革靴で今更ながら気がついた事

俺がこよなくお気に入りのREGALと言う靴メーカー

REGALと言う社名になる前は日本製革靴と言う社名だったのがREGALの版権を買ってREGALと言う社名に変わったわけだ。

そもそもメイドインジャパンだったと言う訳で、これは後から知ってメイドインジャパンに拘ったわけではないが自然と選択していたのがREGALだった。

そのREGALの革靴を履いていて、ここ最近はレースアップスニーカーとかカジュアルな靴もABCマートに行かずにREGALで買うようになった。

それ以前は、革靴もAmazonで5千円もすれば高ぇなぁなんて思っていたくらい靴に頓着はななかったが、安い革靴を買っている認識はあったので、毎日同じ靴を履くことはなかった。

なので安い革靴も5足以上を使い回していたのだが、どうにも履き心地と言うか、靴底が薄いもの、靴底で路面を感じる靴ばかりで今となってはこれが安物の靴の履き心地なんだと言うのがわかったのだが、発泡酒ばっかり飲んでいるとビールって発泡酒でいいやなんて思う時、たまにビールを飲むと余りの違いにやっぱビールの方が美味いなぁと思ったりするのと同じで、安物の靴ばっかり履いていると良い靴を履く機会が極端に減り、歩けりゃ良いじゃんとなっていた。

ただ、毎日日替わりで履き替えていたのでMAXで革靴だけでも10足はあったと思う。

中には2千円代の革靴を試しにかったりと色々履きつぶしたがその全てが修理すると元の価格より高くつくので、修理など全く考慮せずかかとが減れば新しい安いものをあさっていた。

ただ、安い革靴は見てくれは良くても内側とか靴底がとにかくちゃっちい見えない部分はとにかくコストを落とすと言う方針で作られているのかと思うほど靴底が薄い物ばかりだった。

これを補うのに、インソールを入れる事で履き心地など満足のいく靴に仕上げていたことになる。

なので、安い靴でもそれなりに良い感じに履いていて、それも日替わりで履いているので良い状態を維持して履けていたが、靴底自体の安っぽさは否めないので何故か直ぐにかかとがすり減ってみっともない状態になってしまっていた。

そこで、俺も50代でいつまでも高校生みたいな靴は履いてられないと思って、ここは思い切って昔からしっていたREGALで靴を買ってみることにした。

当然、履き心地、見た目、重さ、存在感など安物の革靴と明らかに違うと言う事を痛感したにもかかわらず、監修でREGALの靴にもインソールを入れてしまっていたのだ。

インソールを入れるとちょっと履き心地がキツくなって紐を緩めて履いても歩く時の踵の抜け感に違和感があったがそれは今までの安靴の同じ様な感じだったのでこんなもんだろうと思っていた。

しかし、REGALの靴情報を見ているとインソールも含めて靴を製造していると言うのと、グッドイヤーウエルト式製法の質実剛健な作りで確りとした靴底が使われているので、今までの慣習を断ち切りインソール無しで履いてみたわけだ。

すると、どうだろう、靴の性質が変わったというかREGAL本来の履き心地、歩き心地を感じとる事ができて、はっと気がついた。

そうか、靴を作るという事はこういうことなのかと改めて思ったわけだ。

REGALの靴にインソールは必要なかったし、無くても確りとした靴底なのでなんら違和感無く履ける履き心地を感じ取れて、今までなんて事をしていたんだと反省

そうかインソールは特に必要無いんだなぁと思って安靴のインソールも外して見たのだが、まぁ靴底の薄さを感じて安靴にはインソールが必要だとも改めて思った次第だ。

履いた靴にインソールを入れたくなるかならないかでも靴の性能が良くわかる事に今更ながら気がついた日だった。

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