トランペットの重さを量って見た

まず、QueenBrassのHINOモデルヘビーウェイトの重さは1,178.0gでこれが重いトランペットのベースと言う事になる。

ここから、ライトウェイトのQueenBrassのZOROⅡの重量は1,080.0gと98g軽いが、俺のHINOはカスタマイズしていて1番スライドにフィンガーリングとバッチを着けているので約20gほど重くしていてノーマルとの差は78g程度の様だ。

そして、俺のもう一つ好きなPlaytechのPTTR300SのBACHストラドのコピートランペットは1,095gだった。

しかし、ZORROよりもPTTR300Sの方が吹き心地や軽さ、吹奏感は良いのと、パートの音色を合わせるときはこれを使っている。

まぁこれは、プラスチックトランペットのpInstrumentsだが581.6gはかなり軽いのに、吹き心地はなかなかの物で、メタル製の音色と比べると音が響かないのは材質の性なので仕方が無いが、アニソンなんかなら支障は無い。

プラスチックと金属の材質の違いは誰でもわかるとおり、振動の余韻の違いで、プラスチックには余韻が無いのでどんなに鳴らしているときの周波数が良くてもメジャーになれないし、良い音と言う慣性には刺さらない感じだ。

ただ、軽いし練習用と割り切っているので、たまに楽団の練習で鳴らして見たりもする。

そして、久しぶりの楽団のコンサートで披露するソロ演奏で、このポケットトランペットを使う予定だ。

巻の長さがトランペットと同じでよりぐるぐる巻きにしてコンパクトにしたわけだが、この究極の設計には感心していて、概ねこの形状と1番スライドが伸びた設計のCarrollBurassがある。

ただ、このポケットトランペットは島村ブランドで販売して随分と売れ残って2万円しなかった投げ売り在庫処分で買って見たのだがなかなかのもので、普通に合奏に使っても何ら問題無いレベル。

練習の時など、音が自分にちかい位置でなるので、自分の音がモニターしやすく良い練習になる。

意外だったのは、このピッコロトランペットで、トランペットの長さの半分という割にはポケットトランペットとさほど差が無い。

ピッコロトランペットはコルネットシャンクのB♭とAのマウスパイプが付属していたが、B♭で使って、下の音がレまでの楽譜で鳴らして見たいと思っている。

実は、このピッコロトランペットは今日届いたのでまだ合奏で使ってないが吹いてみたところなかなか吹きやすくて、最初運指がわからなかったが、基本的にはトランペットの下の運指を上にずらしていく感じで、トランペットの下のドがピッコロの場合はチューニングのドになって置き換えた運指でいけた。

当然、ハイB♭より上はそれなりにきついがEくらいまでは普通にならせそうだ。

良く言われている息が入りにくいだとか優しく吹かないとならないとか聞いていたが、へっ?と思った。

普通に吹けるし、なんも難しくねぇし音程も何となく大丈夫でチューナーを持ってきて合わせたけどかなり良い感じに合わせやすかったぞ。

プレイテックのピッコロトランペットやるなぁ。

まぁマウスピースはBestBrassのコルネット用の7Eを使ったけど付属のマウスピースは無印でサイズは分からないが比較的カップは浅めで非常に楽に吹けるのが良い。

そして、BestBrassのマウスピース7Eは133.8gでこれを使うとHINOを吹くと1,311.8gになるので重いわけだ。

一番良く使う7C改は122.5gと約10g違いで軽い

これは7Xでカップが深くコルネットやフリューゲルホルンと同じ深さでこれも使い勝手が良い。

ちなみにこれはBACHの3Cで俺をスランプから救ってくれたマウスピースで捨てずに持っている。

これは、フリューゲルホルン用の7X

これはコルネット用の7E

これもコルネット用の7Xでコルネット用はピッコロトランペットでも使えるので重宝する。

楽器を持ち替えてもリム形状は全部同じBestBrassのマウスピースは最高に使いやすい。

それと最近思う事があって、トランペット吹なのでハイトーンは好きだ。

そして自分なりに色々と練習していて、ハイEが当たりそうな所まではきたのだが、まだその上が無理でゴットファーザーのテーマを演奏するレベルにはあたらず練習中だ。

そこで、思ったのは息の速度とかアパチュアの小ささとか言うけど俺が思ったのは全く否定すると言うわけでは無いがひとつハイトーンを講釈する連中にかけている共通の事象があってそれは唇の柔らかさだと思うのだ。

コロナで練習出来ず、それまでは自宅でもプラクティスミュートを使ってほぼ毎日音を出していたのだが、余りにも期間が長くなってしまいとうとうそれすらやらずに3ヶ月以上も全く楽器に触れることすら辞めていた。

そして、何を思ったのか激辛やきそばのペヤング獄激辛シリーズを食べ、カレーはデスソースカレーを食べ、とにかく唇にたいする負担の大きい食事をとっていた。

今までもたまに激辛食っていたが、コロナ禍ほど食べていたわけでも無く、コロナ禍はほぼ2,3日くらいのスパンで食べていた。

すると、唇が硬くなったのか、練習再開で全く音が出せなくて、それまでもそんな時期は有ったのに、その時は特に支障無く音が出せていたし、50の手習いで高校時代に眠らせていた30年以上練習してなかったのに、普通に音はだせた。

ところが、今回、全く音が出せず、それもBestBrassのマウスピースだとうんとも寸とも言わないのだ。

そして、YAMAHAの9C4が有ったのでこれでなんとか事なきを得て、BACHの3Cを使う用になって、今まで通りに戻って来たのでしばらく使っているとBestBrassのマウスピースも普通に使える様に、元通り以上に回復した。

この体験から振り返ったときに思ったのは、時間が空いても大丈夫だった時の感覚と全く音が出せなかった時の感覚の違いは唇の硬さだった。

相当、激辛ばかり食っていたのでいつも唇がヒリヒリとした感覚もあって、痛さは無いものの、身体が唇を硬くして守っていたのでは無いかと思えた。

今でも激辛は辞めてないが、管楽器用のリップがあって、それは唇をケアするリップだが、他にも唇プルルン化する為のリップは多くあって、リップなど塗ったことも無かった俺がリップを使って見たのだ。

するとどうだろう。

実感で柔らかく自分でもプルルンな唇になってきたなぁと思うのとハイトーンが楽に出せる感じが比例してきたのだ。

そこで思ったのは、唇のやわか差こそがハイトーンやリップスラーの根底に必要な要件では無いかと思った次第だ。

当然やわらかけれべ出ると言う物でも無くそれ相応の振動させる技術と言う感覚は必要だが、唇が柔らかければとの書くそう言うの取っ払って音が簡単に鳴らせるわけなのだ。

後は、ただ振動させてもバテがくるわけで、これがただ柔らかい人で直ぐに音が鳴っても続けられないから練習して柔らかさを維持してバテない唇に訓練する必要があるのだ。

そりゃそうだろう。

息の噴き出し方とかアパチュアの小ささなんて結構体力ある俺がその辺のプロのラッパ吹きに負けるはずが無い。

しかし、出せる音と言うと、話にならんのは一体どう言う事なのかじっくりかんがえる機会があったので研究したところ、唇の柔軟性が負けていると言うかんがえに行き着いた。

まずは、とにかく唇のケア、柔らかくすることで何でも出来る様になると結論づけた。

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