知識ゼロからわかるMMT入門

本屋には並んでない本なのだが今、経済学にあたらしい概念が持ち込まれ始めている。

それがMMT(Modern Monetary Theory)現代通貨理論だ。

これが、何故か財務省では現代金融理論(Modern Finance Theory)と訳される不思議があるのだが、このMMTと言う概念が広がると財務省が誤魔化してきた事が全国民、すなわち我々にバレてしまうので大慌てなんだとか。

それに、マスコミを使い、一億総白痴化の為、日本が財政破綻すると言う恐怖を煽ってきた「嘘」もバレてしまうからだとか。

そこで、そのMMTとはなんぞやと言う事で、三橋貴明が発行しているMMT入門を取り寄せてみのだ。

まずは、下の動画を見てからMMT入門を読むとさらに理解が深まる。

この動画をなんとなく見つけて、中卒の俺でもお金の事が良くわかったので、俺より賢い人はごまんといるので如何に、今まで言われていたことが間違いだったかがわかるはずだ。

であれば、間違った概念は正せばいいわけで、間違いの責任はどうでも良いので、正しい行動をするだけで良い。

コロナ問題で経済活動が破綻しかかっている今、政治家が正しい経済復興を指導してくれれば良いだけなんだが、なんでちゃんとやってくれないんだろうな。

今こそ消費税0%にするべきだと思う。

しかし、正確な事実をちゃんと理解すると行く末の不安にどう立ち向かえば良いのか自ずと答えが出てくるのでマスコミも正しい事を正確に伝える機関であって欲しいものだ。

まぁ山本太郎も三橋貴明も人としての興味は無いのだが、政治に関与できる位置に近いところに居ると言う事でリスペクトせざるを得んな。頑張って欲しい。

俺が日野晄正に全く興味ないのにHINOモデルは好きで吹いているのと同じくらい、ここで語っている内容は同意出来る。

俺が出来るのは拡散くらいなものなのでやって見るか。

まぁMMTで言っている事はザックリとこんな感じだそうだ。

本に書いてあることをある程度理解して俺なりに解釈した図を書いてみた。

前提条件として日銀も認めている貨幣創造理論より、何も無いところに貨幣は創造されると言う事が前提で近代貨幣とはキーボードマネーと言う事でお札が流通しているわけではなく、通帳の数字が増えたり減ったりするだけの話である。

そして、図を解説すると一番最初に政府が国債を発行するわけだが、これを単に国債発行とすれば良いのだがわざわざ「赤字国債」と表現されている。➊

日銀は国債の額面を政府の当座預金に書き込む➋ これで、国債が発行された。

そして、以前は直接企業などに政府小切手が支払われて甚らしいが2017年くらいから取引口座のある市中銀行に支払指示をする様に変更したらしい。➌

市中銀行は該当の企業の口座の数字を額面分増やす処理をする。❹

口座の数字が増えたので、企業は下請けや従業員が取引している口座に振込を依頼する。❺

そして、我々個人がATM等で引き出せる様な状態になる。❻

市中銀行は政府の債権を日銀の当座預金に預金する。❼

日銀は市中銀行の当座預金の数字を額面分増やす処理をする。❽

❾は付け足したのだが、我々が経済活動などの中から徴税され国庫に税金を収め、全部使うも良し、口座に貯金するも良しと言う訳だ。

そして、問題は➊と➋の関係で政府が国債を発行するだけの話なのに、借金が増えると言う概念にとらわれていて、借金は「悪」と言う呪縛の為、税金を上げて政府が支出した分を極端な話、国民から全部回収しようとしているのが安倍政権と言う訳だ。

皆が投票した自民党を政権にした結果と言う事だ。(俺は自民党には入れてないけどね)

ここで、インフレとデフレのバランスが重要になってくるわけで、経済の流れを中止して、政府が、日銀がコントロール出来るかどうかが重要になってくる。

しかし、財務省はこのコントロールが出来ない、下手くそなのでデフレに舵を取った方が楽なので楽な方を取っているわけだ。

デフレ方向にするのは全部ケチればいいわけだから出さないと言う事になる。

出さなければ国民に貨幣が回らないので国民は貧乏になり、失業し、自殺者が増えると言う事になる。(まぁ自殺するのもどうかと思うし、ありえねぇけどな)

ただ、MMT肯定派が緊縮財政に舵をとったから自殺者が増えたと風潮するもんだから、財務省も政府もビビっちゃって正しい決断、覚悟が出来なくなっている状態に陥っている様にも見える。

わかっちゃ居るけど、MMTを肯定すると責任問題が湧き出てきて、折角キャリアで将来設計したのに失敗を認めると駆逐されてしまうと思っているわけだ。

責任を取りたくないから正しい事を認めず国民を苦しめている結果になっているので、それはそれで問題で、もう今の人たちではどうする事も出来ないと思う。

で、山本太郎とか三橋貴明とかが頑張っても、この人達も覚悟が無くて、三橋なんかは口癖のように「私は政治家じゃ有りませんので」と言う逃げ口上が耳に付く。(こういう覚悟のない無責発言が嫌いなんだよな)

京大の教授で藤井聡さんなんかも発言力あるけど、自分の立場がやはり大事なので、誰かがやってくれると言う他力本願発言が強すぎて素直に入ってこない。

なんで、俺が何とかしなくちゃと思うのだが、どうすりゃ良いのかなぁ?

正しい方向に舵取りするだけで良いんだから安倍さんとか麻生さんがそう思えば舵取り出来るのになぁ。

あぁこれからどうするかな。

今回の10万円給付は全部国債でまかなうと言う事が決まったわけだが、これを具体的に計算してみよう。

日本に住んでいる人口として約1億2千万人とした場合、×10万円と言う事になる。

計算すると約12兆円なので、政府が12兆円の国債を発行し、日銀当座預金を12兆円、負債として発行する事になる。

この12兆円を各個人の口座に分配すると市中銀行の口座は今より12兆円増える事になる。

当然、政府は12兆円の負債を負うことになるがこれが、MMTで言っている誰かの負債は誰かの資産になると言う事にあたる。

政府の負債は国民の資産と言う事だ。

そして、緊急事態宣言で事業停止した店舗など、具体的には京都なら木屋町とか祇園とかの粗利を保証しないと、殆ど潰れるだろう。

この保証を家賃保証40%とかけちくさい事になっているので潰すしかない。

店が潰れれば、当然、法人税とか売上に関わる税収は0円になるので、どうする事も出来なくなる事が容易に創造出来る。

粗利を保証すると言う事は、当然100%前年と同じとしておけば、店を閉めていても従業員の給料も家賃も全部支払い出来る事になる。

そして、それが何ヶ月続くかわからないが、年内にワクチンが出来たら、完全に経済活動を復帰して後は自力でやってもらえば良いし、その後店が潰れたとかあったとしてもそれはその間になんの対策もしなかった店側の責任だ。

この間、相当な財政支出が発生するがそれはそもそも、税金を収めていたわけだからこういうときに国民を救わずしてどうするのかと言う事になる。

当然、ここで救うことで将来的にまた同じ様に税収は担保されて行く事だし、経済復興を成し遂げたと言う事にもなるわけだ。

この辺りは藤井教授も言っている事だが、共感出来る話だ。(賢いね)

なのに、政府の行動は遅くてイライラするし、小気味悪い。

牽制球投げすぎるピッチャーみたいで盗塁を怖がってなかなかホームに投げて打者と勝負出来ないピッチャーと同じだな。

打たれるのが怖いのか、走られるのが怖いのか、だったら投げねぇみたいな事じゃ、試合になりゃしねぇ。

これ、安倍さんがピッチャーだとしたら、盗塁も阻止して、打者も三振にして1人で野球やろうとしている様に見えるし、キャッチャーを信頼出来ないので牽制で1塁を足止めしても、結局2塁で刺せないだろうと考えている証拠だな。

この場合だとキャッチャーは麻生さんになると思うのだが、麻生さんの肩じゃ2塁で刺せないとみてもしょうがないのはわかるけどな。

でも、この回点を取られても良いと思って早く投げちゃえ。

次の回で逆転してくれ事を期待したら良いのにと思っても、打順が悪くてなんて思っているんだろうね。

もう覚悟しないと

ねぇ総理。

 

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