トランペットのマウスピース選び

俺の使っているラッパはQueen BrassのHINOヘビーウェイト

マウスピースはBest BrassのTP-7E、7C改、7X

HINOモデルを吹き始めて10カ月くらいは経ったのでだいぶこなれてきたと言う感じで、当初はBACHのストラディバリウスの吹奏感が忘れられず、上の音域になってくると重たく感じていた。

これは、このトランペットの特性なのでこの特性に身体を合わせる必要があるわけで、10カ月経ってくると身体や唇がHINOモデルに合わせられるようになって、重たい吹奏感も今ではそう変わらず楽になってきた。

そう言う意味では、最初から吹きやすいBACHのストラディバリウス、試奏したのは180ML37だったがこれが銘機と言われる所以は納得出来るし、これを吹き続ければもっと合ってくるだろうから、他のラッパは吹けなくなるだろうな。

俺はどうしてもこのQueen BrassのHINOモデルのデザインがすごく好みで、色もサテンと言う色合いがなんとも言えず気に入って、音色よりデザイン優先で決めたのだが、そもそも日野晄正のシグネチャーモデルなんだから音色に関しては心配する必要も無く、後は自分が吹きこなしていけば良いとも思っていたわけだ。

このラッパを吹きこなすにはマウスピース選びも重要で、中低音がものすごく吹きやすく、これはストラディバリウスの比じゃなく吹きやすく以前から使っていたハイトーン用にとBestBrassの7EやYAMAHAの6A4αなんかのカップの浅いマウスピースでも普通に吹けたので結構ビックリした。

当初持っていたラッパはYAMAHAの739TでLボアだったんだが、浅いマウスピースで低音をならすのはかなりコツが必要だった。

しかし、このHINOモデルの場合はコツを掴んでいるとはいえかなり吹きやすく息が入りやすいのだ。

マウスピースには拘っていて、ラッパ吹きなら当然だろうと思うが、低音、中音、高音と概ね3つの音域をまんべんなく吹けるのが格好いいと思うわけだが、特に高音域は普通にならすまで到達するのにそこそこの年期やコツが必要で、その辺りをカップの浅いマウスピースを使って補ってきた。

今となっては、カップが深い7Xを使ってもhighB♭は出せるので、マウスピース選びはカップよりもリムのサイズだと言う事を体感しているので、Best Brassでも7ではなく9がよかったのかもしれないなぁと今では思っているが、それは7のサイズに慣れてきたからで、唇がまだそんなに柔らかくない時期に径の小さいマウスピースだと音すら出なかったかもしれない。

これも訓練で、今では7Eで全音域を普通に演奏出来るのだが、7C改、7Xはそれぞれ、中低音重視の楽曲の時に即実践する際に役にたった。

今は最初から最後まで7Eを使って楽することもあるが、7Xには7Eではやりにくい低音のリップスラーとか、全音域で相当使いやすい7C改をベースにしていると7Eの使用感をより引き立たせる事ができる。

なので、今は7C改をベースに演歌なんかは7Xに換えて、ジャズ系のハイトーンが多く出てくる楽曲は7Eを使っている。

7C改1つでなんとかならん物か色々と試行錯誤はしたのだが、演奏の後半に盛り上がる曲が入ってくるわけで、大体ハイトーンを際立たせる必要が出てくる。

なので、今では曲で分けるというより、前半は7C改で後半は7Eと言う感じになってきている。

練習なんかではオール7C改のままだったり、7Eのままだったりするが本番では概ね前半後半、疲れ具合を見てって感じになってきた。

50過ぎるとやはり後半の体力はそれなりで、だいたい一回の演奏で15曲とか多いよなぁと思う。

曲が多いのでそれなりに演奏していて楽しいと言うのはあるが、トランペットにはかなりキツくて、他の楽団だとせいぜい4曲くらいなので、そうなるとどうにでもなるが、15曲以上になってくるとそれなりにペース配分が重要だ。

短距離走と長距離走の違いで、それぞれ練習方法が違う様に4曲くらいが短距離走で一気に吹き抜ける事ができるが10曲を超える演奏会の場合はペース配分が重要になってくる。

練習ではとにかく最初から最後まで全開でやると、後半スカスカな音しか出せなくなってくるのだが、これも不思議な物で、続けているとだんだん出せる様になってくるので長距離走のスタミナはなんとかなってきた感じだが、まだまだ足りない。

さすがに、1STパートを2時間も吹きっ放しだと後半なかなかキツくなってくるのだが、ぼちぼち体力付けながらやっている。

何故そうなるかと言うと、トランペット1人なんだよなぁ...

1人だとユニゾン部分は良いけど、1と2で分かれたりすると音が抜けてしまうので、普通なら休めるところも休まず1ST、2ND、3RDと楽譜見ながらアレンジしている感じで、これはこれで楽しいので良いのだが、そのぶん更にキツさが増す。

全員で 3人いるので全員揃うときは結構手抜きしたり出来るのだが、1人率が多いので練習では手抜きせずにひたすら体力作りに励んでいる。

50の手習いで始めて3年、細々とやってきたのでそろそろコツがつかめても良い頃だと思うのだが、ようやくなんか急に音が楽になるアンブシュアがあって、その吹き方が常時できればなぁと思いながらやっているがまだつかめていない。

後は、半年前に注文していた受注生産のBest BrassのZORROがそろそろ手に入りそうだ。

2本支柱の特注品で注文したわけだが、実はZORROの2本支柱版と言うのは前身のCarol Brass時代に制作されていたのだが、初心者向けにもっとならしやすくと言う設計上の問題で今の1本支柱に落ち着いたと聞いた。

その事から、2本支柱にすることで、音のまとまりがありそうな予感がする。

そもそも1本支柱のZORROを吹いたことがないのに2本支柱で注文したのは、これも見た目の問題で、BACHもビンセントは1本、ストラディは2本と言う事もあって、上位機種には支柱が2本と言うのが多い。

ならば、ZORROも2本支柱の方が上位機種と言えなくも無いと思っている。

まぁこれも見た目なんだが、俺にとっては見た目って結構重要なだな。

納期確認したら組み立ては終わっていると言う事なので今月中に届きそうだ。

ちなみに、今月は施設がオープンな最後の練習日だったのだが、数得てみると24曲一気に演奏するパターンで、ピンクレディーメドレーとかが最後の最後に出てくると、疲れ果ててしまう。

音域は高いのはまだしも、メドレーは一曲が長い!長すぎる!