一太郎2022 四十周年記念バージョン

まぁアップデートする気はなかったのだが予約した。

一太郎は非常に完成度も高くWORDはほぼ使ったことが無いので好きなレイアウトで何か文章を作ろうと思うと一太郎必須になってしまっているのだが、WORDは仕事上一応Office365なのだが、使うのはOneDrive、Excel、PowerPointにたまにAccessとOneNoteに限定されている。

Wordはほぼ俺は使わないのだが明確な理由があって、Wordの開発元はマイクロソフトであって、英語圏のソフトウェアなので、ベースはタイプライターだ。

一太郎は日本生まれで大昔にあったワープロからの派性で一太郎のベースはワープロだ。

この違いが理解出来ないとそれぞれのソフトを使いこなす事は出来ないわけだが、タイプライターがベースのWordの設計概念は文字を入力して改行と言うシンプルな使い方で書出しから書き終わりまでカーソルを戻して書き直すとか好きな位置から書き始める概念が無い。

一太郎はワープロベースなので用紙の好きな位置にカーソルを持って行きそこから文字を書き始める事が出来る。

これがベースで大きな基本設計の違いとなっている。

故にこの特性を知っておくといらいらする事無くスムーズに文章を作成する事が出来るが日本人の感覚でワープロ感覚のママWordを使うから色々と操作マニュアルが必要になっていてサルでもわかるシリーズなんて本が重宝されていると言うわけだが一太郎はサルでもわかるシリーズ等の使いこなし本はほぼ見つからないだろう。

根本のユーザ数が少ないと言うレア感もさることながら、文章を作るのは一太郎に叶うツールは1つも無い。

そういうポイントともう一つATOKがあるが、ATOKが最初に開発されて当時はWXGだったかなんかIMEもいくつか選ぶ事ができたが、バージョン1からATOKを使っている身としては他のIMEにはあまり興味が無い。

今となっては電子辞書の搭載でなんとまぁ使いやすいIMEに進化した事か驚くべき進化で、入力速度もPCの性能アップに伴いなんらMS-IMEにはひけをとらないわけでスマホもPCも全部ATOKだ。

そして、ATOKの進化を吸収するために一太郎のバージョンアップを行っていたわけだ。

しかし、ATOKもATOK Passportでサブスクリプションになってわかったが、一太郎のアップデートはもう完成度もたかく仕上がっているのでATOKの変換効率だけを求めれば良い。

ついでに花子も秀逸で花子の様なツールは無く、自治会の新聞担当で新聞を作成させられているが、ずーっと花子で作っている。

今回の一太郎2022のアップデートでは大した機能アップは無くオマケのフォントくらいなもので、電子辞書も一通り追加している俺には付属の電子辞書要らない分安くして欲しいと思うくらい代わり映えしない。

ただ、同じ同業として40周年記念版ージョンと書いてあるとアップデートしないわけにもいかないなぁと寄付的な意味合いでアップデートを予約した。

まぁ初めて買う人なら大辞泉とかあるとすっごく便利だが、既に導入済みだし、他にも広辞苑第7版、医療辞書、英和、和英など必要な辞書はATOKに追加済でもうこれ以上追加出来ません状態なので要らないのだ。

無いものは凸版文久体五書体とフォントワークスの7書体に詠太の読み上げレベルアップを期待するのと花子のパーツの追加くらいな物だろうな。

特にいま不足していると思っている機能も無く実に俺の使い方にマッチしていて何がアップデートしたのか良くわかってない。

開発側としては色々と新しい試みで開発するんだろうが、俺に言わせれば既存の機能のブラッシュアップをお願いしたい。

例えば良く使う機能にPOP文字と言うのがあるのだが、これは非常に秀逸なフォント加工ツールで単体でも販売出来るレベルのツールなのだが、ちと動きが重い。

編集からPOPツールに以降する際の画面遷移が俺のハイスペックPCでも気になる重さなのでこういうのを改善してくれるだけで良いのになぁと思う。

まぁ一度このPOP文字を使ってしまうともう他の、特にWordなど使う気にもなれなくなるだろうと思う。

花子も使いこなしてしまうと画像ツールは花子で十分だと思ってしまうだろう。

俺も仕事柄PhotoshopやIllustratorなども使うと言うか、データを開くのに入れているが、普段は殆ど使わない。

まぁそういう意味で一通り使っている中で、一太郎があれば他のツールは要らないのだが、実はそれなりにPCスキルが必要で、互換性を担保するにはそれなりのスキルが要ることになる。

ここが拡がらないボトルネックになっているのだが、これを改善するのは色々な意味で無理だな。

なので、レア感が好きな俺にとってはこの状況でも構いはしないが、ジャストシステム的には存続を掛けて色々頑張っているだろうから40周年記念おめでとうの気持ちを込めてアップデート予約しましたよ。

以上

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