YAMAHAとBachの違い


これはYAMAHAのトランペット製造工程なんだけど、工業製品として如何にコストをかけずに高品質の物を作ろうとしているのかがうかがい知れる。

そしてこれがBachの製造工程なんだが、殆どの工程を手作業で行っていて手作り感がありありで職人技で作っている様に思える。

基本的な製造工程は同じだが、YAMAHAは品質を維持しつつ合理的にどんどんコストを下げる方法を見つけ進化している様だが、Bachは昔ながらの製造工程、匠の技を大事にしている様な作り方をしている。

ただ、俺が注目して見たのは、半田付けの荒さやシリンダーの製造工程でこの辺はYAMAHAが機械的に製造しているのにBachはあくまでも手作り感があって、品質がバラ付きそうな気がする。

それぞれ、あんな複雑な形状を見事に製造しているので凄いなぁとは思うのだが、価格的にBachが合理性を出せばもっと安く製造出来るはずだが匠の人件費に対する対価の様な気がしてならない。

YAMAHAとBachの同じ価格帯のラッパを比較した場合、品質面から断然YAMAHAの方が品質が良いように思う。

ただ、最終的には値段云々では無く楽器なので音色がどうかと言う事で好みが分かれるだろうが、IT屋としてはどうしても合理性を重視する癖があって、同じ価格帯ならより品質の良いモノを選んでしまうわけで、30万円前後のYAMAHAのラッパを買おうと思うとBachだと4,50万円位の価格帯のものになるのでは無いかと言う気がする。

何れにしてもBachの場合、試奏しないと当たり外れが有りそうなので買うのに躊躇してしまう感じがして、YAMAHAの場合はどれでも良いかって感じでカジュアルに買えるかなぁと思っている。

今所属しているビッグバンドの先生もBachじゃ無くてシルキーを使っていてどちらかと言うとYAMAHA派なので音色の好みが同じで仲良くさせてもらっている。

Bachはほぼ1枚取だろうから、叩いて叩いて金属の組成で大きめの分子と小さめの分子が複雑に混ざり合って独特の音色に繋がっているし、YAMAHAはコスト面で2枚取が主流でこれもまた音色の違いがあって面白い。

1枚取の場合は、金属を叩いて叩いて叩く回数が多いほどいい音になるんだそうで、この辺が職人の気分でバラ付きそうなところになっていると思うのだが、2枚取の場合は、ベル部分と胴体の部分を分離して製造するので分子が揃っているので製造ロットで音色が変わるとかのバラツキはかなり押さえられている様だが、この辺も好みで分かれる所なんだろうな。

しかし、どちらもトランペットの製造って手間がかかっていて大変だなぁ。手作りすげー!

ただ、製造工程をこの動画で見る限りではYAMAHAの方が安心して見ていられる。