そして、プラスチックのトランペット

これ、ニューバージョンのプラスチックトランペットのpTrampet

はっきり言っておもちゃだと思っていたし、プラスチックでトランペットの音が出るのかすごく興味があった。

見た目はラッカーモデルの普通のトランペットと見まごうほどプラスチック感からはほど遠くまず、メタルのトランペットと並べても遜色は無い。

実は、今日Queen Brassのhinoモデルを試奏しにいって、今で使っていたYTR-739Tとのお別れの時を迎えた訳だが、2本とも下取りに出してしまうと手持ちの楽器が無くなってしまう。

hinoモデルは23万円もの大金を用意しないと手に入らないので、月曜日に持ち越したが、下取りに出した2本はそまま店に渡してしまうと練習の時に吹く楽器が無くなってしまう。

なので、Playtechの198で買ったフリューゲルホルンかスライドトランペットしか無いのでフリューゲルホルンをトランペット代わりに使う事にしていた。

ところが令和対応で予定外の上乗せが出来たのでその空白の数日、プラスチックトランペットを使ってみる事にした。

実は、今日はBACHのストラディバリウスとQueen Brassのhinoモデルを試奏させてもらって、最終的にhinoモデルにしたのだが、さすがにストラディバリウスとhinoモデルの差額は10万あって、音の違いをじっくりと試奏して見て決めたのだ。

左からBACHのストラディバリウス32万円とQueen Brass hino モデルヘビーウェイトとライトウェイト23万円なんだが、このさ10万円ほど有るが、この10万円の差を試奏してじっくりと体験さえてもらったのだ。

はっきり言って、今まで嫌いだったBACHのトランペットを吹くなど俺自信のポリシー違反だが、まぁそこはご愛敬と言うことで吹いてみたら、なんとハイBがあっさり軽く演奏レベルで出せるではないか。

今までのしんどさはどこに行ったんだと言うくらいあっさりとハイトーンバリバリに演奏出来る楽器を手にし、かなり驚いたのと同時に、今までよほどしんどい楽器で同じ音域にチャレンジていたかと思うと、楽器本来のポテンシャルに驚きを隠せなかった。

このトランペットってなんて吹きやすいことか!

それと同時に、音量も爆発レベルからとにかくコントロールしやすく、こんな楽器を吹かず嫌いだったなんて今までの人生を否定する様なくらい感動してしまった。

しかし、本命はQueen Brassのhinoモデルなのでまずはヘビーウェイトモデルを試奏してみたのだが、最初に吹いたストラドバリウスには遠く及ばず(遠くでも無いかな)10万の差をじっくりと味わった。

さらに、ライトウェイトモデルも同じレベルで試奏したのだが、これは素人目に見てもいまいち駄目で、プラスチックトランペットの方がましだなぁと思える程音が安っぽいというかペラペラというか、同じhinoモデルなのか?と思うほど100gの差しか無いのに響かない。

ここで、Queen brassのライトウェイトモデルは排除して、ストラドバリウスとヘビーウェイトモデルの比較に専念した。

ここで、手持ちのマウスピースを全部持って行ったのだが、一つ感じたのは、BACHのストラドバリウスは楽器のポテンシャルが高すぎてマウスピースを変えたくらいではその音色や音域を変えることが出来ず、とにかく楽器の鳴りに従うしか無いほど、また、従うことで本来の性能以上のうまくなった感を味わうことが出来た。

ところが面白いことに、Queen Brass のhinoヘビーウェイトモデルはマウスピースを替える事に、そのマウスピースの音色に忠実に変化してくれ、頭に描いた音色で演奏する従順な楽器だと言うことがよくわかった。

フリューゲルホルンのマウスピースにするときれいにメローな音を響かせ、ハイトーン用のマウスピースに変えるとマウスピースなりの音域で音が忠実に変わってくれたのだ。

さすがにストラドバリウスと比較するのもおこがましいが、ハイトーンはそれなりにあたりはするが。今まで練習をきっちりとやってきたおかげで頑張れば出た。

ただ、ストラドバリウスほど楽に出すことは試奏の段階ではわからなかったが、とにかくマウスピースの変化に敏感でこれはストラドバリウスでは味わえない特徴に感じた。

その特徴を踏まえつつ、しばらく同じ演奏を繰り返し試奏したが。ストラドバリウスの楽器が引っ張ってくれる楽さと、演奏することを意識しないと楽器のポテンシャルを引き出せない難しさはあるものの音の鳴りという点では宣伝文句通りでhinoモデルも侮れなかった。

最終的にこの2本を徹底的に試奏しまくってだした結論はhinoモデルだった。

まず、演奏のしやすさの点ではストラドバリウスにかなう楽器があるのか想像が付かないほど、軽くハイトーン領域まで素直に演奏出来て、課題曲のシング×3も原曲キーでソロが演奏できてしまうのだ。(まだ完璧じゃ無いけど)

これと同じ事をhinoモデルでやっても、前の739Tよりは楽になったものの、それでもそれなりに意識して頑張ればハイトーンを出すことは案外いけそうな気がした。

しかし、しっかりとした音はストラドバリウスとは違ったヘビータイプならではの音色を響かせる事ができたのだ。

そして手持ちのマウスピースを色々と差し替え演奏してみて、ストドバリウスは楽器本来のポテンシャルに牽引される感じで、楽器に導かた様な吹奏感で、マウスピースを変えても違いはあまり関係なく、とにかく良くなると言うのはこういうことかと納得せざるを得ない楽器で、世間的にスタンダードだと言われているのを実感した。

しかし、最終結論として、楽器の性能に頼るのでは無く自分のだしたい音色が当てられるかと言う基準で、hinoモデルに軍配を上げる事にした。

もちろんあと10万予算を追加出来ればストラドバリウスに傾いたかもしれないが、予算もさる事ながら、一応、BACHを購入する事も想定して予算は上げていたが、なによりも自分の吹奏感を楽しむか、楽器の性能を楽しむのかでまだ迷いは払拭出来なかった。

時間は大丈夫との事だったのでさんざん試奏して予定のhinoモデルに決めたが、当初ライトウェイトモデルを想定していたが、ヘビーモデルとの吹奏感の違いに、ネットで見つけた記事とは全く異なり、実際に試奏して俺が選定して自分選定モデルとしてhinoモデルヘビーウェイト仕様に確定した。

まぁとにかくすべての面で、ストラドバリウスの素晴らしさは感じたが、なぜか楽器に演奏させられている感が強く、この楽器なら今の俺のレベルでも簡単にハイノート音域を吹くことができてしまうが、これは、あくまでも楽器の性能であって、自分が上手くなった訳ではないし、これで上手くなったとしても他の楽器を今度は演奏出来なくなる気がして、高級料理だけしか口にしないセレブかぶれみたいな感じがするのがイヤだった。

これだな!BACH吹いているやつが自分の楽器以外を否定する理由がわかった。

俺は高級料理も食べるしカップラーメンも好きなのでpTrumpetも好きで吹きたいし、Queen Brassの楽器も好きで吹きたいわけだが、ストラドバリウスで上手くなっても他の楽器が使いこなせなくなる様に思った。

その逆もしかりで、ストラドバリウス以外の楽器で練習して上手くなれればストラドバリウス持ったらもっと上手くなれるとも思ったのだ。

そしてhinoモデルも日野さんの当初の設計通りなのはヘビーウェイトモデルなわけで、hinoの看板をしょっているし、マウスピースの違いに敏感に反応してくれるフィーリングはとても小気味よい感じがして好きな吹奏感だ。

しっかし、ストラドバリウス使っているトランペッターてずるよなぁ。

なので非常に迷ったが自分本位に演奏出来るか、楽器に引っ張ってもらって演奏出来るかと言う目線で選択した場合、プロ目指しているわけでも無くあくまでも素人ボランティアとして老人ホームでの演奏が中心で、曲の種類も演歌、懐メロ、ニューミュージック、や時々ジャズなどの演奏楽曲がバラエティー豊富に対応出来ると思ったのがhinoモデルなのだ。

そんな中、プラスチックトランペットのポテンシャルも侮る事が出来ず、下取りに出した2本と交換してもらうことが出来たのはラッキー、非常にお得感を味わえた。

そしてプラスチックトランペットでも十分演奏に耐えうる事も確信できた。

新規なので掃除の為に分解してみたが、バルブは金属とプラスチックで出来ていてまだ馴染んでないので滑りの良いオイルをつけてならしている。(Superlight系の薄いのが良いかも)

ただ色々といじっていて致命的な問題があることが判明した。

ここがチューニング部分だがチューニングスライド、リバース管でラウンド型支柱ありと言うところまでは良いのだが、このチューニング部分が短すぎるのだ。

この短さで3cm無くて2.8cm位だ。

大体、1cm~2cmの範囲内でチューニングするとして2cm出してしまうと8mmでチューニング管を支えなければならず、プラスチックなので緩んでガタガタしてそのままでは落下するという致命的な欠陥があった。(実際に落下してしまった)

これ、試奏したとき気づかなかったが可動部はチェックが必要だった。

なので、チューニング出来ないと合奏するときピッチが合わなくなるのでこれがヤバい。

とりあえず、スライドストッパーのゴムがあるのでそれを支柱に取り付け引っかけて落下しない様にして、黒い部分にセロテープを巻いて完全に戻らないようにして合わせてなんとかいけそうだ。

チューニング管と本体との隙間はティッシュ1枚も入らないぴったりサイズなので、何かを挟み込んで止めると言うことが出来ず、戻らないようにロックをかける止め方がベストだろう。

それとチューニング管を出すと少しガタつくので落ちない工夫は必須だ。

これは、ちょっと頂けない物理的な欠陥、設計ミスだな。

まぁしかたがないけどチューニング管がまともだったら、吹奏楽で使っても問題ないレベルだが、もったいない。

プラスチックトランペットの情報でそんなの見つけられなかったから、誰も合奏で使う人はいないと言う代物で、おもちゃ扱いなんだろうな。(でもこの機種は発売されたばっかりで情報がなかったイギリスのHyTech製だ)

結論としてプラスチックトランペットは合奏ではチューニング管が短過ぎてトランペットの形をしたプラスチックゴミとなる。

ソロで演奏に使う位が関の山な楽器でおもちゃ屋さんで売るべき楽器だとも思った。

楽器屋に並べたければ、チューニング管をもっと長くしてせめて10cm位にするべきだ。

実に残念

苦肉の策でpTrumpetをチューニング出来る様にしてみた。

3番スライド用のゴムバンドがあるので、それを支柱に巻き付けて2番管に引っかけ手前に引くようにした。

このままだとチューニング管が本体にすっぽり戻ってしまうので、チューニング管の黒い部分にセロテープを巻き付けてチューニングする。

セロテープなので手前に強く押し込んで微調整が出来るのでこれでチューニング管が落下せず目的を果たす事が出来たので、今日練習で使ってみたがまぁ合奏は出来た。

プラスチックの音色なので結構独特ではありつつ、トランペットの音として受け入れられるし、結構、この音色気に入っていてアニメとかの曲には邪魔しない気がする。

最も、雪の華とかバラード系の曲でもプラスチックの響きって俺は気に入っている。

前に買ったPlaytechのフリューゲルホルンなんかよりも音はずっと良いと思う。

他が完璧なだけにこのチューニング管の短さが残念で仕方が無い詐欺楽器なんだが、ほんと、あと5cmほど長ければなぁ...

この楽器の設計者、トランペット知らないんだろうな。

プラスチック製楽器製造のノウハウを生かし、一部金属を使ったハイブリット楽器と言ううたい文句らしいのだが、チューニングしないなら良いけどね。

それとpTrampetのダメダメな情報をまた見つけたのだが、これ新品なんだけどスプリングの長さが違う!!

スプリングはよく見ると樽形のXOのスプリングの様でこれは良い感じのスプリングを使っていると思ったのもつかの間、動きの悪いバルブを分解してみたのだが、なんとバネが手で伸ばして有ったのだ。

一応、品質チェックを行って、動きの悪いピストンのバネを手で伸ばしたバネで強く動く様にして製品として出荷している様だ。

このあたりプラスチックなのでしょうがないとは思うのだが、プラスチックだからなおさら中を磨いて動きをよくするべきでバネを手で伸ばすって...

これではっきりしたが、このメーカートランペットなめてるな。

これだけひどいので一応初期不良として購入店に連絡して購入店も私の説明に納得したようで、と言うかこれだけ証拠を見せたのでごまかすことは出来なかったはずだ。

まぁメーカーに言ったところで「そんなもん」ですと言う回答しか得られないのは予想できるが、それならpTrumpetをさも、普通のトランペットの如く宣伝するなと言いたい。

確かに好みの音でプラスチック感は否めないが、それがメタルの楽器には出せないプラスチックトランペットの音色だし、別に悪くないと思うわけで、アニメソングなんかもって来いだ。

しかし、チューニングして演奏するとチューニング管が落下する。

バルブの動きが悪いのをスプリングを伸ばしてごまかしていると言う悪質な2点は頂けない。

購入店はメーカーに何本か入れて、品質チェックをして交換する事を検討してくれているみたいで、なかなか親切に対応してくれていて好感が持てるので期待している。

実は、今回トランペットを試奏する際、俺自体安い買い物じゃないので色々と市場調査をするし、同フランチャイズの別の店にも行って価格を把握していたわけだが、当初、定価に近いレベルで俺に提示したので、同じグループ店でそこでも対応してもらっている事を言っているにもかかわらず、そんな事するのかと言うことで店長呼んで懇々と人をだますような事をするのか、それなら同じ楽器だしそちらの店舗のものを買いに行くと突っ込んで客からすれば同じ看板なんだからどこで買っても同じだと思っているし、看板が同じなら同じ金額だとも思うのにもかかわらず金額が違うと言うのはどういうことだと突っ込み放題で客からしてみればその店に行けば手に入る量産品なわけで別に困ることは無いわけだ。

と言うドラマがあったのでかなり優位に話をするめる事が出来て、その店よりもさらに安い金額を提示してきたので受け入れた。

ネット通販で買うよりも安くしてくれたので言ってみるもんだなぁ(まぁ直感で、高めの金額を言われる気がしてあえて写メを撮っていたわけなんだけどね)

まぁそんな事があって良い関係と俺が勝手に思っているだけかもしれないが、対応はとても良くしてくれる様になったのはありがたい。

まぁ店からすれば迷惑な面倒くさい客だと思っているだろうが、ここは理不尽な事を言わない限り突っ込まれることがないわけで、コンセンサスをとりながら話をつけるのは得意なので、自分に関わる事はサイコパス的に考えるので俺ってイヤな客なんだろうなと思う。

だって、俺が店員で俺みたいな客が来たらイヤだもんな。わかるわかる。