俺が前に買ったホールカットがこのAmazonで買ったフォックスセンスのホールカット
このデザインの靴がものすごく好きで、思わず買って大失敗した。
デザインは良かったのだが、なんせ革質が最悪で本革かと思ったらフェイクレザーだった。
実にディスプレイが汚くて、上に並んでいるアイコンの「革使用」でこれ牛革をアイコンにした判り易い表記だと思うのだが、よく見ると「一部分」って書いてあった。
ふっ...一部分って大部分の間違いだろう。
この靴の耐久性は一ヶ月で踵部分の縁の縫いが甘く、底がほつれてきて崩壊する。
こう言うAmazonにだいぶ授業料を払って革靴に目覚め、色々と調べたきっかけでもあった。
そして辿り付いたのは「日本製革靴販売株式会社」の靴だ。
これは、その日本製革靴販売株式会社の派性ブランドのRegal Walkerで出しているホールカットなんだが、足首周りのステッチが気に入らないのでいまいちなんだなぁ...
そしてこれが本家、日本製革靴販売株式会社のホールカット。
REGALブランドのホールカットでGORE-TEXで水も大丈夫な頑丈な靴でグッドイヤーウエルト式製法
この手前のグリーンが手に入らなくて、一件REGALのファクトリーショップで見つけたのだがサイズが小さすぎて普段26~26.5を履いているのだが、24は無理しても入らんかった...
この2色が俺の手持ちのREGALのW70B(ホールカットの型番)
これで一足3.6万円くらいしていたが、今は3.8万円くらいに上がっている様だ。
そして、虎視眈々と狙っているのはこのサントーニのホールカットでまともに買うと20万円近くする。
このブランドは、サントーニの委託販売なのか、製造販売なのかREGALがサントーニの日本での販売拠点になっていると思うのだが、この靴がREGAL ワークショップに流れていて半額以下で手に入る。
と言っても6万円するんだが、これが狙いではあるのだがイタリアブランドの靴はグットイヤーウエルト式製法では無く、マッケイ製法で雨が少ないんだろうな。イタリアは。
ちょっと気に入らないのがデザインで紐を通す穴が少ないが実際に店舗で触ったが質感は良かった。
ホールカットの何が良いって言うと、まぁ外羽根、内羽根、ホールカットと大きく3種類の形がある。
どちらかと言うとホールカットも内羽根の分類に入るのだが、内羽根とも違うわけで、履いた時の足にまとわりつくフィット感が凄く気持ち良いのだ。
靴下をはいてる感覚とでも言えば良いと思うが足の甲の部分の気持ち良さは履いてみないとわからないだろうと思う異次元のフィット感でシンプルなデザインながら1枚革のなせる技なんだろう。
まぁ牛さんの皮膚が足にまとわりつくわけで、牛さんありがとう。
これ、実はAmazonのフォックスセンスのホールカットも同じで履き心地は申し分無い。
ただ、素材と製法がちょっとなぁと思ったが、フォックスセンスの革靴を靴クリームで手入れして鏡面仕上げにするとそれなりに見えるのは間違いなく、雨用の革靴としてまだ廃棄してないのがあるので雨の日だけ履いている。
因みに俺が見たところフォックスセンスの靴は全部セメント製法でグッドイヤーウエルト式製法はまず1つも無いし、ちょっと高めのにひょっとするとマッケイ製法かなぁと言うのはあるかなぁとは思うが、どの靴にも製法表記が無いので全部セメント式だと思われる。
この製法の違いが靴では最も大事で、良く革靴は履き慣れると自分の足にフィットしてくると言うが、これはグッドイヤーウエルト式製法若しくはマッケイ製法の靴のことでセメント式の場合はこれは無い。
その理由は、糸でアッパーとソールを縫い付けている製法の場合、縫い合わせ部分がはいて行くうちに少し緩んで馴染んで来るのだが、セメント式の場合はガッチリと接着剤で貼り付けているのでこれがずれると接着が剥がれる事になり、その靴の寿命となる。
なので、セメント式が長持ちしないのはこのためで履いていくうちに接着が剥がれると靴底がアッパーと外れ穴が空いたりと言う事も起きてくるので長持ちしないのだ。
その場合、接着の取れた靴底を剥がしてもう一度張り直すと修理出来るが、接着剤がアッパーにべったりと付いているので、うまく剥がさないと破れてしまうので上手な修理屋さんを探すしかない。
よって、セメント式の靴では履いているうちに馴染むという事は無く、革が伸びるのか?伸びないと思うけど多少は良い感じに馴染むとは思うが基本的に履き心地は変わらず最初に履いた感じが最後まで続くのがこのセメント式の良い点でも悪い点でもあるのだろう。
だからセメント式の靴を買う場合は最初からフィットしている靴、サイズを選んで買うのがコツだ。
少し小さめとかを買って足にフィットするだろうと思うのは間違いで、その時既に靴の寿命と言える。
最後に変わり種のホールカットだが、真ん中がREGALとDESCENTEのコラボモデルの靴
製法はグッドイヤーウエルト式製法ではなくステッチダウン式でいわゆるマッケイ製法となっている。
これもホールカットではあるのだがサイズが大きすぎた感があって26.5なんだが26が良かった。
この靴はある意味長靴みたいな凄く艶のある革でゴム感があるが靴底にシャークソールを採用していて、とにかく歩きやすい。
シャークソールがこんなに歩きやすいとは思わなかったがとにかく歩きやすいが、この靴、一件ビジネス向きな感じではあるのだが敢えて仕事には履いて行ってない。
と言うのもサイズ感が大きくてスーツのそそからはみ出して、靴が主張しすぎるのだ。
なので、この靴はジーンズに裸足で履くのが良い感じで俺はそうしている。
靴にも色々種類があって、知ると面白くなってくるし、自分好みが見つかると更に加速する。
両端のスニーカーはREGAL製のスニーカーを買うのは初めてだったが流石に作りが良い。
右の青いのが最初にかったスニーカーで実はセメント式製法なんだがスニーカーはセメント式製法が殆どで修理は出来ないが、左のスニーカーはClassicデザインの復刻版スニーカーで、製法が面白い。
左のスニーカーは実はグッドイヤーウエルト式製法で更にセメント式で靴底を貼り付けている。
スニーカーでグッドイヤーウエルト式製法って逆に違和感があるが、革靴の様な履き心地とスニーカーの感覚がまだ慣れてないが履いていても高級感があって素敵な靴だ。
まぁ営業のサラリーマンだとなかなかREGALの靴ってわけにはいかないので、以前はAmazonにお世話になったが、その中でもフォックスセンスよりもリベラルの靴を良く買った。
俺が営業自分に履きつぶした履き捨ての靴がこのリベラルの靴でシンプルな内羽根ストレートチップで履き心地は悪く無いが、靴底の縁は以上に早い。
体重が重い人はなおさらでローテーションしていても3ヶ月持てば良いと言う感じで5千円を3ヶ月スパンだと結局1年4足の2万円コストがかかると計算していくと最初に3万、4万する靴を買っておくと言う考えに至り今はREGALのみ買うようにした。
例えREGALの靴であっても90kg越の体重の俺が履くと恐らく耐久性が酷い事になりかねないと考え頑張ってダイエットしているのだがなかなか体重は減らないので靴に負担かけっぱなしだ。
ただ、同じ安靴をAmazonで買うならこのリベラルにしておくと結構コストパフォーマンスも良くちゃんとPUレザーとウソも書いてないので割り切って履けるし、靴べらに靴袋も入っていて結構良い。
ただ、靴底は異常に柔らかいの体重次第だと思う。
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