今まではこのシリンダーがへたって伸縮しなくなったら買い換えしていたのだが、替え替えしたくなる程、生地もくたばってきていてそのタイミングと合致したので過去2脚ほど買い換えて今使っているのがゲーミングチェア3脚目なんだが、ゲーミングチェアとしてはかなりお買い得なタイプだった。
背面にもしっかり刺繍が施されていたり、オットマンって言うのか、ランバーサポートと言うのか椅子の下に収納出来て必要な時に引っ張りさすと足を伸ばすことも出来る機能性もあってコストパフォーマンスは非常に高いのだ。
今回、特質だったのはPUレザーなのにどこも剥がれていなくてある意味新品状態を保っている位へたって無くて綺麗すぎるほど耐久性が良かった点だ。
この手のPUレザーだとあちこち上がれて内張が出てきてしまったり、ペリペリ剥がれるのがオチだとおもっていたのだが、この椅子はまだまだ現役で使えるほど綺麗で耐久性においては中国製にしては珍しく外面はへたっていない。
しかし、使っているシリンダーが安物だったのか、いつの間にか上昇する事が無くストンと最下部まで落ちてしまって、これでは使っている机よりも低すぎてちょっと使えなくなってしまった。
そこで、新しいゲーミングチェアをとも思ったのだが余りにも綺麗な状態を維持しているので、へたったシリンダーだけを交換して見ることにした。
黒い部分のシリンダーの外径はみんな一緒だろうと勝手に思ってAmazonで適当に良さそうなのを選んでみたのだがピッタリで、前のよりも外側のシリンダーの長さが長くて一番短くしてもギリギリ使えない事も無い高さなのでまたへたってもしばらくは使えそうだ。
交換は簡単でシリンダーはネジ止めされているわけでも無くはめ殺しと言う事も無く引き抜いて差し替えるだけで良いので簡単ではある。
その際、椅子から本体は勝手に抜けたので今回、新しいシリンダーが来まで差し込んでいたら今度は抜けなくなって大変だった。
足の部分はゴムハンマーで足を何回も何回も叩いていたらスコッと抜けてくれた。
後は、椅子側にはまり込んだシリンダーが抜けなくなってしまったので、どうしたものか道具は限られているしと思って、取りあえずゴムハンマーでは無く鉄のハンマーでシリンダーを叩いて平らな部分をつくって、レンチで挟める様にしてくるっと回したらスコッとこれも抜けてくれた。
後は差し替えるだけなので組み立てる事も無く簡単なんだが、シリンダー交換は既に填まっているシリンダーを如何に抜くかがポイントで足はプラスチックなので鉄のハンマーだと割れてしまうのでそこに注意しなければならない。
後は、差し替えたところ左右のブレも無くしっかりと刺さって、元々このシリンダーがついていたのかと思うくらい良い感じに収まった。
これで、後数年は使えるが、そもそも椅子の外観がへたってないのは驚きで、使い方は今までと何ら変わりなく、新品の時にちょっと気を使った程度で、今はなんも、単なる椅子扱いなんだが肘掛けのどこも破れてないのはちょっと驚いている。
それに、ヘッドレストも常に汗とか油とかつくはずなんだがこれも大丈夫で、この生地かなり優秀
ゲーミングチェアは大体2万円位が相場だなぁと思っていたのに、このコスパは最高だ。
あっそうそう、今までのいすと何が違うかと言うと、今まではPUレザーと一部布生地でのデザインだったが、この椅子は全面PUレザーであえてそれを選択したのが良かったのかも知れない。
一部布があると、風呂上がりにそのまま座ったりしていたので、水がしみこんだりしてヘタリが内部から侵食してくるんだろうと思うが、PUレザーの場合、しみこまないんかなぁ?
この辺の要因はわからないが、いつも通り、本人が使い続けてそうそう使い方坐り方が変わるわけでも無く、体重がちょっと増えたくらいだ。
令和5年は元旦早々、椅子の修理から始まった。
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