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今どきのパソコンを分解するにはこの手のヘラ的な物が必須になっている。
特に、一体型のPC等は外から見えるネジすら見えなくて、ACERの一体型とかHPの一体型PCにはネジが見当たらなくてどうすればHDDをSSDに換装出来るのか解らない時すらある。
まぁプログラマーがそこまでやるかと言う事なんだが、プログラマーだから出来る仕事だと思う。
先日もHPの一体型PCを分解して基板を付け直す必要があって、メーカーのサービスマニュアル引っ張り出してみたが、検索するとメーカーの公式サイトで動画で分解方法が用意されていた。
HPは足を外すと分解する為のネジが出てくれるのでネジ自体は回せば外れるわけだが、さて、それから...
そうなのだが、ネジを外したからと言って簡単に蓋が外れると言うPCはもはや皆無では無いかとさえ思うほど、プラスチックの爪でしっかりとはめ殺し的になっていて、基板まで辿り付くのが超面倒。
Acreにおいては、ほぼ両面テープで貼り付けてあるので、コレを緩める事から始まるので、半田を溶かすための熱風器みたいなものまで必要で、スマホの分解ともなるとこれは必須だ。
前にも、スマホを分解してバッテリーを交換しようと思ったのだが、はて、ネジは?
特に防水加工済のスマホなど、裏蓋はかなり強力な両面テープで貼り付けてあって、簡単には外せない様になっていてバッテリーすら簡単に交換出来ない。
で、必要なのがこのてのヘラで、爪を伸ばす習慣が無く、ちょっとでも伸びてくると短くしているので爪で引っかける事も出来ず分解にはいつも骨が折れる。
それに、何処に爪があるのかを把握しないと無理に分解すると破損してしまうので神経を使う。
両面テープを緩めるのに外部から熱風をあてるが、ドライヤーでは熱が弱く、それはそうで、温度が高いと頭がやけどするのでやけどしない温度に制限されているわけだから当然で、400度位の熱風を出そうと思うとヒートガンが必要になる。
ヒートガンは充てすぎると、プラスチックまで溶かしてしまうのでコレも使い慣れてないとやけどする位あつくなるが、ヒートガンは結構使い道が多く、眼鏡の柄の部分を曲げたりするのにも使う。
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このヒートガンは結構使い勝手が良くて、ノズル部分を上向きに台にそのまま立てる事が出来るので両手を開ける事ができるのだ。
冷凍食品を溶かしたりも出来る等、使い道はかなりあって、それ故に、やけどに注意する必要があるが、この手の分解ツールは出番がさほど少ないが無いと出来ないのでどうしても手元に置いておく事になる。
昔はドライバー1本あれば良かったのになぁと思うのだが、今は駄目だ。
それと、キーボードの分解にも普通のドライバーではネジすら外せなくて、俺の使っているFILCOのキーボードは3本のネジと爪で引っかけているタイプでそのネジは6頂点の星形ネジで締めてあって、コレもプラスのドライバーでは回せず分解出来ない。
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この手のビットの多いドライバーセットも必需品で、今どきはこの手のドライバーセットを持っている人も多いとは思うが、まぁ面倒な世の中になったものだ。
ただ、この辺を用意する必要があるのは、分解にこれだけの知識が必要で、分解だけで金を請求出来るので一度分解作業をすると道具の元は簡単に取れるのが良い。
今だとスマホスピタルとかでバッテリー交換するだけで1万円程度は必要だろう。
これ、自分でやればバッテリー代だけで済むし、分解するのもずぶの素人がやっているので心配でしょうがない。
だからこう言う仕事は人任せにできない性格で、全部自分でやらないと気が済まない。
最初は分解に金を請求出来るなんて思ってもみなかったが、こう言う事でも今は請求と言うかそれを仕事として店まで出せるんだから驚きだわな。
恐らくその辺の分解屋よりは俺の方が丁寧な仕事ができる自信が有る。
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