線香と香

昔、インセンスと言う事で、インド系になるのか、身の詰まったとんがりコーンみたいな形のものや長めの線香花火みたいなインセンスをたいていたことはあるのだが、和の香は焚いたことが無かった。

当然、祇園にもインセンスもあるが、やはり和の香りが祇園には良いと思った。

そこで、桐の箱に入った「麝香」いわゆる、ムスクの香りも良かったのだが「よざくら」と言う香も大変お気に入りになって好んで焚くようになった。

ただ、そうそう安くはなく、よざくらも50本入りで1600円ほどする1本30円少々って感じ

そこで、普段は線香で誤魔化そうと高野山の線香を仕入れてみたのだが、確かに白檀の要素はあるものの、線香なので仏壇の辺りに漂う香りは否めない。

そして煙の少ないと言う亀山ローソクのコレもかなり安い線香なんだが、結構上品な香りで、高野山のこれでもどうだ的な仏壇の香りよりは若干、香に近い雰囲気が香る線香も悪くは無い。

これで、線香を漂わせた後、香を焚くとより引き立つ香りのブレンドが楽しめる様になった。

香水もそうだが香りは結構ブレンドされていて、色々な香りを1つのパッケージにしているわけで、香も線香や香をブレンドするとより自分好みの香りを楽しむ事ができる。

匂過敏症なので、今だとまぁ酸っぱい汗の匂がバスでも充満する様になって、はきそうになる時もあるのだが、自分でそういう匂気にならないんだろうか。

部屋干し臭とかダブルパンチでかなり俺には過ごしにくいシーズンに突入して行くわけだが、香の匂でなんとか耐えきるしかない。

匂というのは、目をつぶっていても誰が来たか解るくらい犬みたいな嗅覚でタバコをやめた頃から徐々に匂を敏感に感じる様になってしまい、休憩後のタバコの匂とか、待ちを歩いていると唐突に副流煙の匂がするかと思ったら前でタバコ吸っているオッサンがいたりするので避けて通るが、タバコの匂は避け切れず息を止めて通り過ぎている。

俺も10年ほど前はガツガツセブンスターをすっていたので大声で言えないが、タバコをやめた人は匂過敏症になったりしないんだろうか。

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