銅製のヒートシンクを検証

CPU側のM.2スロットは邪魔が無いので10mmのヒートシンクを装着して、PCIe×16のレーンにPCIe×4のM.2拡張ボードを挿してM.2SSDを装着し、こちらも邪魔が無いので10mmと同じ物を装着した。

そして、問題のグラボのしたに半分隠れるM.2SSDに6mmのマス目上のヒートシンクを装着してみた。

この時、最初はサーマルシートで挟んでいたのだが、サーマルシートだと銅の良さが生かせない様で3度くらいは下がる物の思った程下がらず、グラボのしたにあるM.2SSDの温度は40度行くか行かないかと言った感じで対したこと無いなぁと思っていた。

そこで、サーマルシートの熱伝導が6W/MKと言う数値で良いかなぁと思ったのだが、サーマルシートのこの数値はどうもうさんくさいので、M.2SSDのヒートシンクをCPUグリスを使えば銅の良さが生かせて普通に冷えると考えて、サーマルシートをやめてCPUグリスを使って見た。

ここで、失敗した事があって、ヒートシンクは銅なので、電気をバリバリ通す素材なので、グリスを使う場合、M.2SSDの剥き出しの部品に接触してしまうとショートしてしまいPCで認識し無くなると言う事があった。

最初、グリスのはみ出た分で設定を汚したのかとも思ったが、よくよく見ると、銅のヒートシンクがM.2の上の抵抗かコンデンサか良く解ってないが、接点部分に触れているので通電している状態ではないかと思ったので、サーマルシートを小さく切って、設定が剥き出しの部分をカバーするようにしてからセットしたらちゃんと認識してくれたので、ちょっと気をつけないと駄目だ。

なかなか認識する原因が解消出来ずにちょっとやってしまったかなぁなんてブルーになってしまい、折角構築した環境がまた駄目になると思ったが、気づいて接点と銅のヒートシンクがあたる部分をカバーしたら今まで通り認識してくれてホッとした。

結構頑丈だったので助かった。

そして、結論はグラボの下のM.2SSDの通常時の安定温度が31度程度に収まるようになった。

この時のグラボのコアの温度は38度~40度くらいなんだが、前は通常時の温度はグラボのコアの温度にシンクロするかの如く41度辺りで推移していて、ゲーム等の負荷をグラボにかけるとグラボの温度は70度近く上ると、連動して50度辺りまで上昇していた。

まぁ50度なら十分安定温度ではあるのだが、ヒートシンクを銅にしてこれではなんとも変えた意味が無いので、こういうのは俺にはストレスでしか無い。

そして、M.2SSDのヒートシンクをCPUグリスをつかった場合の情報を探してみたのだが、全く情報が無く、これは自分でやって見るしか無いと思ってやって、結果、上手く想定通り31度辺りまで下がる事がわかって、納得出来た。

それにしても、実に焦って、折角上手いこと貼り付けていた2cmFANを外してしまったので、FANがあったらもう少し下がったのかもしれないが、FAN無しでグラボの下のM.2SSDが31度辺りなので取りあえずFAN無しで運用してもなんら問題はなくなった。

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