでレースにはGANキューブ一択になってくる。

勿論、TORNADOとかWRM V9とかDayanのキューブなどF1に匹敵する、むしろそれより早い良いキューブは沢山あるわけだがあえてここはレースにはGANキューブ一択でカジュアルなレースや耐久レース、ダートレースなどもあるので、その時乗り換える必要が出てくるだろう。

色々あるキューブもそういう感じでレギュレーションの違いを楽しむ為にコレクターとしてそろえて居る。

それでも目標はCF法を突き詰めて30秒台を目指しているので達成することは可能だろうが、達成したところで何かあるわけでもなくキューブを早く回したからって行ってもてっぺん取ればスポンサー契約とか金に結び付いてくるとは思うが15秒そこそこで揃えられる様になったところでYoutubeでチャンネル作ってチマチマと稼げるかどうか分からないが、一定数のキューブファンは世界中にいるので何か特質が出せれば良いのかもしれないが、俺の場合あくまでも趣味の領域から出ることは無いだろう。

むしろ、本業のプログラムで世界を取るアプリを開発する際にヒントを毎日むさぼっているので色々な事に興味を持っているのは間違い無く、キューブのアプリはどれも使いにくいのでもっと楽しめる様なアプリの開発、それに折角スマートキューブもあるわけなので、これをPCに繋いでごにょごにょやってみようとは思っている。

その場合デバイスドライバーとかAPIなんかは公開されてないだろうから野良アプリにはなるが、ジャイロセンサーと回転センサーだけの情報を取得すればいいのでプログラム的には接続に関しては大したことは無いが、コンテンツをどう構築するかで色々変わってくるんだろうな。

スマートキューブはいくつか出ているものの共通性がないので例えパソコンで使うマウスみたいにどのメーカーのものでも同じ環境で使えるカジュアルさって重要なんじゃないかと思うわけだ。

そうなるとスマートキューバーだけのポータルサイトで必要な物はスマートキューブだけで世界中のスマートキューブユーザーはメーカーに関係無く集まってきて腕を競い合える場を提供すると金になりそうだ。

と俺の目線はそこにある。

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