最高に上手く行った改造キューブ

この手のキューブは問答無用に好物な俺は買った物の、磁石が無いので磁石内蔵してないキューブに好きな磁力の磁石を仕込んで改造するクセがある。

この丸く見えるのが内蔵した磁石なんだが、綺麗にキューブの角に配置出来て、とても良い感じに回せる様になったが、マーブルキューブは指のあたる部分に丁度マーブルが来るのでそれがちょっと回しにくく感じるが、まぁそれはそういうキューブなのでしょうがない。

しかし、半透明材質のプラスチックはゼリーキューブもそうだしクリアーキューブもそうだが、非常に回し心地が良くてどのキューブも指が喜ぶ感じがあって良い。

ただ、このキューブは製造時の金型にガタが有って、接合部分ではない平面に段差が出来ていて、これは昔金型を扱っていたのでよく知っているが、金型でこの形を作る場合、鉄を彫り込むのでは無く周りからパーツを組み合わせてキューブの形状を作るわけだが、そのパーツ同士に隙間があると段差が出来てしまう。

そして、そのパーツをネジ止めしているわけだが、このネジが緩んでも隙間が出来るので、成形時に隙間に樹脂が流れ込んで段差が出来る。

通常はバリ程度で済むのだが、このキューブはバリを通り越して完全に金型のガタでエッジキューブの平らな部分に段差が出来ていた。

これが、回す際に必ずひっかかってガチガチと言う感じでひっかかるため、質の悪いキューブ化していた。

ただ、この状態は修復可能だったので、分解してエッジキューブの段差を全部削り取って平らにして滑りを良くしたのでひっかからずに普通に回せる様になった。

そうなると、半透明な材質が通常のプラスチックよりもほのかに柔らかくて滑りが良いのだ。

後は、磁石がしっかり効いているのでかなり回しやすくなった。

そして、この鉄キューブなんだが、分解出来ないかと思って色々やってみると単にはめ込んであるだけで分解は可能だったが、全部分解するには結構骨が折れるので今はそんな気分では無いのでそっとインオペした。

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