マウスピースとマウスパイプのギャップ

まだ、合奏で一回も使えないZORROを眺めていてほくそ笑んでいるのだが、色々観察していると、マウスピースを挿したときにマウスパイプとの隙間がどのくらいあるのか計ってみた。

ベストブラスのマウスピースのシャンク長は約34.7mmでマウスレシーバーからはみ出る長さが8.5mmで、マウスレシーバーの入り口からマウスパイプまでの長さ(深さ)が29.5mmだった。

計算すると、ささっている長さが34.7mm-8.5mm=26.2mm

ギャップは29.5mm-26.2mm=3.3mmとなる。

ZORROにベストブラスのマウスピースを挿した場合のギャップは3.3mmだった。

シルキーだとこのギャップは0mmが理想なんだとか言っている様だが、概ね2mm程度が良いらしい。

ギャップがありすぎると抵抗が増し、少ないと抵抗が減るのでこのギャップを調整するにはスリーブ加工と言うのがあるらしいのだが、そんな面倒な事はやってられないので、丁度ゴムワッシャーがあったのでそれを突っ込んでギャップ0mmを実験してみた。

ちょっと内径が小さ過ぎるのだがまぁ取りあえず突っ込んでみた。

まぁこれで、マウスピースとマウスパイプは密着してギャップは0となるが、この径が小さくなるのでバックボアのサイズの意味が無くなってしまうが吹いてみた。

結論から言うと、径が小さくなるがさほど抵抗は感じないのだが、ハイトーンはむちゃくちゃ楽に出る。

これ、径を調整すればもっと良い感じになる予感があるのだがまぁビックリするほどトランペットが楽に吹ける方法を発見した気がした。

内径が小さいのでおもいっきり息を入れると流れが止まってしまうので軽く吹くだけで息は入るのだが、そのままチューニングB♭から上に音階を吹いてみたのだが、なんとも楽に吹く事ができた。

これはビックリな発見

ゴムなので内径を広げてギャップ0にする事でなんとも驚くほど楽に吹けてしまった。

これは、ホームセンターなんかで径を計って金属のスペーサーを突っ込んで約3.3mmの長さに調整すれば驚く事がおきるかもしれない。

マウスピースのバックボアが9.8mmだったのでそのサイズのスペーサーがあるかどうか解らないが加工は出来るかもしれない。

スペーサーじゃ無くても真鍮のパイプをカットして突っ込んでも良さそうだ。

なんか前からこのギャップは気になって居たんだが、マウスピースに合わせて調整すれば良さそうだ。

これは、楽器によって深さなど寸法は微妙に違うのでHINOモデルでもやってみようかな。

ギャップを埋めるのが気になったので丁度良い外径のボールペンがあったので輪切りにしてヤスリで厚みを調整したら2.7mmでピッタリギャップを0mmにすることに成功した。

このサイズはベストブラスのマウスピースで普通のマウスピースだと浮いてしまうのでベストブラスの方が浅く刺さると言う事のようだ。(ギャップが大きいので抵抗が増していると言う事なのだろうか)

こんな感じでマウスレシーバーの奥に突っ込んでマウスピースを差し込んでピタリ収まる厚みにした。

これでギャップが0mmになったのでマウスピースの性能が発揮出来た様で、スーッと息が入り7Xと言う超カップの深いマウスピースなのにhighB♭まで普通に出せる様になった。

なんだこりゃ!

こんな方法があったとは知らなかった。

当然、ある程度ならせないとこれをやったからと言ってハイトーンが楽に出るとは思っていないが、ちょっとした小細工としては抜群の方法ではないだろうか。

当然、何かを邪魔にするとか言う方法では無いので音色とかそう言うことに影響は無くギャップによってマウスピースに入れた息が寸止めされる事無く、スムーズにマウスパイプに入るだけなのになんとビックリ吹きやすい。

マウスピースのバックボアの延長がそのままマウスパイプ接続した状態なので、これは、モネットのねじ込み式マウスピースと同じ効果になったのではと思う。

それに、ベストブラスのマウスピースに合わせたのでどのマウスピースもシャンクの長さが同じと言う精度の良さなのでどのマウスピースでも吹きやすい。

何で今までこのギャップを埋めることに気づかなかったのかと思うと発見が遅かった。

しかも、要らないボールペンを輪切りにしただけなので費用をかけずにギャップ調整が出来るなんて結構コストパフォーマンス良いぞ。

しかし、これは使っているマウスピースの刺さり具合を確認しながら寸法調整しないといけないのでどれでも良いと言う訳ではない。

ベストブラスのマウスピースに合わせたので他のマウスピースが刺さらなくなり使えなくなるが、簡単に外せるのでこのカスタマイズは特許物だな。

ちなみにHINOモデルにも突っ込んでみたのだがギャップ調整の厚みは3.9mmだった。(ベストブラスのマウスピース合わせ)

ちなみにギャップ0mmにすると何が変わるのかというと、ハイトーンを極小音で吹ける様になると言う事だ。

結構気合いでガツンと吹けばハイトーンは出るんだが、小さい音でならせるかがとても重要だと思っていて、夜中にプラクティスミュート無しでhighB♭が普通に軽く出せる様になった。

当然、フォルテで吹けばもっと出しやすいと言うのは吹いていて感じる。

まだ、本格的にならせてないのだが、練習復帰が楽しみでしょうがなくなった。